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ゼノブレイドクロス』(XenobladeX、英:Xenoblade Chronicles X[7])は、モノリスソフトが開発し、任天堂より2015年4月29日に発売されたWii U専用ゲームソフト[3]

ゼノブレイドクロス[1]
ジャンル RPG[2]
対応機種 Wii U[3]
開発元 モノリスソフト[3]
発売元 任天堂[3]
ディレクター 高橋哲哉(総監督)[4]
小島幸
横田弦紀[5]
シナリオ 竹田裕一郎
兵頭一歩[4]
音楽 澤野弘之[4]
美術 田中久仁彦
柳瀬敬之
CHOCO
鈴木康士
風間雷太
塚本陽子
小城崇志
片貝文洋
RARE ENGINE
松本秀幸
草薙[4]
シリーズ ゼノシリーズ[6]
人数 1人
メディア Wii U専用光ディスク
発売日 日本の旗2015年4月29日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗2015年12月4日
対象年齢 日本の旗CEROC(15才以上対象)[2]
アメリカ合衆国の旗ESRBT(13歳以上)[7]
欧州連合の旗PEGI12
ダウンロード
コンテンツ
売上本数 日本の旗 15万2187本[8]
世界 90万5624本[9]
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目次

概要編集

モノリスソフトが手掛けるシームレスオープンワールドRPG[3]。2013年のNintendo Direct @E3 2013で「モノリスソフト完全新作」と題され発表され[10]、2014年に『XenobladeX(ゼノブレイドクロス)』という正式名称が発表された[3]

一部システムは前作『ゼノブレイド』を踏襲・進化したものになっているが、ストーリー上の繋がりはない[11]

ゲームシステム編集

謎の異星文明間の争いに巻き込まれ地球から脱出した地球人が不時着した『惑星ミラ』と、そこに設置された『ニューロサンゼルス』を中心に異星人『グロウス』との戦いが描かれる。『惑星ミラ』の探索が本作のメインとなっており、ストーリーを進める際にも一定の探索率が必要な場合もある。また、ゲームを進めることでドールと呼ばれるロボットに搭乗し移動や戦闘ができるようになる。

戦闘編集

前作『ゼノブレイド』と同じくリアルタイム戦闘。パーティメンバーは最大4人で、プレイヤーに設定したキャラクターのみ操作可能で残りのメンバーはオートで行動する。

オートアタック
基本はオートで攻撃を行う。キャラクターはそれぞれ『射撃武器』と『格闘武器』の2種類を装備しており、随時切り替えることが可能。
アーツ
それぞれのキャラクターが持つ特別な技。メニューから8種類を選択し登録することで戦闘中に使用できる。一度使用するとリキャストが完了するまで使用できない。ドールの場合は燃料を消費する。ドールの場合、ハンドウェポンを除いた全てのウェポン(バックウェポンL・R、ショルダーウェポンL・R、アームウェポンL・R、スペアウェポンL・R)にそれぞれアーツが設定されており、購入するかドロップで手に入れて装備をする事で初めてそのアーツが使えるようになる。
リキャストが完了した後、アーツに対応した武器を構えた状態だとさらにリキャストが進み、ゲージが最大になるとダブルリキャストとなる。この時アーツは普段の2倍を上回る威力を発揮したり連続で使用できたりなどする。
ソウルボイス
戦闘中に特定の条件を満たすと仲間キャラクターが掛け声を発し、それに対応するアーツを使用することによって威力や効果のアップ、特殊状態の付加など様々な恩恵を得ることができる。プレイヤー自身も戦闘中に現れる円に対してタイミングよくボタンを押すと仲間に対してソウルボイスを発動することができる。
テンション(TP)
攻撃を行うことで貯まる。消費して通常のアーツより強力なテンションアーツや、一定時間戦闘技能を向上させるオーバークロックギアを使用したり、戦闘不能になった仲間を復活させることができる。
オーバークロックギア(OCG)
TPを3000消費する事で発動させる事ができ、短時間の間相手に与えるダメージの上昇やアーツのリキャストタイムの短縮など、能力を大幅に上げて戦闘が行える、本作の戦闘の醍醐味とも言えるシステム。
発動中はアーツに対応した武器を構えていなくてもダブルリキャストが進む上、それを上回るトリプルリキャストが解禁される。
発動中に格闘→格闘や射撃→射撃の様に同じ種類の攻撃系アーツを連続して使うとギアカウンターのヒット数がカウントされ、この値が大きくなると能力の上昇値のアップなど様々な効果が得られる。
また、支援系アーツを使用すると制限時間の延長、支援→格闘or射撃だと攻撃系アーツのヒット数の倍の数がカウントなど、アーツの系統と使う順番により様々なカラーコンボが発動し、戦闘を有利に進める事ができる。
また、パーティ内の仲間が同時にギアを発動させる事によって得られる効果も存在する。
発動中、制限時間が残り少なくなっても、再度TP3000を消費する事で、カウント数を維持して制限時間を最大まで延長する事ができる。
ちなみに、これを利用すればカウント数で変動するカラーコンボにより延長できる制限時間の伸びづらい手数の少ない武器であろうとカウント数をMax(100)まで上げる事ができ、カラーコンボを利用すればギアを永続させる事ができる。この時の戦闘力は非常に高いものとなる。
これが本来は時々しか利用できない要素ながらも本作の戦闘の醍醐味と言われる所以である。

