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ディズニー・スター

曖昧さ回避 この項目では、ディズニー所有のインドの放送局企業について説明しています。
  • 香港の放送局企業については「スター (衛星放送)」をご覧ください。
  • 米国とラテンアメリカ以外のDisney+で見られるコンテンツハブについては「スター (Disney+)」をご覧ください。

ディズニー・スター（Disney Star Private Limited）は、インドのメディア・コングロマリットであり、ウォルト・ディズニー・カンパニー・インドの完全子会社[1]。本社はウッタル・プラデーシュ州ノイダ。ディズニー・スター・ネットワークは8つの言語で70以上のテレビチャンネルを経営し、インドのケーブルと衛星テレビの家庭の90パーセントに届けられている[2]。このネットワークは、インドそして100以上の国に亘って、月におよそ7億9000万視聴されている[3]。ディズニー・スターは毎年30,000時間以上のコンテンツを作り出している[4]。ディズニー・スターはインドの最大のテレビと娯楽ネットワークである。

ディズニー・スター
Disney Star
種類
 子会社
業種 メディア
設立 1990年8月1日 (33年前) (1990-08-01)
本社
インド
事業地域
 インド、西アジア、東南アジア、MENA、イギリス、アメリカ合衆国、カナダ
主要人物
  • レベッカ・キャンベル (会長)
  • K.・マダヴァン (カントリー・ マネージャー 兼 社長)
  • サンジャイ・ジャイン (CFO)
サービス
売上高 増加₹120十億 (US$1.7十億) (FY 2021)
親会社 ウォルト・ディズニー・カンパニー・インディア (ウォルト・ディズニー・カンパニー)
子会社
  • アジアネット・スター・コミュニケーションズ
  • ノヴィ・デジタル・エンターテインメント
  • スター・スタジオ
  • プロ・カバディ・リーグ (74%)
  • フットボール・スポーツ・デべロップメント (40%)
  • スター TV
  • UTVソフトウェア・コミュニケーションズ
ウェブサイト www.startv.com

歴史 編集

設立 編集

「スター (衛星放送)」も参照

スターTV（サテライト・テレビジョン・アジアン・リージョン）は、ハチソン・ワンポアと李嘉誠の合弁として1990年に設立された。ハリウッドの英語娯楽チャンネルをアジアの聴衆に向けて開始した[5]。

1990–2000 編集

1990年、スターTVはスター・プラス（当時英語娯楽チャンネル）、スター・TV中国語チャンネル、プライム・スポーツ、MTV、BBCワールド・サービス・テレビジョンの5チャンネルで開始した[5][6]。

1992年、ルパート・マードックのニューズ・コーポレーションは、5億2500万ドルでスターの63.6%を購入し、その後1993年1月1日に残りの36.4%を購入した。スター放送事業はルパート・マードックのフォックス。放送の敷地から経営されていた[7][8]。マードックは以下のように宣言した[9]。

（遠距離通信は）あらゆるところでの全体主義の政権に対する明白な脅威であることを証明している。衛星放送は多くの閉鎖された社会の情報に飢えた住民が国営テレビチャンネルを避けることを可能にする。

1994年から1998年にかけて、スター・インディアは開始され、後にヒンディー語限定のスター・ムービース、チャンネルV、スター・ニュースと、インドの視聴者へのスター・プラスが開始された[10][11][12]。

1998年、NDTVからのコンテンツを扱うニュース専用チャンネルとしてスター・ニュースが開始した[13]。

2001–2010 編集

2001年・スター・インディアは南インドを拠点とするヴィジャイTVを買収した[14]。2003年、スター・インディアのNDTVとの契約は終了し、スター・ニュースは24時間ニュースチャンネルとなった。ディズニーは2009年に200万ドルでこれを買収し、インド政府によるニュースや時事問題のチャンネルをアップリンクを規制する法律を従うために、アナンド・バザール・パトリカ・グループとの合弁事業を設立した[要出典]。その後、2012年にこの合弁事業から撤退し、分割後、チャンネルはABPニュースと改名され、アナンドバザール・パトリカ・グループによって運営されている[13]。

