キリル・レリクKiryl Relikh1989年11月26日 - )は、ベラルーシプロボクサーバラーナヴィチ出身。元WBA世界スーパーライト級王者。

キリル・レリク
基本情報
本名 キリル・オレゴビッチ・レリク
通称 Mad Bee(凶暴な蜂)
階級 スーパーライト級
身長 177cm
リーチ 171cm
国籍  ベラルーシ
誕生日 (1989-11-26) 1989年11月26日(34歳)
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
白ロシア・ソビエト社会主義共和国の旗 白ロシア・ソビエト社会主義共和国バラーナヴィチ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 23
KO勝ち 19
敗け 3
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来歴 編集

アマチュア時代 編集

2008年、ヨーロッパアマチュアボクシング選手権にフェザー級(57kg)で出場し、2回戦で敗退した[1]

プロ時代 編集

2011年4月21日、ミンスクでデビュー戦を行い、4回3-0の判定勝ちを収め白星発進をした[2]

2016年10月7日、グラスゴーThe SSE HydroでWBA世界スーパーライト級王者のリッキー・バーンズと対戦し、12回0-3(110-118、112-116×2)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[3][4][5]

2017年5月20日、メリーランド州オクソン・ヒルMGMナショナル・ハーバーゲーリー・ラッセル・ジュニアオスカル・エスカンドンの前座でWBA世界スーパーライト級2位のランセス・バルテレミーとWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦を行い、12回0-3(110-116、111-115、109-117)の判定負けを喫しテレンス・クロフォードへの挑戦権獲得に失敗した[6]

2017年5月25日、WBAは上述のランセス・バルテレミーとの間で行われたWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦の採点に問題があるとしてバルテレミーとレリクに対し再戦するよう指令を出した[7][8]

2018年3月10日、テキサス州サンアントニオフリーマン・コロシアムにてセルゲイ・リピネッツミゲル・アンヘル・ガルシア戦の前座で、WBA世界スーパーライト級1位のランセス・バルテレミーとWBA世界スーパーライト級王座決定戦を行い、12回3-0(117-110、118-109×2)の判定勝ちを収め王座獲得に成功、10ヵ月ぶりの再戦で前戦の借りを返した[9][10][11]

2018年10月7日、横浜アリーナで行われたWorld Boxing Super Seriesスーパーライト級一回戦で元IBFIBO世界スーパーライト級王者でWBA世界スーパーライト級1位のエドゥアルド・トロヤノフスキーと対戦し、12回判定勝ちを収め、初防衛に成功しWBSSの準決勝に進出した[12]

2019年4月27日、ルイジアナ州ラファイエットにあるケイジャンドームで行われたWBSS準決勝でWBC世界ダイヤモンド王者レジス・プログレイスと対戦し、6回1分36秒TKO負けを喫しWBA王座は2度目の防衛に失敗、王座から陥落しWBCダイヤモンド王座の獲得に失敗しWBSSは準決勝で敗退した[13][14]

獲得タイトル 編集

脚注 編集

  1. ^ 37.European Championships - Liverpool, England - November 6-15 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2018年6月30日閲覧。
  2. ^ KIRYL RELIKH参照
  3. ^ Burns Outpoints Relikh to Retain WBA Title WBA公式サイト 2016年10月7日
  4. ^ Ricky Burns to Defend WBA Title Against Kiryl Relikh WBA公式サイト 2016年8月27日
  5. ^ バーンズS・ライト級初防衛成功、次はブローナー? Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月8日
  6. ^ Russell retains WBC feather belt, Dirrell claims IBF interim super middle belt via DQ Archived 2017年5月22日, at the Wayback Machine. Fightnews.com 2017年5月20日
  7. ^ WBA ratifies Rematch N’Dam-Murata and orders Barthelemy-Relikh 2 WBA公式サイト 2017年5月25日
  8. ^ WBAがジャッジ2人を資格停止処分、村田判定問題 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月26日
  9. ^ Relikh beats Barthelemy for WBA 140lb belt Fightnews.com 2018年3月10日
  10. ^ Relikh defeated Barthelemy and conquered the WBA belt WBA公式サイト 2018年3月11日
  11. ^ マイキーが4階級制覇、WBA・SL級はレリクが新王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年3月11日
  12. ^ 井上尚弥「ミスしたほうがやられる」あすWBSS初戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年10月6日
  13. ^ ドネアが6回KO勝ち WBSSバンタム級決勝進出 井上尚弥vsロドリゲスの勝者とファイナル Boxing News(ボクシングニュース) 2019年4月28日
  14. ^ Regis Prograis dominates Kiryl Relikh to become WBA Super Lightweight Champion Ringnews24 2019年4月29日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集

空位
前タイトル保持者
ジュリアス・インドンゴ
WBA世界スーパーライト級王者

2018年3月10日 - 2019年4月27日

次王者
レジス・プログレイス