クエスト編集

本作では非常に多くのクエストが設定されており、物語もクエストを受注することで進行する。ほとんどの場合、クエストをクリアすることで「経験値」「金」「アイテム」などの報酬が得られる。一部のクエストは選択肢によって結末が変化する。

ストーリークエスト
本作の中心となる、セントラルライフを巡るグロウスとの戦いを描くクエスト。受注の際には一定の探索率や特定のクエストのクリアが求められる場合もある。全12章。
本クエスト受注時は他のストーリークエスト・キズナクエストを受注できない。
キズナクエスト
特定の仲間キャラクターに焦点を当てた物語が展開されるクエスト。クリアすることで新たな仲間キャラクターの加入や、対象のキャラクターの固有アーツを主人公が使用可能になる。加入済みのキャラクターが対象のキズナクエストを受注する場合、対象のキャラに対する一定のキズナ値が求められる。
本クエスト受注時は他のストーリークエスト・キズナクエストを受注できない。
ノーマルクエスト
NLAやフィールド上のNPCから受注できる、NPC達の繰り広げるドラマが展開されるクエスト。進めていくことでNPCのキズナグラムが変化したり、NLAに発展が起こったりする。複数のノーマルクエストの話が連続ドラマのごとく繋がっていくこともある。複数受注可能。
シンプルクエスト
NLAのクエストボードで受注できるクエスト。ストーリーなどは特に無く単純にアイテム収集や原生生物の討伐を目的とする。複数受注可能。

操作方法編集

Wii U GamePadとWii U PROコントローラーに対応。Wii U GamePadは「セグメントマップ」を表示するナビゲーション端末として使用[12][6]。GamePadだけでのプレイにも対応している[13]

ストーリー編集

プレストーリー編集

西暦2054年、地球は謎の異星文明の争いに巻き込まれ、人類は移民船での地球脱出を試みる。「白鯨」は脱出に成功した数少ない船の1つであったが異星文明の追撃部隊に見つかり撃墜されてしまう[14]

惑星ミラ墜落後編集

墜落した白鯨は惑星「ミラ」に辿り着く。その2か月後には人類は既に居住ユニットを展開し、安住の地として生活を始めていた[15]

