ダニエル・オートゥイユ
フランスの俳優、映画監督 (1950-)
ダニエル・オートゥイユ(オトゥイユ)(Daniel Auteuil 発音例, 1950年1月24日 - )は、アルジェリア・アルジェ出身のフランスを代表する男優。
ダニエル・オートゥイユ Daniel Auteuil | |||||||||||||||||||||||
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2011年 | |||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1950年1月24日(74歳) | ||||||||||||||||||||||
出生地 | アルジェ | ||||||||||||||||||||||
国籍 | フランス | ||||||||||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||||||||||
配偶者 |
アンヌ・ジュッセ(1978-1984) エマニュエル・ベアール (1993-95) Aude Ambroggi (2006-) | ||||||||||||||||||||||
著名な家族 | オーロル・オートゥイユ(娘) | ||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||
『王妃マルゴ』(1994年) | |||||||||||||||||||||||
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来歴
編集父アンリはアヴィニョンを中心に活動するオペラのバリトン歌手。母は元合唱団員。
6歳で初舞台を踏み、その後もアヴィニョンの舞台に立つ。パリで演技を学び、舞台ではコメディ、ミュージカル、古典と幅広く出演。映画界からも注目され『ザ・カンニング [IQ=0] 』の大ヒットで人気を獲得。連作『愛と宿命の泉』でシリアス演技に挑戦し、セザール賞を受賞。以後、演技派としても認知される。
1996年の『八日目』ではカンヌ国際映画祭男優賞を、1993年の『愛を弾く女』と2005年の『隠された記憶』でヨーロッパ映画賞の男優賞を受賞している。
プライベート
編集最初の妻アンヌ・ジュッセとの間に、俳優となった娘オーロル・オートゥイユをもうけた。元妻エマニュエル・ベアールとの間にも娘が一人いる。
出演作品
編集公開年 | 日本語題 原題 |
役名 | 備考 |
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1975 | ヘルバスター L'agression |
ナターシャの婚約者 ※クレジットなし |
日本劇場未公開、テレビ放映時のタイトルは『避暑地の異常な夜・犯されて…』『アグレッション・避暑地の異常な夜』 |
1979 | 夢追い A nou deux |
凶悪犯 | |
1980 | ザ・カンニング[IQ=0] Les sous-doués |
ベベル | |
華麗なる女銀行家 La Banquière |
デュクロー | ||
1982 | ザ・カンニング/アルバイト情報 Les sous-doués en vacances |
ベベル | |
1984 | ファースト・ブラッド/追悼の流儀 Les fauves |
クリストファー・バーガム(バーグ) | 日本劇場未公開 |
アスファルト・ウォリアーズ/鮮血ストリート殺人 L'arbalète |
ヴァンサン | 日本劇場未公開 | |
1985 | 優しく愛して Dan L'amour en douce |
マルク | |
1986 | 愛と宿命の泉 Part1/フロレット家のジャン Jean de Florette |
ウゴラン・スベラン | セザール賞 主演男優賞 受賞 英国アカデミー賞 助演男優賞 受賞 |
愛と宿命の泉 Part2/泉のマノン Manon de Sources |
ウゴラン・スベラン | ||
1988 | 僕と一緒に幾日か Quelques jours avec moi |
マルシャル | |
1989 | ロミュアルドとジュリエット Romuald et Juliette |
ロミュアルド | |
1992 | 愛を弾く女 Un coeur en hiver |
ステファン | ヨーロッパ映画賞 男優賞 受賞 |
1993 | 私の好きな季節 Ma saison préférée |
アントワーヌ | |
1994 | 王妃マルゴ La Reine Margot |
アンリ4世 | |
1995 | フランスの女 Une femme française |
ルイ | |
1996 | 八日目 Le Huitième jour |
アリー | カンヌ国際映画祭 男優賞 受賞 |
夜の子供たち Les Voleurs |
アレックス | ||
見憶えのある他人 Passage à l'acte |
アントワーヌ・リヴィエール | ||
1997 | 愛と復讐の騎士 Le bossu |
アンリ・ド・ラガルデール | 日本劇場未公開 JSB(WOWOW)で放映 |
1999 | 橋の上の娘 La Fille sur le pont |
セザール賞 主演男優賞 受賞 | |
ロスト・サン The Lost Son |
クサビエ・ロンバルド | ||
2000 | サン・ピエールの生命 La Veuve de Saint-Pierre |
ジャン | |
発禁本 SADE Sade |
マルキ・ド・サド | ||
2001 | メルシィ!人生 Le Placard |
フランソワ・ピニョン | |
プロジェクトV(バイオント) 史上最悪のダム災害 Vajont - La diga del disonore |
アルベリコ・ビアデーネ | 日本劇場未公開 | |
2003 | レッドナイト Rencontre avec le dragon |
レッドナイト | 日本劇場未公開 |
2004 | そして、デブノーの森へ Le prix du désir |
ダニエル | |
あるいは裏切りという名の犬 36, Quai des Orfèvres |
レオ・ヴリンクス | ||
2005 | 隠された記憶 Caché |
ジョルジュ | ヨーロッパ映画賞 男優賞 受賞 |
2006 | ぼくの大切なともだち Mon meilleur ami |
フランソワ・コスト(美術商) | |
ナポレオンの愛人 N (Io e Napoleone) |
ナポレオン・ボナパルト | 日本劇場未公開 | |
2007 | 画家と庭師とカンパーニュ Dialogue avec mon jardinier |
画家(キャンバス) | |
マルセイユの決着(おとしまえ) Le deuxième souffle |
ギュ | ||
やがて復讐という名の雨 MR 73 |
ルイ・シュナイゼル | 日本劇場未公開 | |
2012 | 裏切りのスナイパー Le Guetteur |
マテイ警視 | 日本劇場未公開 |
2013 | 世界にひとつの金メダル Jappeloup |
セルジュ・デュラン | |
殺意は薔薇の香り Avant l'hiver |
ポール | 日本劇場未公開、WOWOWで放映 | |
2016 | 修道士は沈黙する Le confessioni |
ダニエル・ロシェ | イタリア映画祭2017での上映タイトルは『告解』[1] |
2018 | 家なき子 希望の歌声 Rémi sans famille |
ヴィタリス |
日本劇場公開日 2020年11月20日[2] |
2019 | ベル・エポックでもう一度 La Belle Époque |
ヴィクトル |
参照
編集- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2017. 朝日新聞. 2018年6月24日閲覧。
- ^ 家なき子 希望の歌声(日本公式サイト)