ホミニーフィード (Hominy feed) は、とうもろこしを挽いて作られたコーングリッツコーンフラワー製造時の副産物である。

概要 編集

ホミニーフィード(Hominy feed)は、コーングリッツとコーンフラワーを製造する際の副産物であり、とうもろこし胚芽及び微粉状のデンプン混合物である。

主として家畜エネルギー源として、とうもろこしと同様全畜種に普通に使用される。

原料 編集

ホミニーフィードの原料となるものは、コーングリッツ及びコーンフラワーの原料とうもろこしと同じである。

製造方法 編集

コーングリッツ、コーンフラワー製造過程中においてコーングリッツ、コーンフラワーを採りだした残りの部分で、皮、胚芽の破片及び微粉末等のび微粉状のデンプンの混合物。[1]

用途 編集

ホミニーフィードの用途は主に飼料用になるが、以下に利用される。

飼料用 編集

飼料価値はとうもろこしと大きな違いはないが、肉質向上に効果があるとして肉牛養豚養鶏に利用される。

ペットフード用 編集

他の原材料と混合され、押出成形にてペレット状に化工される。

きのこ培地用 編集

炭素源やビタミン・無機塩類などの栄養素供給源となる他や、細胞の増殖に必要な足場や液体のどの部分も均一な物理的性質を示す要素もある。

メーカー 編集

コーングリッツを製造しているメーカーより製造されている。

脚注 編集

  1. ^ 1983年6月21日1部改定 コーンドライミリングの製品基準 一般社団法人日本コーングリッツ協会

関連項目 編集

外部リンク 編集