登場人物編集

メインキャラクター編集

アバター
(男性) - 浅沼晋太郎内山昂輝宮下栄治立花慎之介柿原徹也保志総一朗浪川大輔関俊彦小野坂昌也田中秀幸
(女性) - 前田愛佐藤利奈小倉唯勝田詩織内田真礼上坂すみれ田中敦子小清水亜美白石涼子鈴木麻里子
ユニオン - 自由に選択可能
クラス - ドリフター(初期状態、後に自由に変更可能)
本作の主人公。ゲーム開始時に名前、性別、容姿、声を任意に設定できる[16]。原初の荒野に墜落した脱出ポッドの中で眠っていた所を最後の生存者としてエルマに回収され、共にブレイド隊員としてセントラルライフ捜索任務にあたることとなる。脱出の後遺症で一切の記憶を失っている。
エルマ
声 - 桑島法子
ユニオン - テスタメント
クラス - フルメタルジャガー(武器:デュアルガン&デュアルソード)
民間軍事組織「ブレイド」のチームリーダーを務める。沈着冷静かつ的確な判断力と洞察力を持ちメンバーにも尊敬されている。地球では統合政府軍特殊作戦車両教導隊の大佐を務めていた[17]。原初の荒野にて主人公を回収し、自分の小隊の仲間として迎え入れリンと共にセントラルライフ奪還を目指す。
その正体は地球が消滅する前に唯一地球に居た異星人サマールの民の一人。白鯨や、ドール、B.Bなどの高レベルな技術を一人で地球にもたらした。
リン / リンリー・クー
声 - 伊瀬茉莉也
ユニオン - アームズ
クラス - シールドバトラー(武器:ガトリングガン&シールド)
本名は「リンリー・クー」。「ブレイド」のメカニックを担当。性格は明るく、誰にでも分け隔て無く接する。13歳。機械工学に長け、戦闘ロボット「ドール」の開発も手がける[18]。天才であり情熱と行動力に優れた両親の遺志を受け継いでおり、ある機能を持つドールを開発することを目標としている。
イリーナ
声 - 高森奈緒
ユニオン - インターセプター
クラス - サイシーカー改(武器:アサルトライフル&ナイフ)
「ブレイド」のメンバー。男勝りでサバサバした性格。地球では「統合政府軍特殊作戦車輌教導隊」に所属、エルマはその時の上官である[19]
グイン
声 - 中村悠一
ユニオン - インターセプター
クラス - サムライガン(武器:アサルトライフル&ロングソード)
「ブレイド」のメンバー。真っ直ぐな性格。地球では、統合政府軍特殊作戦車輌教導隊に所属、イリーナとエルマはその時の上官である[20]
ダグ / ダグラス
声 - 小山力也
ユニオン - アヴァランチ
クラス - ブラストフェンサー改(武器:レイガン&フォトンセイバー)
本名は「ダグラス」。ドール部隊のチームリーダー。「統合政府軍特殊作戦車両教導隊」の所属でドールの操縦を得意としている。エルマの部下[21]。よくリンのドール運用試験に付き合わされており、その度に酷い目にあっている。見かけによらず気さくな性格をしているが、実際は頭に血がのぼり易く頑固な面も見せ、また、ブレイド内では金稼ぎに躍起になっているとの噂まで立っている。
ラオ
声 - 藤原啓治
ユニオン - パスファインダー
クラス - ロングランサー(武器:スナイパーライフル&ジャベリン)
パスファインダーのチームリーダー。以前は米国陸軍に所属しており、ダグと当時からの戦友[22]。やや皮肉屋っぽい面も見せるものの誠実な性格で部下からは厚い信頼を得ているが、時折ふらっと居なくなるため心配されている。
地球消滅時に妻と娘を失い、その二人を救うことを目的に地球種汎移民計画に参加していたため、絶望し、グロウスに寝返って生き残った人間を滅ぼそうと画策するが、エルマらに阻止され、またエルマに始末されそうになる所をリンと主人公に庇われて改心する。終盤、セントラルライフを破壊しようとするルクザールに不意打ちによって致命傷を与えるが、足場が崩れ共に培養液に落ち、防衛機構の最終段階によって造られた地球上の全ての生命が一つになった化物に取り込まれる。最期は化物の消滅に巻き込まれ消息を絶つ。
ルー
声 - 置鮎龍太郎
ユニオン - 無所属
クラス - シールドバトラー改(武器:サイコランチャー&シールド)
「惑星ミラ」に住む先住民。発明家で、自身の発明品を売ることで生活している[23]。夜光の森に墜落していたライフポイントから地球の知識を学んでいたが、グロウスに襲撃されたことによりエルマ達に連れられてNLAへ移住する。地球の諺や故事成語を気に入っており、話の途中で引用する癖があるものの使い時を間違えていることもしばしば。
ナギ / ナギ・ケンタロウ
声 - 菅生隆之
ユニオン - 無所属
クラス - ジェネラルソード改(武器:ガトリングガン&ロングソード)
本名は「ナギ・ケンタロウ」。NLA自治政府軍務長官。「白鯨」では船長を務めていた[24]。ブレイド隊員の身を最優先に考えるその姿勢から全ブレイド隊員から尊敬を集めているが、主人公に対し自由意思を尊重すると言いながらリンを引き合いに出し半ばブレイド加入を強制するといったお茶目な面や、長官ではなく一隊員として戦える事を楽しんでいるような一面を持っている。居合の達人であり、初期装備が日本刀である。
ヴァンダム
声 - 玄田哲章
「ブレイド」の司令官を務める。恒星間移民船「白鯨」では技師長を務めていた[25]
モーリス
声 - 沢木郁也
元米国国防相の官僚、大統領補佐官を歴任してきた地球での立場から自らNLA自治政府行政長官を名乗っている人物[26]。ナギ達に反発する事が多く、異星人のNLA移住にも難色を示すなど辛辣な態度が目立つが、全ては生き残った地球人を第一に考えてのことであり、エルマからはツンデレと認識されている。
タツ
声 - 阪口大助
惑星ミラ」に住む「ノポン人」の1人。天真爛漫、純粋無垢に見えるが時々上から物を言う。エルマ隊が保護することになる[27]。助けてもらったお礼として主人公にナビゲーションボールを授ける。非戦闘員であるが、リンをメンバーに加えるとついてくる。「ホムホム」という、前作ゼノブレイドの世界でノポン達がホムスを指す言葉を知っているが、意味までは知らない。

