トキメキ☆成均館スキャンダル

2010年韓国のテレビドラマ

トキメキ☆成均館スキャンダル』(トキメキ ソンギュンガン スキャンダル、原題:성균관 스캔들)は、2010年韓国KBSで放送されたテレビドラマ。原作はチョン・ウングォルの小説『成均館儒生たちの日々』である。原作では「奎章閣閣臣たちの日々」という成均館卒業後を描いた物語もある。

トキメキ☆成均館スキャンダル
ジャンル テレビドラマ
原作 チョン・ウングォル
脚本 キム・テヒ
演出 キム・ウォンソク
出演者 パク・ユチョン、パク・ミニョン、ユ・アイン、ソン・ジュンギ 他
製作
制作 KBS
放送
放送国・地域大韓民国の旗 韓国
放送期間2010年8月30日~2010年11月2日
放送時間60分
放送枠KBS月火ドラマ
回数20
公式ウェブサイト
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トキメキ☆成均館スキャンダル
各種表記
ハングル 성균관 스캔들
漢字 成均館 스캔들
発音 ソンギュングァン スケンドゥル
日本語読み: ときめき そんぎゅんがん すきゃんだる
ローマ字 Seong-gyungwan Seukaendeul
英題 Sungkyunkwan Scandal
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あらすじ 編集

幼い頃、父を亡くしたキム・ユニは、母と病気の弟の面倒をみるため、男装して科挙試験の代筆でお金を稼ごうとする。試験当日、ユニは代筆の依頼人と間違え、イ・ソンジュンに声をかけてしまう。ユニは、ソンジュンに摘まみ出されそうになるが、母と弟のためにも見逃して欲しいと懇願し、なんとか大事を逃れる。ソンジュンはユニの才能に気づき、無理矢理科挙試験を受けさせる。そして自分がユニに代理受験を依頼したと正祖に明かした。激怒する正祖によって、ユニとソンジュンは罰として成均館(ソンギュンガン)に入学し寄宿舎で暮らす事になる。女であることがバレたら厳罰に処されてしまうが、家族の為にも、ユニは男としての生活を始める事を決心した[1]

登場人物 編集

主要登場人物 編集

本作の主人公。男装の儒生。別名は大物(テムル)。21歳。
南人一門の父と死別後、家族を養うために、男装して科挙試験の代筆を始めようとするが、ひょんな事から、男として成均館に入学する破目になる。幼い頃から、向学心が強く、勉強家。聡明で、特に文才に恵まれている。何事にも物怖じしない性格で、対立する党派をまとめるだけの魅力を持つ。本貫はドラマでは金海金氏、小説では安東金氏
老論(ノロン)派の家系の跡取。別名は佳郎(カラン)。23歳。
博学博識で武芸にも長けた美青年。身分の差や党派に関係なく、才能がある者が登用される政治を志す。清廉潔白で不正を嫌うが、頑固でプライドが高く気難しい性格から、人と交わる事が苦手。当初、ユニとは反目しあっていたが、自分のことを理解してくれる彼女に惹かれていく。下戸。本貫はドラマでは不明だが、小説では真城李氏。字は康武、号は微水。
市場を支配する大商人の息子。別名は女林(ヨリム)。24歳。
女好きなプレイボーイで、直感と観察眼が鋭く、おしろいの匂いで下着の色を当てることが出来る。ユニの正体にもいち早く気づいた。無党派だが、正義感は強い。奔放かつ軽薄だが、実はある苦悩がある。ジェシンとは親友。実は雲従街の商人の息子(中人)で両班具家の族譜を購入し、成均館に入学した。小説での本貫は綾城具氏
少論一門の青年。別名は桀驁(コロ)。24歳。
素行の悪さから、「暴れ馬」の異名を持ち、学生から恐れられている。無口で強面だが、本当は心優しく純情。女性の前だと、しゃっくりが止まらなくなる。
インスの妹で、ソンジュンの婚約者。本名はハ・ヒョウン。天真爛漫でロマンチスト。
成均館(ソンギュンガン)の博士。丁載遠の四男。南人派。ユニの亡父の弟子。
イ・ソンジュンの父。職位は左議政(チャイジョン)。老論党首で、家門の名誉を高め、老論政権の維持を志す。
掌議(チャンイ)の父。職位は兵曹判書(ピョンジョパンソ)。正祖に敵対心を抱く。
本名は李祘(イ・サン)。李氏朝鮮22代王。