2004年、ヒンディ・コンテンツチャンネルとしてスター・ワンが開始された[15]。2008年、ベンガル語の娯楽チャンネル、スター・ジャルシャと、マラーティー語の娯楽チャンネル、スター・プラヴァが開始された[16][17]。

2009年、スター・インディアはマラヤーラム語のコンテンツを提供するインド・ティルヴァナンタプラム拠点のメディア・コングロマリット、アジアネット・虚無にケーションズを買収した[18]。2009年8月、2009年8月、スター・グループはアジアの放送事業を3つの部門（スター・インディア、スター、フォックス・インターナショナル・チャンネルズ・アジア）に再編した[18]。

同年、スター・アフィリエイトと韓国のCJグループは、24時間のインドのテレビショッピングチャンネルCJアライヴ（後にショップCJ）立ち上げ、初期段階で 6時間枠でテレビマーケティング番組をホストするために スター・ウツァヴを用いた。スター・アフィリエイトは2014年5月に合弁事業から撤退した[19]。この事業はスターCJと呼ばれていた。

21世紀フォックスは、同年、スター・インディアの提携会社フォックス・スター・スタジオ・インディアを通じてインドにて、映画製作、配給事業を開始した[20]。

2011-2017 編集

2021年、スター・インでょあは2012年から2018年までのインド・クリケットに関するインド・クリケット統制委員会（BCCI）の権利を購入した。ESPNは、スター・スポーツ4に改名、スター・クリケットはスター・スポーツ3に改名、スター・スポーツはスター・スポーツ1に改名、スター・スポーツ2は名称を維持した。スター・クリケット HDとESPN HDはスター・スポーツ HD1とスター・スポーツ HD2にそれぞれ改名した[21][22][23][24][25]。

2015年、スター・インディアはビデオ・オン・デマンドサービス。ホットスター（現在ディズニープラス・ホットスター）を開始し、オンラインストリーミングに参集した[26]。

2015年、スター・インディアはマー・テレビジョンの放送事業を買収し、スターが以前存在感を示していなかったテルグ語圏市場での存在感を高めた。この買収によってスターは南インド市場全体で存在感を示している[27]。

2017年2月、スター・インディアと国際的メディア・コングロマリットTEDは新たなテレビシリーズ「TED トークス・インディア - ナイ・ソーチ」を発表した。この番組はボリウッド俳優のシャー・ルク・カーンが出演し、ヒンディー語で作られた新しいTEDトークスが紹介された。この番組は、生の聴衆を前で著名な講演者が18分以内の独白の意見を述べるというTEDの特徴的な形式を踏襲している[28][29]。

2017年8月28日、スター・インディアはヒンディー語娯楽チャンネル、ライフOKを無料放送チャンネル、スター・バーラットにとって変えた[30]。

2017年9月5日、スター・インディアは2018年から5年間のインディアン・プレミア・リーグの放送の国際メディア権を獲得した。以前の放送局であるソニー・ピクチャーズ・ネットワークから権利を獲得するため、163億4750万インドルピーを入札した[31]。

2017年12月14日、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、スター・インディアを含む21世紀フォックスを買収を発表した[32]。

2018–現在 編集

2018年12月3日、ディズニーはスター・インディアの会長を務めていたウダイ・シャンカールがディズニーのアジア事業の指揮と完全子会社となったディズニー・インディアの新たな会長に就任し、ウォルト・ディズニー・カンパニー（インディア）・プライベート・リミテッドとして再編されることを発表した[33]。2018年8月27日、スター・ライフチャンネルはアフリカで、インドのスターチャンネルからヒンディ語シリーズを英語吹き替えでの提供を開始した[34][35]。

2019年1月4日、スターTVは、デジタルでこれに対応するホットスターを販売促進するため、米国でのテレビ事業を閉鎖した[36]。

2019年3月20日、スター・インディアはディズニー・インディアの子会社となった。現在、ディズニー・インディアはUTCとスター・インディアTVチャンネルを所有している。

