キリンビバックス

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株式会社キリンビバックスは、広島県広島市にある清涼飲料水の販売を行う会社である。かつてはペプシコーラの有力ボトラーの1つであったが、現在はキリンビバレッジの子会社で、中国・四国・九州エリアにおける同社製品の販売を担当している。

株式会社キリンビバックス
KIRINVIVAX
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
730-0015
広島県広島市中区橋本町9-7
設立 1963年6月
(西部飲料株式会社)
業種 卸売業
法人番号 5240001009879 ウィキデータを編集
事業内容 清涼飲料水の販売
代表者 代表取締役社長 浅見正明
資本金 4億9000万円
売上高 132億8000万円
(2016年度実績)
純利益 ▲2億5325万5000円
(2023年12月期)[1]
純資産 ▲1億6236万7000円
(2023年12月期)[1]
総資産 19億3613万5000円
(2023年12月期)[1]
従業員数 362名(2017年4月現在)
主要株主 キリンビバレッジバリューベンダー株式会社 100%
外部リンク 公式ウェブサイト
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沿革 編集

  • 1963年昭和38年)6月 - ペプシコーラの中国地方及び兵庫県西部をフランチャイズとするボトラーとして、宇部興産(現・UBE)の全額出資により西部飲料株式会社を設立。
  • 1964年(昭和39年)9月 - ペプシコーラの四国地方をフランチャイズとするボトラーとして、同じく宇部興産の全額出資により四国清涼飲料株式会社を設立。
  • 1972年(昭和47年)2月 - 両社を合併し、宇部興産飲料株式会社を設立。
  • 1978年(昭和53年)9月 - 製造部門を分離し、宇部中四国ボトリング株式会社を設立。
  • 1990年平成2年)3月 - 宇部興産飲料と日本果実工業の合弁により株式会社ビバックスを設立し、宇部興産飲料及び宇部中四国ボトリングの営業権を継承。
  • 1998年(平成10年)4月 - 宇部興産が所有株式をキリンビバレッジへ譲渡し、キリンブランドの清涼飲料水の販売ボトラーとなる。
    • この頃ペプシは日本におけるマーケティング及び製造販売総代理権をサントリーに譲渡した[2]。ちなみに宇部興産もサントリーも共に旧三和銀行をメインバンクとするみどり会メンバーであるが、キリンビバレッジは旧三菱銀行をメインバンクとする三菱グループである。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月 - 簡易株式交換により日本果実工業の所有株式をキリンビバレッジが取得し、同社の完全子会社となる(その後宇部興産が一部株式を取得)。
    • 6月 - 防府工場を日本果実工業に譲渡し、製造部門から撤退、販売に特化する。
  • 2016年(平成28年)1月 - 九州キリンビバレッジサービスと統合し、株式会社キリンビバックスに社名変更。

脚注 編集

  1. ^ a b c 株式会社キリンビバックス 第35期決算公告
  2. ^ このため中国地方では1998年4月にサントリーグループの中国ペプシコーラ販売を設立している。

参考文献 編集

  • 宇部興産株式会社『宇部興産創業百年史』、1998年

外部リンク 編集