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コンスタンチン・メンショフ

ロシアのフィギュアスケート選手

コンスタンチン・アレクサンドロヴィッチ・メンショフ (ロシア語: Константин Александрович Меньшовロシア語ラテン翻字: Konstantin Alexandrovich Menshov1983年2月23日 - )は、ロシア出身の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。

コンスタンチン・メンショフ
Konstantin Menshov
Figure skating pictogram.svg
2010 Cup of Russia, free skating (3).jpg
基本情報
代表国 ロシアの旗 ロシア
生年月日 (1983-02-23) 1983年2月23日(36歳)
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Flag of the Russian Soviet Federative Socialist Republic.svg ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国レニングラード
身長 166 cm
選手情報
元コーチ エフゲニー・ルカヴィツィン
ガリーナ・カシーナ
元振付師 オルガ・グリンカ
ヴァレンティン・モロトフ
所属クラブ St. Petersburg FS school
引退 2016年6月1日
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア 237.24 2014 欧州選手権
ショート 87.47 2014 GPエリック杯
フリー 165.12 2014 欧州選手権
 
獲得メダル
フィギュアスケート
欧州選手権
2014 ブダペスト 男子シングル
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2011年ロシア選手権優勝。

経歴編集

1989年にスケートを始める。2001年のロシア国内選手権は18位と最下位になった事もあり、また後に4大会連続の五輪メダリストとなるエフゲニー・プルシェンコと同じ年という事もあって国内でも存在感が薄かったが年齢を重ねる事に成績を上げていったタイプでもある。初めてISUジャッジングシステムが採用された2004年ネーベルホルン杯にも出場し13位だった。2009年冬季ユニバーシアードではショートプログラム25位に対しフリースケーティングでは1位という記録を残している。

初開催となった2009年世界国別対抗戦では故障のアンドレイ・ルータイに代わってロシア代表チームに加わった。この大会では出場した12選手中ただ一人フリースケーティングで2度の4回転ジャンプを成功させた。(1回目は4回転トゥループ-2回転トゥループのコンビネーション、2回目は4回転トゥループ)

2010-2011シーズン、27歳にして初めてISUグランプリシリーズに出場。12月のロシア選手権では初優勝し、欧州選手権代表に初選出された。本番ではショートプログラムでは2つのジャンプミスがあり14位と出遅れたが、フリースケーティングでは2度の4回転トゥループを成功し、フリーだけでは4位となり総合では7位に順位を上げ、ともに出場したアルトゥール・ガチンスキーとともに、来シーズンのロシアの出場枠3を獲得した。しかし欧州選手権での結果が響いた影響か、ロシアチャンピオンとなりながらも世界選手権の代表には選ばれなかった。

2012-2013シーズン、スケートアメリカロステレコム杯ともに4位。ロシア選手権では3位だったものの欧州選手権の代表には選ばれなかった。理由の説明もなくこのことで、マキシム・トランコフをはじめ、ロシアのスケーターが抗議の署名を行った。またアレクセイ・ミーシンヴィクトール・クドリャフツェフなどのコーチ達もこの決定に反対しニコライ・モロゾフはメンショフの変わりに選ばれた国内5位のマキシム・コフトゥンのコーチの1人のタチアナ・タラソワがこの決定の背後にいると指摘[1]。またバンクーバー五輪では国内2位で4回転を持っていたセルゲイ・ヴォロノフではなく国内3位で4回転が無く当時タラソワの教え子でもあったアルチョム・ボロデュリンが選ばれた経緯の事も絡めてタラソワやロシアフィギュアスケート連盟を批判した[2]。それにより、スポーツ・観光・青年政策大臣のヴィタリー・ムトコはロシアフィギュアスケート連盟に対して、再考を命じたが、決定が覆ることは無かった[3]。その後、世界選手権の代表選考の対象となる、国内大会のカップオブロシア・ファイナルに出場し優勝したが、選ばれることは無かった。国別対抗戦に出場し、ショートプログラムでは初の80点台をマークした。フリースケーティングでは3回転アクセルの着氷で転倒し肩を強打、脱臼。演技を棄権した。

2013-2014シーズン、NHK杯では8位、ロステレコム杯では4位。ロシア選手権では4位だったが、エフゲニー・プルシェンコが出場しないために欧州選手権の代表に選出された。ショートプログラムでは11位と大きく出遅れるものの、フリースケーティングでは自己ベストを15ポイント更新し3位。総合でも3位に順位を上げ、ISU主催の国際大会で初めてのメダルを獲得した。