2020年12月20日、ディズニーは2月1日からオランダにてスターブランドがウツァヴに置き換わり、2021年1月22日にイギリスにてウツァヴ・ゴールド、ウツァヴ・プラス、ウツァヴ・バーラットブランドを開始することを発表し[37]、スター・ヴィジェイの国際供給もウツァヴ・ネットワークを基とした黄色の新しいロゴに変更し、同日、世界中でヴィジェイTVとしてリブランド。ウツァヴ・ネットワークははスター・ゴールド、プラス、バーラットに分けられ、アジアの供給は韓国で開始された[38]。

2021年10月18日、ディズニーとスターは英語全般の娯楽チャンネル産業からの撤退と、2021年11月30日までに当初予定していたスター・ワールド、スター・ワールド・プレミアの閉鎖を発表した。スター・スポーツ1のバングラ語とマラーティー語の供給同日中に終了する予定。同時に、UTVに代わるスター・ゴールド2のHD同時放送の開始と、UTV ムービース、UTVアクションのスター・ゴールド・ロマンスとスター・ゴールド・スリルズへのブランド変更によって、スター・ゴールドブランドは拡大する。スター・ムービース・セレクト HD、スター・ムービース・ヒンディ、スター・ムービース・タミルはSD同時放送も開始し、インドの最初のニッチプレミアム英語映画チャンネルとなる[39]。しかし，この計画は実施されず、インド電気通信規制庁の新しい関税規則の遅れにより、追って通知があるまで延期された[40]。

部門 編集

所有チャンネル 編集

放送中のチャンネル 編集

インド 編集

チャンネル 開始 原語 部類 SD/HD の利用 備考
スター・プラス 1992 ヒンディー語 全般娯楽 SD+HD
スター・バーラット 2017 以前はスター・ワン、ライフOK
スター・ウツァヴ 2004 SD
スター・ウツァヴ・ムービー 2016 映画
スター・ゴールド 1999 SD+HD
スター・ゴールド 2 2020 SD 以前はムービースOK
スター・ゴールド・セレクト 2017 SD+HD
UTV ムービー 2008 SD
UTV アクション 2010
UTV HD 2018 HD
ビンダス 2007 音楽 SD
スター・スポーツ1 ・ヒンディー 2017 スポーツ SD+HD
スター・スポーツ First 2017 SD
スター・World 1991 英語 全般娯楽 SD+HD
スター・World Premiere HD 2013 HD
ディズニー International HD 2017
スター・映画 1991 映画 SD+HD
スター・映画 Select HD 2015 HD
スター・スポーツ1 1996 スポーツ SD+HD
スター・スポーツ 2 2013
スター・スポーツ 3 2018 SD
スター・スポーツ Select1 2016 SD+HD
スター・スポーツ・セレクト2 2016
ディズニー・チャンネル 2004 ヒンディー語, タミル語, テルグ語 子供向け SD
ディズニー・ジュニア― 2012
ハンガマTV 2004
スーパー・ハンガマ 2022 以前はトゥーン・ディズニー、ジェティックス、ディズニー XD、マーベル HQ
ナショナル ジオグラフィック 1998 英語, ヒンディー語, タミル語, テルグ語, ベンガル語 娯楽情報 SD+HD
ナショジオ ワイルド 2009
フォックス・ライフ 2008 生活様式
スター・ジャルシャ 2008 ベンガル語 全般娯楽
スター・ジャルシャ・ムービー 2012 映画
スター・スポーツ1・ベンガル 2019 スポーツ SD
スター・プラヴァ 2008 マラーティー語 全般娯楽 SD+HD
スター・プラヴァ・ピクチャー 2022 映画
スター・スポーツ1・マラーティー 2019 スポーツ SD
スター・キラン 2022 オリヤー語 全般娯楽 SD+HD
スター・スヴァルナ 2007 カンナダ語
スター・スヴァルナ・プラス 2013 映画 SD
スター・スポーツ1・カンナダ 2018 スポーツ
アジアネット 1993 マラヤーラム語 全般娯楽 SD+HD
アジアネット・プラス 2005 SD
アジアネット・ムービー 2012 映画
スター・ヴィジェイ 1994 タミル語 全般娯楽 SD+HD
スター・ヴィジェイ・スーパー 2016 映画 SD
スター・ヴィジェイ・ミュージック 2020 音楽
スター・スポーツ1・タミル 2017 スポーツ
スター・マー 2002 テルグ語 全般娯楽 SD+HD
スター・ 2011 映画
スター・マー・ゴールド 2012 SD
スター・マー・ミュージック 2008 音楽
スター・スポーツ1・テルグ 2018 スポーツ

