ウェリントン・リージョナル・スタジアム
ウェリントン・リージョナル・スタジアム (Wellington Regional Stadium) は、ニュージーランド北島ウェリントンにある競技場。ネーミングライツにより、2020年からスカイ・スタジアム(Sky Stadium)と称する。丸い金属質の外観から、ケーキを焼くための金属型を意味する「Cake Tin」という愛称がつく[1]。
ウェリントン・リージョナル・スタジアム スカイ・スタジアム The Cake Tin | |
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施設情報 | |
所在地 | ウェリントン |
位置 | 南緯41度16分23秒 東経174度47分9秒 / 南緯41.27306度 東経174.78583度座標: 南緯41度16分23秒 東経174度47分9秒 / 南緯41.27306度 東経174.78583度 |
起工 | 1998年3月12日 |
開場 | 2000年1月3日 |
所有者 | ウェリントン・リージョナル・スタジアム・トラスト |
運用者 | ウェリントン・リージョナル・スタジアム・トラスト |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 235×185 m |
建設費 | 1億3千万ニュージーランドドル |
設計者 |
Architecture Warren & Mahoney Ltd POPULOUS (then Bligh Lobb Sports Architecture) |
建設者 | Beca Carter Hollings & Ferner Ltd |
旧称 | |
ウエストパックトラスト・スタジアム(2000–2002) ウエストパック・スタジアム(2002–2019) | |
使用チーム、大会 | |
ハリケーンズ (スーパーラグビー) (2000- ) ウェリントン・フェニックスFC (Aリーグ) (2008-) ウェリントン・フェニックスFC・リザーブズ(ニュージーランド・フットボールチャンピオンシップ) (2014-) ウェリントン・ライオンズ (エアニュージーランドカップ) ウェリントン・ファイヤーバード (ニュージーランド・クリケット) サッカーニュージーランド代表 2015 FIFA U-20ワールドカップ 2023 FIFA女子ワールドカップ | |
収容人員 | |
34,500人 |
概要
編集1999年に建設され2000年より利用が開始された、15,050平米 (m2)の競技場。それまでウェリントンの代表的な競技場として使用されたアスレチック・パークに代わる競技場として設立される。
座席数は34,500席。補助席を使用し最大40,000席まで拡張できる。ニュージーランドのプロサッカークラブ・ウェリントン・フェニックスFCの本拠地(トップチームはオーストラリアリーグ<Aリーグ>、リザーブリーグは2014年度からニュージーランド・フットボールチャンピオンシップにそれぞれ加盟)であり、ウェリントンラグビー協会 (エアニュージーランドカップ) 、スーパーラグビーハリケーンズ、ウェリントンクリケット協会所属のウェリントン・ファイヤーバードの本拠地である。ラグビー・ラグビーリーグ・クリケット・陸上競技・コンサート会場・各種催事会場としても利用される。
オーストラリア系の金融機関ウエストパック銀行グループが命名権を取得しているため、競技場名にウエストパックの名がついている。2001年 - 2002年シーズンまで、ウエストパック・トラスト・スタジアムと呼ばれその後ウエストパック・スタジアムへ変更された。2020年よりen:Sky (New Zealand)によりスカイ・スタジアムという名称となる。
ウェリントンのウォーターフロントに建設され交通の利便性を重視した競技場。ウェリントン駅に隣接しているため駅より直結した歩道が設計されている。
競技場内に、オタゴ大学スタジアムセンターが併設され、オタゴ大学医学部ウェリントンキャンパスとしても使用されている。
ギャラリー
編集脚注
編集- ^ JOHNSTONE, By DUNCAN (2009年10月28日). “'Cake Tin' rated NZ's best sports venue” (英語). Stuff. 2023年6月20日閲覧。