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ブルゴーニュ地域圏

フランスの地域圏

ブルゴーニュ地域圏(Bourgogne)は、フランス東部のかつて存在した地域圏(région)。首府はディジョン人口は 約162万人、総面積は 31.741 km21999年)。ブルゴーニュ・ワインの産地として世界的に有名。英語では「バーガンディ」(Burgundy)、ドイツ語では「ブルグント」(Burgund)と呼ばれる。温暖な気候と平坦で耕作に適した土地など、恵まれた自然条件を活かして古くから農耕が盛ん。域内面積は日本の中国地方と、人口は鹿児島県と同程度。

ブルゴーニュ
Bourgogne
ブルゴーニュの旗
ブルゴーニュの旗
位置
ブルゴーニュの位置
概要
首府 ディジョン
Dijon
人口 1,633,891人
(2007年)
面積 31,582km²
15
小郡 174
コミューン {{{コミューン数}}}
ISO 3166-2:FR FR-D

目次

行政区画編集

名称 人口(人) 州都/主府/本部 備考
コート=ドール県
Côte-d'Or
522,000 ディジョン
Dijon
ニエーヴル県
Nièvre
229,000 ヌヴェール
Nevers
ソーヌ=エ=ロワール県
Saône-et-Loire
554,000 マコン
Mâcon
ヨンヌ県
Yonne
342,000 オセール
Auxerre
 
地図

地理編集

パリの東南部、リヨンの北部に位置する山がちの地方である。北流してセーヌ川に注ぐヨンヌ川と南流してローヌ川に注ぐソーヌ川の上流部に当り、1832年に完成したブルゴーニュ運河によってヨンヌ川とソーヌ川が結ばれ、大西洋地中海が連絡した。

歴史編集

ブルゴーニュの地名は中世初期にこの地方を支配したゲルマン人の一派ブルグント族に由来する(上述のようにドイツ語では今でもブルゴーニュをブルグントと呼ぶ)。この地方には欧州中世史上重要な意義をもつクリュニー修道院シトー修道院などが創設された。その後、フランス王国の分封国(アパナージュ)としてブルゴーニュ公国となり、14世紀後半からのフィリップ豪胆公ジャン無畏公フィリップ善良公の時代には、欧州の経済先進地帯であった低地地方ブラバントエノーホラントゼーラントなど(現在のベルギーオランダ)を次々と併合し、隆盛を極めた。シャルル豪胆公(在位:1467年 - 1477年)没後に男系男子が絶え、ブルゴーニュはヴァロワ朝フランスに、一部はハプスブルク家に併合された。

文化編集

 
ディジョン

食文化編集

ブルゴーニュ地方を代表する料理としてはブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込みブルゴーニュ風)が最も有名であり、これはブルゴーニュ地方に限らずフランスの代表的な家庭料理となっている。このほかディジョンを主要産地としたマスタードムータルド・ド・ディジョン)、コック・オー・ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮)、エスカルゴ、ウフ(ウ)・アン・ムーレット(赤ワインソースで作るポーチドエッグ)も有名である。エポワスブレス・ブルーというチーズも名産。[1]

ブルゴーニュワイン編集

 
シャルドネぶどう畑

ブルゴーニュ地方は、ボルドーと並ぶワインの銘醸地である。ボルドーと比べ小規模な個人経営の農園が多いことが特徴[2]コート=ドール県を中心に生産されるワインは、主に赤はピノ・ノワール種、白はシャルドネ種のぶどうで作られる。その他にガメイやアリゴテ、ピノ・ブランなども使用される(ワインに使用できるぶどう品種はそれぞれのAOCによって規定されている)。世界で最も高価なワインとされるロマネ・コンティなど、著名なワインが数多く存在する。

関連項目編集

出典編集

外部リンク編集