ジャン・ジュヴネ
ジャン=バティスト・ジュヴネ(Jean-Baptiste Jouvenet、1644年4月 - 1717年4月5日)はフランスの画家である。
ジャン=バティスト・ジュヴネ Jean-Baptiste Jouvene | |
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自画像 | |
生誕 |
1644年4月 ルーアン |
死没 |
1717年4月5日 パリ |
略歴
編集ルーアンの画家の一族の出身である。一族の同名の画家と区別するために、Jean Jouvenet Le Grand とかJean III Jouvenetと呼ばれることもある。画家の父親、ローラン・ジュヴネ(Laurent Jouvenet: 1609-1681)から絵を学んだ後、1661年にパリに出て、シャルル・ルブランの工房に加わった。ルブランに技量を認められ、王室の宮殿に装飾画を描く仕事に従事した。ジュヴネの参加した仕事にはサン=ジェルマン=アン=レー城やテュイルリー宮殿のギャラリー、ヴェルサイユ宮殿の教会堂などの装飾画がある。
1675年に王立絵画彫刻アカデミーの会員に選ばれ、1705年に校長を務め、1707年に終身学長(recteur perpétuel) に選ばれた。国王に重用され、多くの注文と報酬を与えられた。
18世紀初頭、ルブランの後任としてオテル・デ・ザンヴァリッドの装飾画を指揮したシャルル・ド・ラ・フォッスのもとでボン・ブーローニュ、ルイ・ブーローニュと装飾画を描いた。
ジュヴネの弟子にはイアサント・コラン・ド・ヴェルモンやジャン=マルク・ナティエ、ジャン・レストゥーらがいる。
作品
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アンヴァリッドのサン=ルイ教会の天井ドーム
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アレクサンダー大王とダレイオスの家族
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正義の勝利
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病人にロイヤルタッチするルイ14世 (1690)
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キリスト降架 (1697)
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The Education of the Virgin
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アポロンと日輪の戦車
参考文献
編集- Olivier Merson, La peinture française au XVIIe siècle et au XVIIIe siècle, Paris, Picard & Kaan, 1900
- Jean Jouvenet (1644-1717) et la peinture d'histoire à Paris, par Antoine Schnapper, nouvelle édition complétée par Christine Gouzi, Arthena, 2010 (ISBN 978-2-903239-42-8).