ノックスクート
ノックスクート (NokScoot) は、タイ王国・バンコクにあるドンムアン空港を拠点に運航するタイの格安航空会社である。
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設立 | 2013年10月 | |||
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運航開始 | 2015年5月 | |||
ハブ空港 | ドンムアン空港 | |||
保有機材数 | 4機 (2018年4月現在) | |||
就航地 | 7都市 (2016年10月現在) | |||
親会社 |
ノックエア (49%) スクート (49%) フエアンナミトルカンパニー (2%) | |||
本拠地 |
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代表者 | Piya Yodmani | |||
外部リンク | http://www.nokscoot.com/ |
概要編集
タイの格安航空会社「ノックエア」 (49%) とシンガポールの格安航空会社「スクート」 (49%) 、フエアンナミトルカンパニー (2%) の共同出資により、長距離国際線を運航する格安航空会社として設立された[1][2]。
正確には新規設立ではなく、タイの航空会社「ピートエア (Pete Air)」をノックエアとスクートが買収し名称変更するという方法が採られた。これは就航準備期間をより短くするためである[3][4]。
2017年10月、国際民間航空機関(ICAO)がタイ民間航空局に対する「安全上の懸念」が解除されることに伴い、ネットワーク拡大計画を発表した。今後、半年をめどに新機材を導入し、バンコク/ドンムアン空港から日本、中国、インド、韓国へ新路線を開設する計画である[5]。
2018年4月20日、日本の国土交通省より外国人国際航空運送事業の経営許可を受け[6]、6月1日よりドンムアン空港 - 成田国際空港間に就航[7]。
沿革編集
保有機材編集
- ボーイング777-200ER型機 : 5機(415席)いずれも2001〜2002年製の元シンガポール航空運用機
将来的にナローボディ(単通路)機を自社購入かリースで導入し、中規模都市への就航も検討している。[要出典]
就航路線編集
サービス内容編集
スクートと同様に、座席指定、機内預け手荷物、機内食、各種付加サービスは有料となっている。
ScootBiz という、ビジネスクラス相当のサービスがある[12]。
Optiontown と提携しており、各種サービスが割引で利用できる機会がある[13]。
脚注編集
- ^ ノックエア、長距離路線LCCのノックスクート設立を承認 Flyteam 2014年6月20日付
- ^ ノックスクート、ブランドロゴ制定 AviationWire 2014年9月12日付
- ^ ピートエアがノックスクートに社名変更 ノックエアらが株式取得で就航準備期間を短縮 Traicy 2014年8月21日付
- ^ ノックスクート、2015年1月から3月に777-200で就航へ Flyteam 2014年8月22日付
- ^ ノックスクート、2018年第1四半期に成田線就航へ ネットワーク拡大を計画 Flyteam 2017年10月12日付
- ^ 外国人国際航空運送事業の経営許可 (PDF) - 国土交通省
- ^ ノックスクート、東京/成田〜バンコク/ドンムアン線就航 6月1日からTraicy 2018年4月20日付
- ^ アジア系LCC、日本に続々 旺盛な訪日需要追い風 - 日本経済新聞 2018年8月22日
- ^ NokScoot fleet details - AirFleets.net
- ^ NokScoot Fleet Details and History - PlaneSpotters.net
- ^ Schedules - NokScoot
- ^ ScootBiz - NokScoot
- ^ OptionTown