ホセ・ビダル・ニコラスJosé Vidal "Papito" Nicolás , 1940年4月3日 - 2011年1月7日)は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手外野手)。

ホセ・ニコラス
Jose Vidal
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
生年月日 (1940-04-03) 1940年4月3日
没年月日 (2011-01-07) 2011年1月7日(70歳没)
身長
体重
183 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1958年
初出場 MLB / 1966年9月5日
NPB / 1971年7月23日
最終出場 MLB / 1969年5月16日
NPB / 1971年10月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

NPBでの登録名はニコラス[1]

来歴・人物 編集

1958年にサンフランシスコ・ジャイアンツフリーエージェントで入団、1966年にクリーブランド・インディアンスでメジャーリーグに初出場し1968年まで在籍、1969年にシアトル・パイロッツに移籍、1971年には日本の西鉄ライオンズでプレイした。西鉄退団後はリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルで4年間プレーし引退[2]

彼はマイナーリーグで優秀な打者であったが、野手としての守備は下手で1959年、1965年、1966年には最多エラーを記録した。1963年に彼はカリフォルニアリーグで139試合に出場、打率 .340 、40本塁打、162打点で三冠王を取ってMVPに選ばれた。1966年9月5日、クリーブランド・スタジアムでのボストン・レッドソックス戦に代打で出場したがライトフライに終わった。12日後のデトロイト・タイガースとのタイガー・スタジアムでの試合で初めて先発出場を果たし、メジャー初安打をあげた。

メジャーで4シーズンプレイしたが、それぞれの年の打率は .188, .118, .167, .192 と低調に終わった。53試合に外野手として出場、うち35試合に先発し守備機会は65回あったがエラーは1回であった。1969年にパイロッツからニューヨーク・ヤンキースにトレードされたが、再びメジャーリーグでの出場の機会はなかった。1968年6月3日のシカゴ・ホワイトソックスとの試合ではランニングホームランを打っている。

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

















































O
P
S
1966 CLE 17 37 32 4 6 1 1 0 9 3 0 1 0 0 5 0 0 11 0 .188 .297 .281 .579
1967 16 41 34 4 4 0 0 0 4 0 0 1 0 0 7 0 0 12 2 .118 .268 .118 .386
1968 37 56 54 5 9 0 0 2 15 5 3 0 0 0 2 0 0 15 0 .167 .196 .278 .474
1969 SEP 18 31 26 7 5 0 1 1 10 2 1 1 0 0 4 0 1 8 0 .192 .323 .385 .707
1971 西鉄 39 135 122 6 27 6 0 2 39 9 6 0 0 1 10 0 2 31 6 .221 .289 .320 .609
MLB:4年 88 165 146 20 24 1 2 3 38 10 4 3 0 0 18 0 1 46 2 .164 .261 .260 .521
NPB:1年 39 135 122 6 27 6 0 2 39 9 6 0 0 1 10 0 2 31 6 .221 .289 .320 .609

記録 編集

NPB

背番号 編集

  • 22(1966年)
  • 29(1967年 - 1968年)
  • 31(1969年)
  • 29(1971年)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集