ス光(スびかり)は、少女漫画家で心霊劇画家黒田みのる教祖 (大教主)に頂く新宗教系教団。

教義 編集

この世界は、現界以外に、幽界、霊界、神霊界、神界から成り立ち、「ス神」の「御経綸」により、生成・変化していく。人間も、現界の肉体以外に、上記諸世界に対応する幽体、霊体、神霊体、神体から成り立っているという。

憑依霊や先祖霊に対して、自らの罪を詫びる「詫びの行」の日常的実践が奨励されている。

また、「炎の業(わざ)」と呼ばれる両手を用いる「手かざし(「浄光」)」を行なうことで知られる。黒田がかつて世界真光文明教団で布教漫画を執筆していたり、しばらく崇教真光に在籍していたことがあることなどから、真光系諸教団の一つに数え上げられている。

名称の変遷 編集

1980年昭和55年)に「光輪」として立教するが、1984年(昭和59年)に「ス光光波世界神団」を名乗る。さらに、2013年平成25年)に「ス光」に改称[1]

活動内容 編集

月例祭、過去世祭(2月)、先祖祭(5月)、動物ペット祭(8月)、御神名顕世祝賀会(9月)、想念祭火水子祭(11月)

活動拠点 編集

本部は東京都八王子市。他に「御光ドーム」が、山梨県北杜市小淵沢町に建築された。「御神築座」が、大分県臼杵市をはじめ各地にある。その他、全国の主要都市に「恢弘所」がある。

脚注 編集

  1. ^ 文化庁編『平成25年度 宗教年鑑』

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集