国際的 編集

チャンネル 開始 言語 部類 SD/HDの利用可能 備考
スター・ライフ 2018 英語 全般娯楽 SD+HD 南アフリカのみ
ウツァヴ・プラス 2021 ヒンディー語 イギリス、ヨーロッパのみ
ウツァヴ・バーラット 2021 SD
ウツァヴ・ゴールド 2021 映画 SD+HD
ヴィジェイ TV 2021 タミル語 全般娯楽 SD スター・ヴィジェイの国際供給
アジアネット ・ミドルイースト 2010 マラヤーラム語 中東のみ

今後のチャンネル 編集

[42][43][44]

チャンネル 開始 言語 部類 SD/HD の利用可能 備考
スター・ムービー・セレクト SD 2022 英語 映画 SD
スター・ゴールド ・スリルズ ヒンディー語
スター・ゴールド・ロマンス
スター・ゴールド2 HD HD
スター・ジャルシャ・ジョシュ ベンガル語 SD
アジアネット・ムービーHD マラヤーラム語 HD
スター・ヴィジェイ・スーパーHD タミル語
スター・ヴィジェイ・タッカル SD
スター・スポーツ1・タミル HD スポーツ HD
スター・スポーツ1・テルグ HD テルグ語
ディズニー チャンネル HD ヒンディー語, タミル語, テルグ語 子供向け
ハンガマTV

現存しない/以前のチャンネル 編集

チャンネル 開始 消滅 言語 部類 SD/HDの利用可能 備考
スター・ワン 2004 2011 ヒンディー語 全般娯楽 SD ライフOKに取って代わられる
ライフOK 2011 2017 SD+HD スター・バーラットに取って代わられる
ムービースOK 2012 2020 映画 SD スター・ゴールド2に取って代わられる
チャンネル V 1994 2018 音楽 スター・スポーツ3に取って代わられる
スター・ニュース 1998 2012 ニュース ABP ニュースにリブランド
FX 2010 2017 英語 全般娯楽 SD+HD
ナット・ジオ・ピープル 2014 2021 生活様式 SD+HD
ナット・ジオ・アドベンチャー 2007 2014 ナット・ジオ・ピープルに取って代わられる
ナット・ジオ・ミュージック 2007 2017 音楽
ナット・ジオ・ムービー・アクション 2013 2017 映画 SD
スター・クリケット 2007 2013 スポーツ SD+HD スター・スポーツ1・ヒンディーとしてリブランド
フォックス・クライム 2010 2015 ヒンディー語, 英語 娯楽情報 SD
スター・CJ ・アライヴ 2009 2014 Shopping 2017年にホームショップ18に売却
スター・スポーツ4 2013 2017 英語, タミル語 スポーツ スター・スポーツ1・タミルとしてリブランド
スター・アナンダ 2005 2012 ベンガル語 ニュース ABPアナンダとしてリブランド
スター・マジャ 2007 2012 マラーティー語 ABPマジャとしてリブランド
ナット・ジオ・タミル 2019 2020 タミル語 Documentary
ナット・ジオ・テルグ テルグ語
ベイビーTV 2005 2021 英語 子供向け SD+HD

関連項目 編集

脚注　 編集

  1. ^ K.J. (2017年12月14日). “Disney's $52.4 billion acquisition of 21st Century Fox includes Star India too – MediaNama” (英語). www.medianama.com. 2017年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月8日閲覧。
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  3. ^ “Star India: Disney Acquires Marquee Indian Entertainment Network And Tata Sky Stake via Fox Deal - Bloomberg Quint”. web.archive.org (2018年3月8日). 2022年8月24日閲覧。
  4. ^ Bansal (2018年6月27日). “What makes star a sought-after business in India” (英語). Live Mint. 2019年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月17日閲覧。
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参考文献 編集

外部リンク 編集

 
ポータル ディズニー
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