その他の登場人物 編集

成均館の学生会長。父は兵曹判書(ピョンジョパンソ)。本名はハ・インス。傲慢で冷徹な性格。チョソンに想いを寄せる。
領議政(ヨンイジョン)。ドラマのイ・サンの彼とは違い、やや冷たい性格。
司憲府(サホンブ)の長官。桀驁(コロ)の父。本名はムン・グンス。
成均館(ソンギュンガン)の学長。本名はチェ・シンムク。
長安(チャンアン)一の妓生。容姿の良さから、高官達から寵愛を受けるが、本人は人として接してくれたユニに想いを寄せている。
  • キム・スンホン(金承憲)
故人。南人。ユニ・ユンシクの父。成均館の博士。チョン・ヤギョン博士の師匠。ムン・ジェシンの兄と共に金縢之詞(クムドゥンジサ)を運ぶ最中に襲撃され、死亡した。
ユニの弟。病弱。
ユニ・ユンシクの母。老論の家系。

視聴率 編集

2010年 編集

放送回 放送日 TNMS 視聴率 AGB 視聴率
大韓民国(全国) ソウル(首都圏) 大韓民国(全国) ソウル(首都圏)
1話 8月30日 7.7% 8.1% 6.3% 7.7%
2話 8月31日 7.2% 8.6% 6.3% 7.0%
3話 9月6日 8.0% 9.9% 7.3% 8.3%
4話 9月7日 7.6% 8.3% 7.5% 8.7%
5話 9月13日 7.8% 8.2% 8.0% 9.4%
6話 9月14日 8.0% 9.6% 8.4% 8.4%
7話 9月20日 9.7% 9.0% 8.7% 9.1%
8話 9月21日 8.2% 9.8% 7.9% 8.5%
9話 9月27日 9.8% 9.2% 9.2% 9.6%
10話 9月28日 10.1% 9.3% 10.2% 10.6%
11話 10月4日 9.2% 8.8% 10.4% 10.5%
12話 10月5日 9.9% 9.7% 10.7% 11.1%
13話 10月11日 11.2% 11.1% 12.8% 13.1%
14話 10月12日 10.3% 10.1% 10.9% 10.9%
15話 10月18日 13.0% 13.0% 13.1% 14.0%
16話 10月19日 13.7% 13.7% 14.3% 15.1%
17話 10月25日 12.9% 13.1% 13.0% 13.9%
18話 10月26日 12.0% 11.9% 12.6% 13.4%
19話 11月1日 12.5% 12.2% 11.8% 12.6%
20話 11月2日 13.3% 13.2% 12.8% 13.4%

サウンドトラック 編集

成均館スキャンダル OST
JYJ 外多数
リリース
ジャンル ドラマ挿入曲
時間
レーベル レモンレイン
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#タイトル作詞作曲・編曲歌手時間
1.「성균관 스캔들」   
2.「찾았다 (Title)」   
3.「그대를 그리다」   
4.「Too Love」   
5.「너에겐 이별 나에겐 기다림」   
6.「청춘스캔들」   
7.「Sad To Say」   
8.「사랑이란」   
9.「그대를 그리다 (Acoustic Ver.)」   
10.「너에겐 이별 나에겐 기다림 (Voice Ver.)」   
11.「자운영」   
12.「Trouble Maker」   
13.「유생들의 나날」   

韓国国外での放送 編集

日本 編集

日本ではBSジャパンで放送したのち、2011年9月14日から11月24日までテレビ東京ランチチャンネル」(水・木曜 12:30 - 13:25、関東ローカル)で放送された。その後2013年7月2日から7月29日までワールド・ハイビジョン・チャンネルTwellV)で放送された。また、2014年1月15日から同年2月12日までTBSテレビ韓流☆セレクト」(月 - 金曜 10:05 - 11:00、関東ローカル)でディレクターズカット版が放送された。

吹替キャスト[2]

受賞 編集

スタッフ 編集

  • 原作:チョン・ウングォル
  • 演出:キム・ウォンソク
  • 脚本:キム・テヒ
  • 制作: レモンレイン, C-JeS Entertainment

脚注 編集

外部リンク 編集

テレビ東京 ランチチャンネル 水・木曜日【12:35 - 13:30→12:30 - 13:25】枠
前番組 番組名 次番組
推奴
(2011.6.22 - 9.8)
トキメキ☆成均館スキャンダル
(2011.9.14 - 11.24)
アテナ:戦争の女神
(2011.11.30 - 2012.2.9)
TwellV 韓流💛12 月 - 金曜日【16:00 - 17:00】枠
-
トキメキ☆成均館スキャンダル
(2013.7.2 - 7.29)
宮〜Love in Palace
(2013.7.30 - 8.30)
TBS 韓流☆セレクト 月 - 金曜日【10:05 - 11:00】枠
男が愛する時
(2013.11.21 - 2014.1.14)
トキメキ☆成均館スキャンダル
〜ディレクターズカット版〜
(2014.1.15 - 2.12)