2014-2015シーズン、スケートカナダのSPで2度の4回転ジャンプに成功し3位に立つも、FSで順位を落とし6位。エリック・ボンパール杯でもSPは3位だったが、FSでコンビネーションジャンプを4つ跳ぶ違反を犯しメダルを逃した。

2016年6月1日、競技からの引退を発表した[4]。現在はコーチに転向し、キャンプも開いている。

技術編集

フリースケーティングでは2度の4回転ジャンプをプログラムに取り入れている。(1回目は4回転トゥループ-2回転トゥループのコンビネーション、2回目は4回転トゥループ)これまでにこの組み合わせで複数回成功させている。

主な戦績編集

2008-2009シーズン以降編集

大会/年 2008-09 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16
欧州選手権 7 3
世界国別対抗戦 12 棄権
ロシア選手権 6 4 1 7 3 4 4 7
GP NHK杯 6 8 6
GPスケートアメリカ 4 5
GPエリック杯 4
GPスケートカナダ 5
GPロステレコム杯 10 8 4 4
CSフィンランディア杯 4 6 1
CSネーベルホルン杯 11 7 2 7 2 3 3
CSゴールデンスピン 3
メラーノ杯 1
ニース杯 4 4 2 3 2
NRW杯 1
ガルデナスプリング杯 1
ユニバーシアード 7

2006-2007シーズンまで編集

大会/年 1999-00 2000-01 2001-02 2002-03 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08
ロシア選手権 18 16 9 9 5 11 8 5 4
NRW杯 1
フィンランディア杯 5
ニース杯 1 4 2
ユニバーシアード 11 11
ネーベルホルン杯 13

詳細編集

2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年12月23日-27日 ロシアフィギュアスケート選手権エカテリンブルク 6
81.21
7
152.55
7
233.76
2015年11月27日-29日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 6
79.79
6
153.79
6
233.58
2015年11月12日-15日 2015年メラーノ杯メラーノ 1
77.93
1
151.15
1
229.08
2015年10月23日-25日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカミルウォーキー 3
86.15
6
144.64
5
230.79
2015年10月9日-11日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 2
76.71
2
153.39
1
230.10
2015年9月23日-26日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 6
70.30
2
147.84
3
218.14
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 2
92.37
5
144.90
4
237.27
2014年12月4日-7日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピンザグレブ 2
82.33
4
146.33
3
229.51
2014年11月21日-23日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯ボルドー 3
87.47
4
145.75
4
233.22
2014年10月31日-11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダケロウナ 3
81.70
6
143.33
5
225.03
2014年9月24日-27日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 5
70.60
3
140.43
3
211.03
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年1月13日-19日 2014年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ブダペスト 11
72.12
3
165.12
3
237.24
2013年12月22日-27日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 10
70.72
4
159.41
4
230.13
2013年11月22日-24日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 4
72.43
3
150.60
4
223.03
2013年11月8日-10日 ISUグランプリシリーズ NHK杯東京 9
73.57
5
147.75
8
221.32
2013年10月23日-27日 2013年ニース杯ニース 2
77.64
2
151.13
2
228.77
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年4月11日-14日 2013年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 3
80.60
- 棄権
2012年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 6
73.88
3
155.00
3
228.88
2012年12月4日-9日 2012年NRW杯ドルトムント 1
79.73
1
158.90
1
238.63
2012年11月9日-11日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 2
76.73
5
146.99
4
223.72
2012年10月19日-21日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカケント 5
73.32
5
139.21
4
212.53
2012年9月27日-29日 2012年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 2
69.30
2
143.64
2
212.94
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年4月12日-15日 2012年ガルデナスプリング杯ガルデナ 1
79.14
1
142.26
1
221.40
2011年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク 6
74.19
5
145.09
7
219.28
2011年11月25日-27日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 9
60.91
8
131.77
8
192.68
2011年11月11日-13日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 4
74.67
8
121.21
6
195.88
2011年10月26日-30日 2011年ニース杯ニース 2
67.82
2
130.87
3
198.69
2011年9月22日-24日 2011年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 7
66.49
8
127.94
7
194.43
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年1月24日-30日 2011年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ベルン 14
58.82
4
143.80
7
202.62
2010年12月25日-29日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク 1
78.42
1
146.75
1
225.17
2010年11月19日-21日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 7
67.34
12
113.81
10
181.15
2010年10月13日-17日 2010年ニース杯ニース 2
73.23
2
147.60
2
220.83
2010年10月7日-10日 2010年フィンランディア杯ヴァンター 5
59.50
7
112.61
6
172.11
2010年9月22日-25日 2010年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 3
67.93
2
140.87
2
208.80
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年12月24日-26日 ロシアフィギュアスケート選手権サンクトペテルブルク 4
80.66
3
148.05
4
228.71
2009年11月6日-7日 2009年ニース杯ニース 4
60.89
3
121.44
4
182.33
2009年10月9日-10日 2009年フィンランディア杯ヴァンター 7
62.07
3
128.01
5
190.08
2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年4月16日-17日 2009年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 12
54.99
12
110.22
12
165.21
2009年2月21日-22日 第24回冬季ユニバーシアードハルビン 25
45.60
1
123.69
7
169.29
2008年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権カザン 8
64.68
4
127.04
6
191.72
2008年10月16日-19日 2008年ニース杯ニース 4
65.67
3
119.91
4
185.58
2008年10月9日-12日 2008年フィンランディア杯ヴァンター 4
67.34
7
101.64
4
168.98
2008年9月25日-26日 2008年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 7
61.81
11
103.16
11
164.97
2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年1月3日-7日 ロシアフィギュアスケート選手権サンクトペテルブルク 6
62.79
5
118.80
4
181.59
2007年11月30日-12月2日 2007年NRW杯ドルトムント 1
52.67
1
115.83
1
168.50
2007年10月19日-21日 2007年ニース杯ニース 9
49.75
2
107.92
2
157.67
2007年10月12日-14日 2007年フィンランディア杯ヴァンター 5
55.60
5
104.88
5
160.48
2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年1月17日-18日 第23回冬季ユニバーシアードトリノ 8
57.02
11
100.03
11
157.05
2007年1月4日-7日 ロシアフィギュアスケート選手権モスクワ 9
63.93
4
131.79
5
195.72
2004-2005 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2004年11月4日-5日 2004年ニース杯ニース 5 4 4
2004年9月2日-4日 2004年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 11
48.24
13
83.11
13
131.35


