ジャン=マリー・レーン

フランスの有機化学者、超分子化学者

ジャン=マリー・レーン(Jean-Marie Lehn、1939年9月30日 - )はフランス有機化学者、超分子化学者。クリプタンドの発見など、超分子化学に大きな業績を残したことにより、チャールズ・ペダーセンドナルド・クラムとともに、1987年ノーベル化学賞を受賞した。

Jean-Marie Lehn
ジャン=マリー・レーン
ジャン=マリー・レーン(2018)
生誕 (1939-09-30) 1939年9月30日(84歳)
フランスの旗 フランスバ=ラン県
国籍 フランスの旗 フランス
研究機関 ストラスブール大学
出身校 ストラスブール大学
論文 Résonance magnétique nucléaire de triterpènes (1963)
博士課程
指導学生
ジャン=ピエール・ソヴァージュ
主な業績 クリプタンド
主な受賞歴 ノーベル化学賞(1987)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1987年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:高選択的に構造特異的な相互作用をする分子(クラウン化合物)の開発と応用

来歴 編集

アルザス地方、バ=ラン県ロスハイム出身。1960年にストラスブール大学卒業、1963年に同大学院から化学のPh.D.を取得し、同年から翌年までハーバード大学に研究滞在し、ロバート・バーンズ・ウッドワードとともにビタミンB12の合成に取り組んだ。1970年にストラスブール大学の教授に就任し、1979年からはパリのコレージュ・ド・フランス教授も務める。

著書に "supramolecular chemistry(超分子化学)" などがある。2019年、旭日重光章受章[1]

受賞歴 編集

脚注 編集

  1. ^ 『官報』14号、令和元年5月21日

出典 編集