コーカサスセッケイ (コーカサス雪鶏、学名:Tetraogallus caucasicus)は、キジ目キジ科に分類される鳥類の一種である。

コーカサスセッケイ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ亜目 Galliformes
: キジ科 Phasianidae
: セッケイ属 Tetraogallus
: コーカサスセッケイ
T. caucasicus
学名
Tetraogallus caucasicus
(Pallas, 1811)
和名
コーカサスセッケイ
英名
Caucasian Snowcock
Tetraogallus caucasicus

分布

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コーカサス山脈ロシアグルジアアゼルバイジャン)に分布する。

形態

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体長約54cm。体の上面は暗い灰色で、褐色や黄褐色の斑が入る。胸から腹にかけての体の下面は、褐色地に黒や灰色の斑が入る。顔の耳羽から喉にかけて大きな白斑があるため、顔が白っぽく見える。嘴は薄い黄色で、脚は黄色で距が1対ある。

生態

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海抜1800-4000mの岩のある荒れた草原に生息する。

草の葉や茎、根、種子や果実を食べる。

繁殖期は4-5月で、地上の浅い窪地に枯れ草などを敷いて営巣する。1腹5-10個の卵を産む。抱卵期間は約28日である。雌のみが抱卵する。

参考文献

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  • 『世界の動物|分類と飼育 キジ目』、財団法人東京動物園協会、1987年、68頁