プログラム使用曲編集

シーズン SP FS EX
2015-2016 Rotting Romance
曲:マーク・テレンジ
振付:オルガ・グリンカ
Mad World
演奏:ゲイリー・ジュールズ
Radioactive
演奏:リンジー・スターリング
ボーカル:ペンタトニックス
振付:ヴァレンティン・モロトフ
ラジオアクティブ
曲:リンジー・スターリング
2014-2015 Tango en Silencio
曲:アラ・マリキアン
振付:オルガ・グリンカ
Shape of my Heart
曲:スティング
2013-2014 Coultergeist
作曲:フィル・コウルター
Allegro
Rose
Night Run
作曲:ルネ・オーブリー
Thrift Shop
ボーカル:タイラー・ワード
演奏:リンジー・スターリング

ジェームズ・ボンドのテーマ
作曲:ジョン・バリー
2012-2013 Lilies of the valley
映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』サウンドトラックより
作曲:三宅純
Shape of my Heart
曲:スティング
2011-2012 Dead Silence
作曲:チャーリー・クロウザー
Worms lounge、Worms in Black
映画『メン・イン・ブラック2』サウンドトラック
作曲:ダニー・エルフマン
The Race
by Yellow
BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY
映画『キル・ビル』サウンドトラックより
作曲:布袋寅泰
月の光
作曲:クロード・ドビュッシー
2010-2011 Silver Guitar
振付:オルガ・グリンカ
スムーズ・クリミナル
作曲:マイケル・ジャクソン
演奏:デイヴィッド・ギャレット

振付:オルガ・グリンカ
2009-2010 スウェイ 映画『ソウ2』サウンドトラックより
作曲:チャーリー・クロウザー
2008-2009 ライズ
曲:サフリ・デュオ

脚注編集

  1. ^ タラソワはメンショフについて「29歳で伸び代がない」など彼の引退まで批判的な発言を繰り返した。
  2. ^ [1]
  3. ^ Menshov tries to move past tumultuous season
  4. ^ Константин Меньшов: Устал биться в закрытые ворота

外部リンク編集