ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ

ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(Joseph-Nicolas-Pancrace Royer, 1705年頃 - 1755年1月11日)はフランスバロック音楽作曲家クラヴサン奏者。

ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・
ロワイエ
Joseph-Nicolas-Pancrace Royer
私蔵
基本情報
生誕 1705年頃
サヴォイア公国トリノ
死没 1755年1月11日
フランス王国パリ
職業 作曲家クラヴサン奏者
活動期間 バロック音楽

サヴォイア公国(現在のイタリアピエモンテ州)のトリノに生まれ、1725年パリへ移住。1734年にmaître de musique des enfants de Franceすなわちルイ15世の子供たちの音楽教師に任命される。1748年から、ヴァイオリニストジャン=ジョゼフ・ド・モンドンヴィルと共に、コンセール・スピリチュエルを指導。1730年代と1750年代を通じて、パリ・オペラにて6作のオペラを作曲。その中では、バレエグレナダの女王ザイード Héroïque Zaïde, reine de Grenade》が最も有名である。1753年、栄誉ある王室音楽監督を拝命。同年、王立歌劇場管弦楽団の監督に任命された。パリで死去。

作品 編集

特に第14番La Marche des Scythes(スキタイ人の行進)は華やかな技巧により人気が高く、今日なお演奏される機会が少なくない。

外部リンク 編集