カコプス学名Cacops)は古生代ペルム紀初期の北アメリカに生息していた絶滅両生類である。ペルム紀初期の北米は暑く乾燥した気候であり、その時期の陸上に生息していたディッソロフス科は乾燥に非常に適応した体制を持っていたが、その中でも本はもっとも陸生傾向が強かった。

カコプス属 Cacops
Cacops aspidephorus
C. aspidephorus
地質時代
ペルム紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
亜綱 : 迷歯亜綱 Labyrinthodontia
: 分椎目 Temnospondyli
: ディッソロフス科 Dissorophidae
: カコプス属 Cacops

特徴

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全長50cmほど。骨化程度の高い発達した四肢、短い胴体と尾部、大きな頭部を持つ。背部には2列になった皮骨性の装甲板があり、外敵から身を守るとともに背部を強化して陸上の重力に対抗していた。鼻域も乾燥に適応して特殊化している。

耳切痕の後方が閉じて一対の大きな孔になっている。この耳は特徴を無尾類と共有しており、そのため本種は無尾類、さらには現生両生類全ての祖先の有力候補とされている。

 
C. aspidephorus

外部リンク

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「どこでも恐竜博物館」 04「カコプス」 静谷 あてな - 福井県立恐竜博物館 - YouTube