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空想特撮シリーズ ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ!』(くうそうとくさつシリーズ ウルトラさくせん かとくたいしゅつげきせよ)は、1992年12月8日バンプレストから発売されたパソコンゲーム。ジャンルはシミュレーションゲーム

目次

概要編集

円谷プロダクション公認で、『ウルトラQ』終了後『ウルトラマン』が地球に来訪するまでの空白の全6話のストーリーを描く、『ウルトラマン』の前史となっている。なお、ゲーム内のタイトルには、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』と同様に「空想特撮シリーズ」という肩書きが冠せられている。

このゲームは現在ではのソフトであり、プレイできるパソコンも「PC-9800シリーズ」という古い機種しかないため、現在はほぼプレイ不可能である。

登場怪獣編集

核露怪獣 ゴルドキング
第1話「科特隊日本支部誕生」に登場。
  • 身長:50メートル
  • 体重:3万5千トン
  • 出身地:太平洋深海
前世紀に生息していた髑髏竜(どくろりゅう・レッドキングなどの祖先)の一種の生き残りが、海底の核廃棄物を常食して変身してしまった怪獣。科学特捜隊日本支部が設立後初めて戦った相手である。海底生活が長かったため、水陸両棲。ボディはレッドキングに似ているが、頭・両肩・背中の四箇所に中性子核露をもち、ここに核エネルギーを貯蔵している。主な武器は、核露を発光させ口から発射する放射能ビーム。性格はきわめて凶暴である。
原子力艦や核エネルギー研究所などを襲ったため、科特隊はゴルドキングの核処理を提案。好物であるウラン235を使い、六角村原子炉(核処理工場)へ誘導する。イデ隊員が発明した高速核分解砲(核分裂弾)の照射によって、ゴルドキングの武器である放射能ビームを封じ、見事ゴルドキングを倒す。だが、この戦いで科特隊の創設者であった一の谷博士は大けがをして第一線から退く事になった。
硬態怪獣 ビルガメラー
第2話「永遠の冬眠」に登場。
  • 身長:70メートル
  • 体重:6万5千トン(マンションの重さは除く)
ジュラ紀時代の恐竜の生き残りが、数千年間神社の亀石に封じ込められた間に、体の細胞が変異して誕生した怪獣。封印中、身動きが取れないために周囲の土を常食していた。体重が非常に重いため動きが鈍く大人しく見えるが、実際には非常に狂暴。手足にある鋭い爪と強力な顎、硬い甲羅によって鉄壁の防御力を誇る。 武器は口から放たれる高熱火炎放射。眠っていた真上にマンションが建設され、それを背中に乗せたまま移動を開始した。冷気に弱く冷凍弾によって動きを封じられる。後に再生したことにより、この姿は幼態と称される事になる。
再生ビルガメラー
最終話「首都戒厳令!!」に登場。
第2話に登場したビルガメラーが、電離層の異変によって成態となって再生したもの。地球に飛来したエックスと激突する。
  • デザインは東宝1990年に公開が予定されていた企画『モスラVSバガン』に登場予定だった怪獣バガンがベースになっている。
地底怪獣 ゴロモス
第3話「闇への招待状」に登場。
  • 身長:30メートル
  • 体重:5万4千トン
  • 出身地:九州地底
誘拐怪人 ケムール人
第4話「遥かなる鐘の音」に登場。
バイオ怪獣 イオゴン
第4話「遥かなる鐘の音」に登場。
  • 身長:30メートル
  • 体重:2万5千トン
  • 出身地:ケムール星
女神竜 ミド
第5話「龍伝説を追え」に登場。
ボディはベムラーに近いものになっており、造形を担当した稲田嘉秀も、ミドを造りながら『ミドはこの後、ベムラーになった』と自分でイメージしながら造ったと語っている。
デザイン画とは姿が異なる他、名前も「タツゴン」となっている。
岩怪獣 ロンガ
第5話「龍伝説を追え」に登場。
デザイン画とは姿が異なる他、名前も「ハチロー」になっている。
合体竜 ミロンガ
第5話「龍伝説を追え」に登場。
ミドとロンガが合体した怪獣。
宇宙鳥獣 エックス
最終話「首都戒厳令!!」に登場。
  • 身長:70メートル
  • 体重:3万3千トン
  • 出身地:第8銀河系宇宙
強力な重力を帯びた隕石状の卵の姿で地球に接近してきた宇宙怪獣。当初、卵は隕石と誤認されたため、地球に衝突した際に大きな被害が予想されたことから、破壊するために科学特捜隊の新兵器である超小型ミサイル「シルバーアロー」を撃ち込まれる。その際に逆にエネルギーを吸収して孵化し、地球に飛来した。
鳥のような姿をしており、とてつもなく凶暴で、目に付くものは全て襲わないと気がすまない性格の持ち主。体表は黒いセラミックス製の皮膚でおおわれており、宇宙鉱物で出来た翼は触れたもの全てを一刀両断にできるほどの切れ味を持つ。最大の武器は頭部にある2本の角をスパークさせて発射する「ブラック・スパーク」と呼ばれる破壊電波光線で、これを浴びたものは、まるで電子レンジ内部に放り込まれたように、全ての体液が急激に沸騰して死に至る。
  • 外見が黒く頭部や腹の中央に黄色のダイオードを持ち、名前がアルファベット、最終話に登場するなど、ゼットンとの共通項が見受けられる。
宇宙怪獣 ベムラー
最終話「首都戒厳令!!」に登場。
エンディングに青い球体の姿で登場。地球から逃げ去っていくエックスと入れ替わる形で、赤い球体に追われながら地球へと飛来する。

スタッフ編集

  • 監修:円谷プロダクション
  • プロデューサー:田中憲一、園山靖輔、根上広行
  • 脚本:米谷良和、新藤義親、原彰孝
  • 怪獣デザイン:西川伸司
  • 造形担当:稲田嘉秀、狩野主税
  • 美術:石川美紀、榎本礼子
  • 撮影:杉乃博臣
  • 特技監督:青柳宇井郎
  • 音楽:宮内国郎、平田みつほ
  • 監督:米谷良和
  • 制作:パンプレスト

参考出典編集

  • B-CLUB 83号』(バンダイ)116ページ
  • 『空想特撮シリーズ ウルトラ怪獣大図鑑』(パンプレスト)