ザ・森東

東京都に拠点をおく芸能事務所

株式会社ザ・森東(ザ・もりひがし)は、日本芸能事務所である。

株式会社ザ・森東
THE MORIHIGASHI Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
141-0031
東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前レジデンス1409号室
北緯35度37分31秒 東経139度43分23秒 / 北緯35.62528度 東経139.72306度 / 35.62528; 139.72306座標: 北緯35度37分31秒 東経139度43分23秒 / 北緯35.62528度 東経139.72306度 / 35.62528; 139.72306
設立 2013年10月
業種 サービス業
法人番号 7010701028563 ウィキデータを編集
事業内容 タレントのマネージメント
代表者 森田哲矢代表取締役社長
従業員数
  • 1人(2020年3月31日現在)
外部リンク https://www.sarabaseisyunnohikari.com/
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概要 編集

松竹芸能より独立し、フリーで活動拠点を関西から東京に移したお笑い芸人さらば青春の光森田哲矢と東口宜隆(現・東ブクロ)が2013年10月に設立。トークライヴでどちらを社長にするか決めることとなり、社長を森田が、副社長を東口が務めることとなった。マネージャーとして元芸人であるヤマネヒロマサが在籍している[注釈 1]

当初は個人事務所として森田の自宅を登記していたが、現在は事務所として借りた場所を登記している(所在地を参照)。

社名は2人の名字から1文字ずつ取り、森田の父が名付けた。他の名前の候補に「三角おにぎり」(東ブクロの弟が考案)、「エピティキア」(ギリシャ語で「成功」の意味)があった。

株式会社ザ・森東の持ち株比率は森田34%、東ブクロ33%、山根33%。[1]

略歴 編集

2013年5月に放送開始した冠番組『さらば青春の光ふぁいなる』の企画として同年10月に設立された[2]。設立にあたっては日本政策金融公庫から融資を受けた他、2017年に全国ツアーをするための費用の融資も通ったことから、森田曰くさらば青春の光は「国に認められた」初の芸人である[3]

設立から2年後、昔からの知人であるヤマネヒロマサをマネージャーとして誘い、現在の体制になる。ヤマネは経理やマネージャー業務など会社のほとんどの業務を任されており、森田は話し合いなどで関与している[4]。東ブクロは形だけの副社長となっており、あまり関与していないという[4]

現在は3人で会社を切り盛りする。会社化した性質上タレントとしての給与ではなく役員報酬扱いとなるため、給料は自分たちで決め、それ以上の額は入らないという固定給のシステムを取り入れている[2][5]。森田や東ブクロがピンの仕事であってもそのギャラを3等分するが、会社にも運営資金を残す必要があるため、実質的には4等分である。

2017年5月からはさらば青春の光自らウェブCMを制作する「森東広告堂」も始める[6]

創設当初、500万円だった年商は2019年に4400万円に到達(そのうち2500万円以上が営業のギャラであり、1人当たりの月収は102万円である。)[7]、2022年に3億7000万円を記録した[8]

2020年2月、森田の著書『メンタル童貞ロックンロール』のドラマ化の企画を始める[9][10]

所在地 編集

役員及び従業員 編集

  • さらば青春の光 (所属タレント)
  • ヤマネマサヒロ(マネージャー) - 元松竹芸能所属のコンビ「荒波部屋」で元ロックバンド「MARSAS SOUND MACHINE」ギタリスト
  • 会長(猫) - 2017年12月24日、入社した雄のマンチカン。「会長」と名付けられた猫でその圧倒的なかわいらしさからファンが多く、プロモーション素材に登場することもある。Instagramのフォロワーは30,000人を超える。森田が知り合いのメイクさんから譲り受けた[4]。夜間はマネージャーか森田が自宅に連れて帰り、日中は事務所へ一緒に出勤している。専務(猫)と一緒に、写真集『さらば青春の光の会長はねこである|さらば青春の光』を出している。
  • 専務(猫) - 雌の雑種の保護猫[11]。名前は夫人、顧問などの候補の中から専務が選ばれた。東ブクロに懐いている。

関連人物 編集

  • 大狸ぽんぽこ - サンミュージック所属のお笑い芸人。ヤマネヒロマサの同居人でさらばBARの店長。
  • ひょうろく - フリーのお笑い芸人。突然ザ・森東の事務所に凸した。その当時事務所に居たのはヤマネで、ひょうろくは「さらば青春の光のお二人にネタを見て欲しい」と説明をした。後日ヤマネがさらばに会わせる機会を作り、今では二人(特に森田)に気に入られている。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ ヤマネは松竹芸能で「荒波部屋」というコンビで活動していた(当時の相方はみょーちゃん)。

出典 編集

  1. ^ 【ザ・森東会議】自社株の割合でクーデター勃発。失脚するのは誰? (YouTube). 裏さらば. 22 February 2022. 2022年2月22日閲覧
  2. ^ a b “もう「天下取ったる」の時代じゃない――さらば青春の光“フリー芸人”の生存戦略”. Yahoo!ニュース (Yahoo!JAPAN). (2019年9月17日). https://news.yahoo.co.jp/feature/1437/ 2019年9月17日閲覧。 
  3. ^ “さらば青春の光 現状打ち破る「会心の一撃」 2頁”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2017年9月17日). https://natalie.mu/owarai/pp/saraba/page/2 2020年5月10日閲覧。 
  4. ^ a b c さらば青春の光 森田哲矢さん「お笑いで飯を食えてるだけで幸せ」”. さくマガ (2020年6月17日). 2020年6月21日閲覧。
  5. ^ 億稼ぐために芸人に→ネタを見せて融資獲得!? さらば青春の光・森田のお金事情 (YouTube). 新R25チャンネル. 10 September 2021. 2021年9月12日閲覧
  6. ^ “さらば青春の光 現状打ち破る「会心の一撃」 3頁”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2017年9月17日). https://natalie.mu/owarai/pp/saraba/page/3 2020年5月10日閲覧。 
  7. ^ “さらば青春の光 個人事務所は年商4400万円、月収1人当たり102万円…金銭事情明かす”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2020年3月8日). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/03/08/0013176618.shtml 2020年3月15日閲覧。 
  8. ^ さらば森田、驚きの“年商”を告白 YouTubeバブル継続も「テレビのギャラは安い」とぶっちゃけ”. スポニチ (2023年7月31日). 2023年8月1日閲覧。
  9. ^ “さらば森田の書籍をザ・森東がドラマ化「オファーがないなら自分たちで作ればいい」”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2020年2月16日). https://natalie.mu/owarai/news/367432 2022年4月27日閲覧。 
  10. ^ さらば青春の光 森田 on Twitter 2020年3月15日閲覧
  11. ^ 【先住猫と保護猫が初対面】徐々に距離が縮まる様子をドキュメント (YouTube). 五反田ガレージ. 4 July 2021. 2022年2月23日閲覧

外部リンク 編集