スコシアバンク(英称:Scotiabank、仏称:Banque Scotia、日本語での正式名称はノヴァ・スコシア銀行TSXBNSNYSEBNS)は、カナダオンタリオ州トロントに本社を置く多国籍銀行である。カナダ五大銀行のひとつで、銀行業界ではカナダ・ロイヤル銀行TDバンク・フィナンシャル・グループに次ぐ業界第3位の規模を持つ。カナダ国内では最も国際的な銀行で、50ヶ国に支店を出している。世界中の 2,500 万人以上の顧客にサービスを提供し、個人および商業銀行、資産管理、企業および投資銀行を含む幅広い商品とサービスを提供。

ノバスコシア銀行のデータ
英名 The Bank of Nova Scotia
統一金融機関コード 0469
代表者氏名 スコット・トンプソン(頭取 & CEO :)
店舗数 2,225店(国内 970店)
(2007年1月31日現在)
従業員数 53,937人
総資産 3,140億カナダドル
(2005年統計)
設立日 1832年
所在地
M5H 1H1
44 King Street West
Scotia Plaza
9th Floor
Toronto, ON
外部リンク www.scotiabank.com
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Scotiabank は 1832 年にノバスコシア州ハリファックスで設立され、1900 年にトロントに移転するまで本社を置いていた。Scotiabank は、ロンドン地金市場協会のメンバーであり、ロンドンの金の固定に参加する 15 の認定機関の 1 つ。

Scotiabank の現社長兼 CEO である Brian J. Porter は、2023 年 1 月 31 日に退職することを発表し、Scott Thompson が後任に指名された。

歴史

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本社ビルのスコシアプラザ

ノバスコシア銀行は1832年にノバスコシア州ハリファックスで設立された。1882年までは近隣諸州など限られた範囲での事業を行っていたが、西部カナダへの進出で、マニトバ州ウィニペグに支店を開いたことをきっかけに、ミネアポリスシカゴなどを含むアメリカ中西部へと事業規模を拡大させた。

メキシコでもスコシアバンク・インベルラットとして金融サービスを提供している。

1900年にはカナダアメリカジャマイカに38の支店をもつようになった。カナダ国内ではアトランティック諸州とケベック州オンタリオ州マニトバ州に事業を展開。1892年、カナダの銀行としてはニューファンドランドに初めて進出した銀行でもある。

1914年にはメトロポリタンバンクを吸収した[1]

1962年に港区虎ノ門東京支店を開設したが、2013年9月に閉鎖。

2014年10月17日、証券部門のスコシア・セキュリティーズ・アジア・リミテッド東京支店が営業を開始。

初期の国際展開

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ロゴ

初期の国際展開では、国際金融市場への戦略的な展開よりも、貿易と顧客ビジネスに沿った事業展開が行われた。

スコシアバンクはグローバルATMアライアンスに参加しており、他の提携銀行とはATMカードまたはチェックカードを手数料なしで利用することができる。グローバルATMアライアンスに参加している銀行はバークレイズイギリス)、バンク・オブ・アメリカアメリカ)、BNPパリバフランス)、中国建設銀行中国)、ドイツ銀行ドイツ)、サンタンデール・セルフィン銀行(メキシコ)、ウエストパック銀行オーストラリアニュージーランド)である。

合併

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同行は以下年度に、数多くの金融機関を合併している。

銀行 設立年度 合併年度
PEIユニオン銀行
1864年
1883年
サマーサイド銀行
1863年
1901年
ニューブランズウィック銀行
1820年
1913年
カナダ・メトロポリタン銀行
1902年
1914年
オタワ銀行
1874年
1919年
モントリオール・トラスト
1889年
1994年
ナショナル・トラスト
1898年
1997年
ギリシャ・ナショナル銀行
1969年
2005年

旧モントリオール・トラストや旧ナショナル・トラストの支店はブランド名を「スコシアバンク&トラスト」として継続・運営している。

出典

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  1. ^ 新・世界貨幣大事典 平木啓一 p.887

関連項目

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外部リンク

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