エスキモー・アレウト語族
エスキモー・アレウト語族(エスキモー・アレウトごぞく、Eskimo-Aleut ごぞく)は、アメリカ先住民諸語の中の言語グループの一つ。主にアラスカ州、カナダ北部、グリーンランド、極東ロシア最東部に話者がいる。エスキモーとして知られるカナダのイヌイット、アラスカ〜シベリアのユピク、アリューシャン列島のアレウト族らの母語・アレウト語である。
エスキモー・アレウト語族 | |
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話される地域 | アラスカ州、カナダ北部、ヌナビク、ヌナツィアブト、グリーンランド、シベリア東部 |
言語系統 | 極北寒冷地の民族の話す言語。古シベリア諸語との関係も考えられている[誰によって?]。 |
下位言語 |
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ISO 639-5 | esx |
エスキモー・アレウト語族の分布図 |
分類編集
大きくエスキモー諸語(ユピック・イヌイット諸語)とアレウト諸語に分かれる。
エスキモー諸語は伝統的にイヌイット語とユピック語の2系統に分類されていたが、最近の研究[いつ?]ではエスキモーの言葉はユピックの言語の一方言の延長ではないかとする説が出てきている[誰によって?]。
- アレウト諸語
- エスキモー諸語(ユピック・イヌイット諸語)
特徴編集
関連項目編集
- アラスカのインノケンティ - アレウト語の表記法を考案し、聖書の一部と正教要理をアレウト語に翻訳。