スパイアニマル・Gフォース

スパイアニマル・Gフォース』(原題:G-Force)は、2009年公開(日本公開は2010年)のアメリカ映画スパイコメディ映画であり、3D映画として製作されている。ジェリー・ブラッカイマー製作の映画では最初の3D映画となる。また、コンサート映画を除く実写ディズニー映画としても、最初のデジタル上映による3D映画となる。

スパイアニマル・Gフォース
G-Force
監督 ホイト・イェットマン
脚本 マリアンヌ・ウィバーリー
コーマック・ウィバーリー
原案 ホイト・イェットマン
デイヴィッド・P・I・ジェームズ
製作 ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 マイク・ステンソン
チャド・オーマン
ダンカン・ヘンダーソン
デビッド・P・I・ジェームズ
音楽 トレヴァー・ラビン
撮影 ボジャン・バゼリ
編集 マーク・ゴールドブラット
ジェイソン・ヘルマン
製作会社 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
日本の旗 ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
公開 アメリカ合衆国の旗 2009年7月24日
日本の旗 2010年3月20日
上映時間 89分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $150,000,000[1]
興行収入 $292,279,770[1]
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登場キャラクターとキャスト 編集

人間 編集

ベン・ケンドール
演 - ザック・ガリフィアナキス、日本語吹替 - 丸山壮史
FBI内において動物研究を行なう博士であり動物部隊の生みの親。部隊を編制し指令を与える。自身の部門が不要と判定されて閉鎖されるとの噂を聞き、成果を上げるために一か八かの作戦行動に出る。
マーシー
演 - ケリ・ガーナー
ベンと同じ部署で助手として働く女性。ルックスが良く心も優しく、動物たちにも理解がある人格者。
レナード・セイバー
演 - ビル・ナイ、日本語吹替 - 千葉繁
世界シェアNo.1の大手機器メーカー、セイバリング工業のCEO。自社製品すべてのリンクによる強大な販売網の構築を目指す。
キップ・キリアン
演 - ウィル・アーネット、日本語吹替 - 喜山茂雄
FBIで部長職にあるエリート。ベンの研究成果に疑問を持ち、経費削減のため部門の閉鎖を考えている。また、レナード・セイバーが犯罪を目論んでいるのではないかと疑い2年前から捜査を進めている。

人間以外のキャラと声での出演俳優 編集

ダーウィン
声 - サム・ロックウェル、日本語吹替 - ゴリガレッジセール
モルモット。茶色。Gフォースのリーダー。勇敢で行動力がある。
フアレス
声 - ペネロペ・クルス、日本語吹替 - 本田貴子
モルモット。灰色。チーム唯一の女性でカンフーの達人。その美貌でチームの男たちは虜に。しかし相手によって彼女がわざと発言を変えるため、彼らは常に翻弄されている。
ブラスター
声 - トレイシー・モーガン、日本語吹替 - 高木渉
モルモット。黒色。武器のエキスパート。ワイルドでタフ。チームを"Gフォース"と名付けた。
スペックルズ
声 - ニコラス・ケイジ、日本語吹替 - 中尾隆聖
もぐら。鼻が星の形をしたホシバナモグラ。Gフォースの頭脳。天才的I.Q.の持ち主でコンピュータと情報収集のスペシャリスト。
ムーチ
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
ハエ。小さな体と飛行能力を活かし偵察任務を担当。小型カメラを装着して飛び、潜入先の映像をリアルタイムで味方に送る。
ハリー
ゴキブリ。背中に小型カメラを搭載している。ベンによってよく訓練されており命令に忠実。PDA奪取の時も極めて効率よく迅速に任務を遂行した。彼が一般ゴキブリの協力を得るとスクリーンいっぱいに大量のゴキブリが登場。館内には悲鳴が響き渡った。
ハーレー
声 - ジョン・ファヴロー、日本語吹替 - 川田広樹(ガレッジセール)
モルモット。くすんだ薄い茶色。太っている。食いしん坊。ペット・ショップでGフォースと出会い、以後彼らと行動を共にする。
バッキー
声 - スティーヴ・ブシェミ、日本語吹替 - 真殿光昭
ハムスター。口が悪く、自分の領分を侵されることが何より嫌い。長年ペット・ショップで暮らしている。

テーマソング 編集

日本公開時の応援歌として紫SHIKIBUの「飛び出せ!Gフォース」が使用された。

評価 編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは127件のレビューで支持率は22%、平均点は4.40/10となった[2]Metacriticでは19件のレビューを基に加重平均値が41/100となった[3]

脚注 編集

  1. ^ a b G-Force (2009)”. Box Office Mojo. 2010年4月27日閲覧。
  2. ^ G-Force (2009)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年6月17日閲覧。
  3. ^ G-Force Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年6月17日閲覧。

外部リンク 編集