ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック
『ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』（West Side Story）は、ミュージカル劇『ウエスト・サイド物語』を基に20世紀スタジオとアンブリン・エンターテインメントが製作、スティーヴン・スピルバーグが監督した2021年の映画のサウンドトラック・アルバムである。アルバムはレナード・バーンスタインが作曲、スティーヴン・ソンドハイムが作詞し、アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレス、マイク・ファイスト、1961年の映画でアニタを演じ今作ではバレンティーナ役（ドクを再構築したキャラクター）を務めたリタ・モレノらキャスト陣によるヴォーカルが収録されている。
| 『ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』 | |
|---|---|
| ヴァリアス・アーティスト の サウンドトラック | |
| リリース | |
| 録音 |
2019年 - 2021年
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| ジャンル | |
| レーベル | ハリウッド・レコード |
| プロデュース |
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| 『ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』収録のシングル | |
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サウンドトラックは2021年12月3日にハリウッド・レコードよりドルビーアトモスでデジタル配信された。その後アメリカ合衆国では2021年12月10日に劇場公開と同時にCDで発売された[1][2]。
背景 編集
作曲家のデヴィッド・ニューマンはバーンスタインのブロードウェイ・スコアにジョニー・グリーンが1961年の映画用に加えた数々の改変（「プロローグ」への「クール」のフーガモチーフの挿入や「マンボ」でのトランペット・ソロの拡張など）を取り入れ、この映画用にバーンスタインの原曲をアレンジ、脚色した。2019年の映画のレコーディング・セッションの際はグスターボ・ドゥダメルがニューヨーク・フィルハーモニックを指揮し、翌年のCOVID-19パンデミックの際はロサンジェルス・フィルハーモニックによる追加レコーディングが行われた[3]。ジャニーン・テソリはヴォーカル・コーチを務め、さらにスピルバーグとの常連共同作業者であるジョン・ウィリアムズが音楽コンサルタントを務めた[4][3]。レイチェル・ゼグラーとアンセル・エルゴートが歌うこの映画版の「トゥナイト」は2021年12月1日にデジタル・シングルとして配信された[5][6]。
サウンドトラックと平行してカリ・ウチスとオズナの「Another Day in America」などを含む「再創造」されたポップ・カバーも製作され、2021年11月26日にインタースコープ・レコードより発売された[7]。
トラックリスト 編集
| 全作詞・作曲: 特記が無き限りすべてレナード・バーンスタインとスティーヴン・ソンドハイム制作。。 | |||
| # | タイトル | 歌手 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1. | 「プロローグ」 | オーケストラ | |
| 2. | 「ラ・ボリンケーニャ (シャークス・ヴァージョン)」 |
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| 3. | 「ジェット・ソング」 |
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| 4. | 「サムシングズ・カミング」 | アンセル・エルゴート | |
| 5. | 「ダンス・アット・ザ・ジム: ブルース、プロムナード」 | オーケストラ | |
| 6. | 「ダンス・アット・ザ・ジム: マンボ」 | オーケストラ | |
| 7. | 「ダンス・アット・ザ・ジム: チャチャ、ミーティング・シーン、ジャンプ」 | オーケストラ | |
| 8. | 「マリア」 | エルゴート | |
| 9. | 「トゥナイト」 |
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| 10. | 「トランジション・トゥ・スケルツォ / スケルツォ」 | オーケストラ | |
| 11. | 「アメリカ」 | ||
| 12. | 「ジー、オフィサー・クラプキ」 |
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| 13. | 「ワン・ハンド、ワン・ハート」 |
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| 14. | 「クール」 |
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| 15. | 「トゥナイト (クインテット)」 |
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| 16. | 「ランブル」 | オーケストラ | |
| 17. | 「アイ・フィール・プリティ」 |
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| 18. | 「サムウェア」 | リタ・モレノ | |
| 19. | 「ア・ボーイ・ライク・ザット / アイ・ハブ・ア・ラヴ」 |
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| 20. | 「フィナーレ」 | オーケストラ | |
| 21. | 「エンド・クレジット」 | オーケストラ | |
合計時間: | |||
パーソネル 編集
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参考文献 編集
- ^ Newman, Melinda (2021年5月13日). “Like the Stars It Launched, Hollywood Records Has Grown Up, Too”. Billboard Magazine 2021年9月3日閲覧。
- ^ “The West Side Story Original Motion Picture Soundtrack Set for Digital & Dolby Atmos Music Release on December 3”. Business Wire. 2021年11月12日閲覧。
- ^ a b Bouzereau, Laurent (2021). West Side Story the Making of the Steven Spielberg Film. ISBN 9781419750632
- ^ Culwell-Block, Logan (2019年5月17日). “Jeanine Tesori and Gustavo Dudamel Join Music Staff of Spielberg-Helmed West Side Story Movie”. Playbill (New York City: Playbill, Inc.) 2022年2月11日閲覧。
- ^ “Balcony Scene (Tonight) - from "West Side Story"/Soundtrack Version”. Spotify (2021年12月). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “First Track from 'West Side Story' Soundtrack Released | Film Music Reporter”. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “Kali Uchis and Ozuna join forces on new song "Another Day in America"”. 2022年2月11日閲覧。
- ^ "West Side Story (2021) Press Kit" (PDF). Assets.gettyimages.com (英語). 2021年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF)。2022年2月12日閲覧。
- ^ “ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック”. 2022年2月11日閲覧。