サブキャラクター編集

グロウス編集

地球人と敵対する組織。

ルクザール
声 - 石塚運昇
グロウスの総帥。"あのお方"のためにと地球人を滅ぼそうとしている。
ゲーティア
声 - 本名陽子
ライフポイントの破壊を楽しむ女戦士。
リーズ
声 - 小松由佳
NLAに襲撃をかけた、少女のような姿をした戦闘狂。
ダガン
声 - 長嶝高士
リズとコンビを組んでいる巨大な体を持つ戦士。
ガ・デルグ
声 - 稲田徹
傭兵種族の皇子。種族全体をルクザールに人質に取られ、地球人と戦わせられる。
ガ・ボウ
声 - 渡辺明乃
ガ・デルグの側近。

隠しキャラクター編集

キズナクエストを達成することにより仲間として使うことのできるキャラクター。

フライ
声 - 中井和哉
ユニオン - インターセプター
クラス - サムライガン改(武器:ガトリングガン&ロングソード)
駝鳥の異名を持つ凄腕の兵士。普段はダイナーで飲んだくれているが、いざ任務となると恐るべき戦闘力を発揮する。
フォグ・クリストフ
声 - 宮田幸季
ユニオン - ランドバンク
クラス - ソードファング(武器:デュアルガン&デュアルソード)
ぼーっとした性格の青年。かつて喧嘩別れした兄に近づくために精進を続けているが、その性格のために失敗続きである。しかし、戦闘に関しては天性のセンスを持ち合わせている。なお、兄の正体についてはキズナクエストを進めると明かされるが、さらにキズナクエストを進めて彼らが和解するまで彼らを同時にメンバーに入れることができない。
ヒメリ・アランジ
声 - 米澤円
ユニオン - コンパニオン
クラス - サイシーカー改(武器:サイコランチャー&ナイフ)
住宅エリアで住人の悩み相談に乗っている女性。とても献身的な性格をしており、そこに付け込まれて度々悪事やタダ働きに利用されてしまう。
マードレス
声 - 豊口めぐみ
ユニオン - コレペディアン
クラス - ソードファング改(武器:サイコランチャー&デュアルソード)
常に儲けを最優先に考え仲間を平気で欺く様からマードレス(殺人者)と呼ばれている女性。イリーナとは古い付き合いらしい。本名はキズナクエストを最後まで進めると明かされる。
セリカ
声 - 佐藤聡美
ユニオン - ランドバンク
クラス - サイシーカー改(武器:デュアルガン&ナイフ)
ロック(声 - 山本和臣)と一緒にグロウスから逃亡していた異星人。エルマ達に保護されNLAに移住しようとするが、不安分子を入れたくないモーリスから厳しい扱いを受けてしまい、住民権を得る為にブレイド入隊試験を受けることになる。
ミーア
声 - 金元寿子
ユニオン - コレペディアン
クラス - サイシーカー(武器:レイガン&ナイフ)
ブレイド隊員に憧れる少女。彼女のみキズナクエストではなく複数のノーマルクエストをこなす事で仲間になる。主人公の助力でブレイド隊員となった後、行く先々でピンチに陥りその度に主人公に助けてもらう事になる。出生にちょっとした秘密があるが本人は大した事ではないと考えている。

