ゼネラルフーヅ[1]General Foods)は、現在は、アメリカ合衆国の食品メーカーモンデリーズグループのコーヒーブランドである。

ゼネラルフーヅ・コーポレーションの1937年の株券

1989年までは独立した食品メーカーのゼネラルフーヅ・コーポレーションGeneral Foods)だった。1895年設立、最終的な本社所在地はニューヨーク州タリータウン

会社沿革編集

1895年1月、ジョン・ハーヴェイ・ケロッグの療養所で治療を受けていたC・W・ポスト英語版は、カフェインの毒性を訴え療養所で飲まれていた代用コーヒーにヒントを得た「ポスタム英語版」を開発して製造販売会社をミシガン州バトルクリーク(ケロッグ本社もここにある)に設立した。ポスタムはヒットし、ポストはシリアル食品などに事業を拡大した。

1922年2月、ポストの会社はデラウェア州に移転し、ポスタム・シリアルPostum Cereal)に改名、1927年にはポスタム・カンパニーPostum Company)に改名した[2]

1929年、ポスタム社はゼネラルフーヅ・カンパニーGeneral Foods Company)を買収・吸収し、自らはゼネラルフーヅ・コーポレーションGeneral Foods Corporation)と改名した。

1985年、ゼネラルフーヅはフィリップモリス(現・アルトリア)に買収された。フィリップモリスは1988年にはクラフトフーヅ(旧)も買収。1989年にはクラフトフーヅとゼネラルフーヅが合併し、クラフトゼネラルフーヅKGF、現:モンデリーズ・インターナショナルとなった。これをもって、法人としてのゼネラルフーヅは消滅した。

会社消滅後編集

2007年、クラフトゼネラルフーヅはスピンオフによりアルトリアグループから独立し、社名をクラフトフーヅとした。さらに2012年にはモンデリーズ・インターナショナルと改名した。

各地の展開編集

北米編集

旧クラフトフーヅがモンデリーズに改名時に北米事業を分社したクラフトフーヅ・グループ・インク英語版の子会社ゼネラルフーヅ・インターナショナル(General Foods International)が、ゼネラルフーヅ(マクスウェルハウス英語版)ブランドを扱っている。

日本編集

下記の日本法人設立前の1949年クリフォード・ウヰルキンソン・タンサン鉱泉を通して進駐軍向けにバャリースを輸出した。その後、1950年に同社と提携のうえ日本国内向けの製造販売権を付与、1951年には朝日麦酒(現:アサヒビール)とバャリース・オレンヂの一手販売契約を締結した。当時のバャリース・オレンヂはクリフォード・ウヰルキンソン・タンサン鉱泉の工場にてアメリカ製の原液を用いて生産していた。

1954年、日本法人ゼネラルフーヅ株式会社設立。1960年代には、「マックスウエル・ハウス」コーヒーなどの販売を行った[3]

1973年には味の素との合弁企業(ゼネラルフーヅ株式会社とは別法人)味の素ゼネラルフーヅ株式会社(AGF)設立。ただし、ブランドとしてはゼネラルフーヅではなく「AGF」を用いている。出資率は、味の素と、モンデリーズグループのクラフト・フーヅ・ホールディング・シンガポールが50:50だが、2015年10月には味の素が完全子会社した[4]。翌2016年、モンデリーズグループがオランダの企業と合弁で設立したジェイコブズ・ダウ・エグバーツ(Jacobs Douwe Egberts)に譲渡されていた「ブレンディ」や「マキシム」(日本国内のみ)などの商標を味の素が取得している[5]

2017年7月1日、味の素ゼネラルフーヅは味の素AGFに商号変更した。

韓国編集

東西食品が、マキシムブランドを取り扱っている。

出典編集

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