ブスケルー県
- ブスケルー県
- Buskerud fylke
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県の紋章 -
国 ノルウェー王国
地方区分 エストラン 県庁所在地 ドランメン 面積
- 総計
- 国土に占める割合12位
14,910 km²
4.53 %人口
- 総計 (2007)
- 全人口に占める割合
- 人口変化 (10年)
- 人口密度8位
251,220 人
5.29 %
6.7 %
18 人/km²県内総生産
- 総計(2001)
- 全GDPに占める割合7位
227,626 万NOK
3.57 %県番号(ISO 3166-2:NO) NO-06 公式サイト www.bfk.no
ブスケルー県(Buskerud [ˈbʉskəˈrʉː] ( 音声ファイル))は、かつてノルウェー南部に存在した県。アーケシュフース県、オスロ、オップラン県、ソグン・オ・フィヨーラネ県、ホルダラン県、テレマルク県、ヴェストフォル県に接していた。県庁所在地はドランメン。
2020年1月1日、アーケシュフース県、ブスケルー県、エストフォル県およびオップラン県ルンネルとイェヴナーケル、ヴェストフォル県Svelvik(現在のドランメン市の一部)と合併し、ヴィーケン県が発足したことにより廃止されたが[1]、2024年に復活する予定[2]。
地理編集
東のオスロ湾から西の山岳地帯まで広がっている。伝統的にエイケル、リンゲリケ、ヌーメダール、ハリングダールの各地域に分かれる。西部は高原状で森林に覆われた谷や牧草地がある。東は低地で多くの湖がある。大きな湖はティリフィヨルド湖とクロデレン湖である。ノルウェーで3番目に長いNumedalslågen川がホルダラン県からブスケルー県を通ってヴェストフォル県に流れ、Begna川がスペリレン湖に注いでいる。
歴史編集
県の名前はModumにあった農場ブスケルー(ノルド語:Biskupsruð)にちなむ。Biskupは司教、ruðは開墾地または農場の意味である。農場はもともとはオスロ司教のものであった。
ヌーメダールの谷では17世紀から銀が産出したが、1957年に閉山した。コングスベルでは1814年より武器の生産が盛んで、現在でもさまざまなハイテク産業が多くの雇用を支えている。Modumではかつてコバルト顔料が生産されていた。
2020年1月1日にアーケシュフース県、エストフォル県と近隣の自治体で合併し、ヴィーケン県が発足したことで廃止された[1]。しかしヴィーケン県廃止推進派が議会選挙で勝利したことで、2022年2月23日にヴィーケン県議会はヴィーケン県の解散を決定した[3]。2024年1月1日にヴィーケン県が廃止され、ブスケルー県が復活する予定となっている[2]。新たなブスケルー県は廃止時点に属していた自治体で構成される[4]。なお2020年以前はヴェストラン県に属していたSvelvikが2020年にドランメンへ編入されたことで、若干領域が広くなっている。
脚注編集
- ^ a b “Fylkessammenslåinger i regionreformen”. Regjeringen.no (2019年12月19日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ a b “Fylkesinndelingen fra 2024”. Regjeringen.no (2022年7月5日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “Fylkestinget har vedtatt å oppløse Viken”. Dagsavisen (2022年2月23日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “Nye fylkes- og kommunenummer fra 2024”. Regjeringen.no (2022年8月23日). 2023年4月15日閲覧。