DLCキャラクター編集

DLCを購入していなくても、NPCとしては登場する。

HB
声 - 島﨑信長
「ブレイド」のエリート。ヴァンダムを蹴り落とすことが目標[28]
ボゼ
声 - てらそままさき
元教官。東洋オタク[28]
イエルヴ
声 - 羽多野渉
仲間思いな青年[28]
アクセナ
声 - 中上育実
ドール好きな女の子[28]

用語・設定編集

ブレイド(BLADE)
プレイヤーが所属することになる民間軍事組織。「Beyond the Logos Artificial Destiny Emancipator(神の言葉を超えた人工的な運命の解放者)」頭文字をとってブレイドと名付けられた[15]。「ライフポイントの探索」「惑星ミラの調査」「NLAの治安維持」の3つ任務がある。様々な目的に対応するため大きく8つの「ユニオン」と呼ばれる組織に分かれて活動しているが、特定のユニオンに所属していても受ける任務に制限を受けることは無く、現実にエルマ隊はそれぞれ所属ユニオンがバラバラである[29]
ニューロサンゼルス(NLA)
白鯨の居住ユニット。モデルとなった都市の名をとって名付けられた。物資の生産やドールを開発を行う「工業エリア」、レストランやアパレルショップなどの繁華街「商業エリア」、住まいがある「住宅エリア」、暫定政府やブレイドの本部が置かれている「ブレイドエリア」、ゲーム開始時はまだ何もない「未開発エリア」に分かれている。武器や防具の売買、ドールの整備はここで行う[15]
グロウス
地球人と敵対している組織。地球のものとは比べ物にならない技術力に加え、圧倒的な数の構成員が所属している。これだけですでに圧倒的な規模の組織だが、これでも宇宙を牛耳っている組織のさらに末端の組織に過ぎないという。
Blue Blood
第7章で明らかになる設定。白鯨が地球から脱出し、新たな安住の地を探すのにはあまりにも時間がかかり、とても人間は生きていられないため、人間全員をセントラルライフに保存し、白鯨の維持に必要なクルー達の意識だけを生身の体を模したロボット、B.Bに送信して操作させる事で実質的に生き永らえた。B.Bはロボットであるため年を取る事が無い。不老不死かと言うとそうでもなく、セントラルライフの電力が切れてしまえば生身の体の保存が出来なくなるため、全滅する。B.Bが完全に壊れてしまうと流石に復活はできないが、セントラルライフの生身の体は死ぬ訳ではないので、完全には死なない。
ドール
人型のロボットで、インナー(生身)とは比べ物にならない程の火力を有する。地球人側が造ったドールは角ばりが多く、装甲の模様も複雑で、また装甲の表面を流水のように流れる光のラインがある。グロウス側のものは対照的に曲線が多く、装甲の模様も大体が単色で光のラインは無い。コックピットは共通して360度すべての視界が開けた全天周囲スクリーン。ライトタイプ・ミドルタイプ・ヘビィタイプが存在する。
プレイヤーもストーリーを進めて出現するクエストをクリアすることで、地球人側のドールに乗る事が可能となる。最初の一体とその初期装備のみ無料で入手できるが、それ以降はドール本体も武装もそれぞれ購入する必要がある。
地球種汎移民計画
本作の根幹に深く関わっている計画。異星人同士の戦争に巻き込まれて滅ぶ運命の地球を捨て、宇宙船を以て生命体を運び、他の天体へ移民するという計画。主人公達が乗った白鯨は、多数行われたこの計画のうちの一つだった。
終盤、エルマによって、地球種汎移民計画は本当はセントラルライフに生身の体が保存されている訳ではなく、B.Bを動かしていたのは二千万人の遺伝子と意識を電子化し、それを送信して操作する超大型コンピューターで、そしてセントラルライフに保存されていたのは生命体の遺伝子情報だった、という事が明かされる。つまり生身の体を持ってくるのではなく、新たな大地で新しく生身の体を作って生き延びる、という計画であった。無論、「そうして新しく作られた自分は果たして自分なのか」ということを巡って激しい議論が為されたが、それでもこの計画が実行されたのは少しでも多くの人類の遺伝子情報を残すためであった(コールドスリープを行い生身の体を持っていこうとする計画もあったが、それで運べたのは三万人程だった)。
セントラルライフ
地球種汎移民計画の要となった施設。内部にはコールドスリープされた二千万人の生身の体が収容されており、これを見つけ出して生身の体を取り戻すのがブレイド達の役目と言われてきた。電力が切れるとセントラルライフからの意識の送信が途絶え、活動不可能になり永久に捜索できなくなってしまう。NLAのブレイドタワーに表示されているパーセントは残りの電力を示しているものである。長らく捜索が行われてきたものの全く見つからず、ラオの持っていたデータデバイスによって、黒鋼の大陸の西の海域にあると判明した。その内部にはコールドスリープを受けた体は無く、あらゆる生命体を造り出せる無尽蔵の液体と、上記のB.Bを操作するコンピューターがあるだけだった。地下にはそのB.Bを操作するための意識と遺伝子情報を電子化したものを保存しているデータベースエリアがあるはずだったが、白鯨が墜とされ、セントラルライフが不時着した時にすでにデータベースは大破していた。では何故、B.B達は今なお動けているのか、という非常に大きな謎を残す。グロウスの技術力でも破る事が出来ない防御フィールドを展開する事ができる。

