フィービー・ケイツ
アメリカの女優、モデル
フィービー・ケイツ(Phoebe Cates, 1963年7月16日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の女優。
フィービー・ケイツ Phoebe Cates | |
---|---|
2009年、第81回アカデミー賞授賞式にて | |
本名 | Phoebe Belle Cates |
生年月日 | 1963年7月16日(61歳) |
出生地 | ニューヨーク市 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 映画・テレビドラマ |
活動期間 | 1982年 - 1994年、2001年、2015年 |
配偶者 | ケヴィン・クライン(1989年 - ) |
著名な家族 |
オーウェン・クライン(息子) グレタ・クライン(娘) |
主な作品 | |
『パラダイス』 『初体験/リッジモント・ハイ』 『プライベイトスクール』 『グレムリン』シリーズ 『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』 『フィービー・ケイツの 私の彼は問題児(ドドンパ)』 『恋愛の法則』 『アニバーサリーの夜に』 |
来歴・人物
編集本名はフィービー・ベル・キャッツ(Phoebe Belle Cates)、結婚後はフィービー・ケイツ・クライン(Phoebe Cates Kline)。父親と母方の祖母はロシア系ユダヤ人、母方の祖父は中国系フィリピン人。実父のジョーゼフ・ケイツ(Joseph Cates、1924年8月10日 - 1998年10月10日)と叔父のギルバート・ケイツ(Gilbert Cates、1934年6月6日 - )は映画監督[1][2][3]。
1982年に『パラダイス』でデビュー。同作と『初体験/リッジモント・ハイ』で、ヌードシーンを披露し、人気を不動のものとした。なお、『初体験/リッジモント・ハイ』で共演したジェニファー・ジェイソン・リーは親友。1984年の『グレムリン』などのヒット作にも恵まれ、以後次第に演技力も身に付けていった。
1980年代にはブルック・シールズやダイアン・レインに迫る勢いで活躍をしたアイドル女優であり、特にイタリアと日本では人気が高く、日本のCM等に出演して活躍した。
1989年にアメリカの俳優ケヴィン・クラインと結婚し、二児の母となる。その後、育児のため女優業からは遠ざかり、2005年にはニューヨークのマジソン・アヴェニューに彼女名義で「Blue Tree」というギフトショップを開店した[4]。
長男のオーウェン・クライン(1991年 - )は俳優として『イカとクジラ』(2005年)などに出演している。
主な出演作品
編集映画
編集公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1982年 | パラダイス Paradise |
サラ | |
初体験/リッジモント・ハイ Fast Times At Ridgemont High |
リンダ・バレット | ||
1983年 | フィービー・ケイツのトライアングル・ラブ Baby Sister |
アニー | テレビ映画、日本ではビデオスルー |
プライベイトスクール Private School |
クリス | ||
1984年 | グレムリン Gremlins |
ケイト・ベリンジャー | |
フィービー・ケイツのレース Lace |
リリー | テレビ映画、日本ではビデオスルー | |
1985年 | フィービー・ケイツのレース II Lace II |
リリー | テレビ映画、日本ではビデオスルー |
1987年 | 天使とデート Date with an Angel |
パティ・ウィンストン | |
1988年 | 再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ Bright Lights Big City |
アマンダ | |
シャグ Shag |
カーソン | VHS邦題『ラスト・サマー・グラフィティ』 | |
1989年 | 思い出のハートブレイク・ホテル Heart of Dixie |
エイケン・リード | 日本ではビデオスルー |
1990年 | グレムリン2 新・種・誕・生 Gremlins2:The New Batch |
ケイト・ベリンジャー | |
殺したいほどアイ・ラブ・ユー I Love You to Death |
ジョーイの浮気相手 | クレジットなし | |
1991年 | フィービー・ケイツの 私の彼は問題児(ドドンパ) Drop Dead Fred |
リジー | |
1993年 | 恋愛の法則 Bodies, Rest & Motion |
キャロル | |
1994年 | プリンセス・カラブー Princess Caraboo |
プリンセス・カラブー/メアリー・ベイカー | 日本ではビデオスルー |
2001年 | アニバーサリーの夜に The Anniversary Party |
ソフィア・ゴールド |
サウンドドラマ
編集- コインの冒険 ナレーション(プロローグ)、ローズマリー・マーフィー(第1章、2章、エピローグ)(イングリッシュ・アドベンチャー中級教材)
CM
編集脚注
編集- ^ “Biography”. Filmreference.com. 2010年3月7日閲覧。
- ^ Wakin, Daniel J. (2005年6月3日). “NY Times article”. NY Times article. 2010年3月7日閲覧。
- ^ “Gilbert Cates Biography (1934–)”. Filmreference.com. 2010年3月7日閲覧。
- ^ New York Magazine - Phoebe Cates Kline Opens Blue Tree Toy Store