セルゲイ・ナルイシキン

セルゲイ・エフゲニエヴィチ・ナルイシキンロシア語: Сергей Евгеньевич Нарышкин、ラテン文字転写の例:Sergey Yevgenyevich Naryshkin1954年10月27日 - )は、ロシア連邦政治家、実業家。ウラジーミル・プーチン政権にて第5代ロシア対外情報庁長官を務めている。

セルゲイ・ナルイシキン
Сергей Евгеньевич Нарышкин
Naryshkin Sergey Evgenyevich.jpg
セルゲイ・ナルイシキン
生年月日 (1954-10-27) 1954年10月27日(66歳)
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Flag of the Russian Soviet Federative Socialist Republic (1954–1991).svg ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国
Flag of Saint Petersburg.svg レニングラード
出身校 レニングラード機械大学ロシア語版英語版
前職 ソビエト連邦国家保安委員会諜報員(?)
科学・技術委員会専門官
レニングラード州政府対外経済・国際関係委員会議長
ロシア連邦政府官房副長官
官房長官
ロシア連邦副首相
ロシア連邦国家院議長
現職 ロシア連邦対外情報庁長官
称号 名誉勲章
配偶者 タチアナ・ナルイシキナ
子女 アンドレイ・セルギービッチ・ナルイシキン
ベロニカ・セルギーナ・ナルイシキナ

在任期間 2016年10月5日[1] - 現職
大統領 ウラジーミル・プーチン

ロシアの旗 ロシア連邦
第4代国家院議長
在任期間 2011年12月21日 - 2016年10月5日
大統領 ドミートリー・メドヴェージェフ
ウラジーミル・プーチン

在任期間 2008年5月12日 - 2011年12月20日
大統領 ドミートリー・メドヴェージェフ
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経歴編集

1954年10月27日にソビエト連邦ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)に誕生する。1978年に無線機械技師専攻でレニングラード機械大学(現在のD・F・ウスチノフ名称バルト国立工科大学を卒業。1982年にレニングラード工業大学(現在のサンクトペテルブルク工科大学)の副学長補佐となる。国家科学・技術委員会の専門官として駐ベルギーソ連大使館経済参事官の元で働く。ある情報によれば、ベルギー派遣前にウラジーミル・プーチンと共にKGB赤旗大学で学び、KGB(ソビエト連邦国家保安委員会)に所属したとされる。

1992年から1995年にサンクトペテルブルク市役所の経済・財政委員会の課長となり、ウラジーミル・プーチンと共に働いた。1995年から1997年にサンクトペテルブルク市のプロムストロイバンク対外投資課長を務める。 1997年から1998年にレニングラード州政府投資部長を務める。1998年から2004年にレニングラード州政府対外経済・国際関係委員会議長を務める。2004年2月から3月にロシア連邦大統領経済局副局長を務める。2004年3月から9月にロシア連邦政府官房副長官を務める。2007年9月13日に第2次ミハイル・フラトコフ内閣にてロシア連邦政府官房長官を務めた。2007年2月15日に第2次ミハイル・フラトコフ内閣にてロシア連邦副首相に昇格。主に独立国家共同体域内の対外経済を担当。ドミートリー・メドヴェージェフ第一副首相及びセルゲイ・イワノフ第一副首相に次ぐ「ポスト・プーチン」の有力候補だったが、メドヴェージェフが後継者に指名された。2008年5月にドミートリー・メドヴェージェフの3代目ロシア連邦大統領就任に伴い、ドミートリー・メドヴェージェフ政権にて大統領府長官に任命された。2011年12月21日にロシア連邦議会下院で賛成238票・反対88票を得てロシア連邦下院議長に選出された[2](ドミートリー・メドヴェージェフ政権とウラジーミル・プーチン政権にて)。

対日関係編集

日本との関係では大統領府長官時代に訪日している他、2012年6月に横路孝弘衆議院議長の招きで訪日しており、野田佳彦首相・玄葉光一郎外相と会談している[3][4]2014年6月2日から6月3日に再び訪日し、東京都内で開かれた文化交流イベントの「ロシア文化フェスティバル」に出席し[5][6]伊吹文明衆議院議長・山崎正昭参議院議長らと会談した。

下院議長辞職・ロシア対外情報庁長官編集

2016年9月22日に同年10月5日より次期ロシア対外情報庁長官を務めるようプーチン大統領に任命され[1]、10月5日に招集されたロシア連邦議会で下院議長職を辞任した。

パーソナル編集

妻帯で2児を有する。名誉勲章を受章。2004年7月からロスネフチ役員を務める。

レニングラード機械大学の外、経済学専攻でペテルブルク国際マネージメント大学を卒業。英語フランス語を話す。

ロシアの政治家の中でも親日家として知られているが、北方領土問題に関しては他の政治家と足並みを揃え、日本に対して2島先行譲渡論を推奨している。

その他編集

2014年12月には広島・長崎への原爆投下を「人道に対する罪」として法学者による法的評価が必要との発言を行った[7]

脚注編集

[脚注の使い方]

関連項目編集

外部リンク編集

先代:
セルゲイ・ソビャーニン
  大統領府長官
第12代: 2008年 - 2011年
次代:
セルゲイ・イワノフ
先代:
ボリス・グルイズロフ
  ロシア下院議長
2011年 - 2016年
次代:
ヴャチェスラフ・ヴォロージン
先代:
ミハイル・フラトコフ
  対外情報庁長官
2016年 -
次代:
現職