追加コンテンツ編集

ロード高速化データパック(無料)編集

パッケージ版向け。データの一部をWii U本体にインストールしておくことでロード時間を短縮できる。

ロード高速化「基本データパック」
使用頻度の高い地形などのデータ。(使用容量: 2.0GB)
ロード高速化「エネミーデータパック」
エネミー等のデータ。(使用容量: 2.7GB)
ロード高速化「プレイヤーデータパック」
プレイヤーに関するデータ。ショップ等のロードが短縮される。(使用容量: 3.6GB)
ロード高速化「ドールデータパック」
ドールの表示時間が少し短くなる。(使用容量: 1.7GB)[30]

追加クエスト編集

2015年5月8日より販売開始予定[28]

新キャラ追加クエスト
キャラクターが追加されるクエスト。HB、ボゼ、イエルヴ、アクセナの4種類[28]
サポートDLCクエスト
成長促進、増収増益、キズナ促進の3種が販売される[28]

評価編集

  • 週刊ファミ通クロスレビューで9点/9点/8点/8点の合計34点のゴールド殿堂入りを果たした。
  • ファミ通.comのアンケート(集計対象1200人)によると平均プレイ時間は「168時間」、100点満点で「平均74.4点」、最も多いプレイしてよかった点として「フィールドの探索」が挙げられ、改善して欲しい点として「ユーザインタフェース」「ストーリーの展開」「演出面の改修」を求める意見が多かったとされている。本アンケートについてディレクターの高橋は「おおむね僕と同意見。次は濃いストーリーを作りたい」とコメントしている[31]

サウンドトラック編集

「XenobladeX」Original Soundtrack
澤野弘之サウンドトラック[32]
リリース
レーベル デフスターレコーズ(発売元)
ソニー・ミュージックマーケティング(販売元)[32]
テンプレートを表示

