ザ・フォーチュンズ

ザ・フォーチュンズ(The Fortunes)は、イギリスバーミンガム出身のバンド。ロッド・アレン、グレン・デイル、バリー・プリチャードが織り成すコーラスと、叙情的なオーケストレーションが特徴。1965年に「ゴット・ユア・トラブル」が英米共に大ヒット。

ザ・フォーチュンズ
Fanclub1966TheFortunes.jpg
(1966年)
基本情報
別名 ザ・クリフトーンズ
出身地 イングランドの旗 イングランド バーミンガム
ジャンル
活動期間 1961年 -
レーベル
公式サイト thefortunes.co.uk
メンバー
旧メンバー 後述を参照

来歴編集

前身は、ロッド・アレン、グレン・デイル、バリー・プリチャードの三人で結成されたザ・クリフトーンズというコーラス・グループ。デッカ・レコードと契約を結び、シングル『サマータイム・サマータイム』でデビューを果たすも、ヒットには至らなかった。三人は、オルガンにデイヴ・カー、ドラムスにアンディ・ブラウンを迎え、またバンド名をザ・フォーチュンズと改め、デッカ・レコードにて「キャロライン」で再デビューを果たす。ヒットには結び付かなかったが、キャッチーなサウンドが特徴のこの曲は、ラジオ・キャロラインのテーマ音楽に使われ、フォーチュンズの名前も徐々に知られ始める。

その後の2枚のシングルもヒットには至らなかった。1965年、『ゴット・ユア・トラブル』が国内チャートの2位を記録する。イギリス国内だけに留まらず、世界各国のヒットとなった。カナダでは1位、アメリカでは10位を記録し、フォーチュンズの代表曲となった。

続くシングル『ヒア・イット・カムズ・アゲイン』も4位、『ディス・ゴールデン・リング』も14位とヒットしたが、『ゴット・ユア・トラブル』を超えるヒットには至らなかった。この時期にデイルがソロ歌手としてバンドを抜け、シェル・マクレイがリズム・ギターになる。

1967年、デッカ・レコードを辞め、ユナイテッド・アーティスツ・レコードに移籍。シングルを幾つか発表するも、ヒットには結び付かない。この時にカーが抜け、新たなオルガニストが加入。カーはその後、ザ・ベンチャーズのキーボーディストとして活動する。

1971年、『雨のフィーリング』がアメリカで15位を記録する。その後の「フリーダム・フリーダム」、「ストーム・イン・ア・ティーカップ」も国内でヒットする。

フォーチュンズ結成当初のメンバーが次々と辞めて行く中、アレンとプリチャードが中心メンバーとなり活動を続けていたが、1999年にプリチャードが、そして結成当初からフォーチュンズにいたアレンも2008年にそれぞれ亡くなる。途中で抜けたカーも2011年に死去。結成当初からのメンバーがいないフォーチュンズは、現在もツアーやライヴを行っている。

メンバー編集

オリジナル・メンバー
現メンバー
  • マイケル・スミサム(Michael Smitham) - ギター、ボーカル(1983年 - )
  • エディ・ムーニー英語版(Eddie Mooney) - リード・ボーカル、ベース(2007年 - )
  • グレン・テイラー(Glenn Taylor) - ドラムス(2010年 - )
  • クリス・ハッチソン(Chris Hutchison) - キーボード、ボーカル(2018年 - )
旧メンバー
  • ボブ・ジャクソン(Bob Jackson) - キーボード、ボーカル(1995年 - 2018年)
  • ジェフ・タートン(Geoff Turton) - キーボード、ボーカル(2013年)
  • シェル・マクレー(Shel Macrae) - リード・ボーカル、リズムギター(1966年 - 1977年)
  • ジョージ・マカリスター(George McAllister) - ボーカル、ピアノメロトロン(1970年 - 1974年)
  • ジョン・トリケット(John Trickett) - ドラムス(1977年 - 1984年)
  • ジョン・デービー(John Davey) - ボーカル(1977年 - 1983年)
  • リッキー・パーセル(Ricky Persell) - ギター、ボーカル(1977年 - 1980年)
  • ポール・フーパー(Paul Hooper) - ドラムス(1984年 - 2010年)

代表曲編集

  • You've Got Your Troubles
  • Here It comes Again
  • This Golden Ring
  • Here Comes That Rainy Day Feeling Again
  • Freedom Come, Freedom Go
  • Storm In A Teacup

脚注編集

[脚注の使い方]

出典編集

  1. ^ a b c Huey, Steve. The Fortunes Biography, Songs & Albums - オールミュージック. 2021年11月29日閲覧。
  2. ^ Laing, Dave (2008年1月17日). “Rod Allen”. The Guardian. Guardian Media Group. 2021年11月29日閲覧。

関連項目編集