澤野弘之が手掛ける本作のサウンドトラック「XenobladeX」Original Soundtrack(「ゼノブレイドクロス」オリジナル・サウンドトラック)がデフスターレコーズより2015年5月20日発売[33]

4枚組55曲を収録[32]

脚注編集

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出典編集

  1. ^ 『XenobladeX(ゼノブレイドクロス)』公式ホームページ”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  2. ^ a b ソフトウェアをさがす(検索結果)”. 任天堂. 2015年2月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e f XenobladeX|Wii U|任天堂 E3 2014情報”. 任天堂. 2015年2月12日閲覧。
  4. ^ a b c d スタッフ”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  5. ^ 社長が訊く『XenobladeX (ゼノブレイドクロス)』|Wii U 1.星をひとつ丸ごと作る”. 任天堂 (2015年4月28日). 2015年4月28日閲覧。
  6. ^ a b 「ゼノブレイドクロス」は2015年春発売。Wii U GamePadの画面を使ったナビゲーション機能も”. 4Gamer.net (2014年11月6日). 2015年2月12日閲覧。
  7. ^ a b Xenoblade Chronicles X”. 任天堂. 2015年2月12日閲覧。
  8. ^ VGChartz. “Xenoblade Chronicles X 日本売上” (英語). 2017年9月11日閲覧。
  9. ^ VGChartz. “Xenoblade Chronicles X 世界累計売上” (英語). 2017年9月11日閲覧。
  10. ^ XenobladeX|Nintendo Software Lineup”. 任天堂. 2015年6月1日閲覧。
  11. ^ 注目の新作RPG「XenobladeX」ファーストインプレッション。ソロプレイでもオンラインでもたっぷり遊べる期待以上の完成度”. 4gamer. 2015年11月22日閲覧。
    『XenobladeX(ゼノブレイドクロス)』プレイインプレッション ちょっとやそっとじゃ遊び尽くせないボリュームの冒険を体験できる!”. ファミ通.com. 2015年11月22日閲覧。
    週刊ファミ通 2015年4月30日号ゼノブレイドクロス 続報
  12. ^ セグメントマップ|フィールド”. モノリスソフト. 2015年4月12日閲覧。
  13. ^ "TVモニターに映っているメインのゲーム画面をWii U GamePadへ表示する機能も付けたのでWii U GamePadのみでのプレイも可能です。"”. Twitter (2015年2月9日). 2015年2月12日閲覧。
  14. ^ プレストーリー|世界観”. モノリスソフト. 2015年4月12日閲覧。
  15. ^ a b c 『ゼノブレイドクロス』舞台となる惑星や拠点「ニューロサンゼルス」をチェック!世界観やストーリーも”. インサイド (2015年2月7日). 2015年2月12日閲覧。
  16. ^ アバターメイク|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年5月15日閲覧。
  17. ^ エルマ|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  18. ^ リン|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  19. ^ イリーナ|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  20. ^ グイン|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  21. ^ ダグ|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年4月12日閲覧。
  22. ^ ラオ|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年4月12日閲覧。
  23. ^ ルー|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年4月12日閲覧。
  24. ^ ナギ|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  25. ^ ヴァンダム|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  26. ^ モーリス|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  27. ^ タツ|キャラクター”. モノリスソフト. 2015年2月12日閲覧。
  28. ^ a b c d e f g 有料追加コンテンツ5月8日午後より配信”. モノリスソフト (2015年4月28日). 2015年4月30日閲覧。
  29. ^ 「ブレイド」と8つの「ユニオン」|世界観”. モノリスソフト. 2015年4月12日閲覧。
  30. ^ 「ロード高速化データパック」配信”. モノリスソフト (2015年4月10日). 2015年4月11日閲覧。
  31. ^ 週刊ファミ通 No1387
  32. ^ a b c d Sawano Hiroyuki|インフォメーション”. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2015年4月10日). 2015年4月12日閲覧。
  33. ^ 5月20日発売!「XenobladeX」Original Soundtrack”. モノリスソフト (2015年4月2日). 2015年4月12日閲覧。

外部リンク編集