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マダラサソリ(斑蠍、学名 Isometrus maculatus)は、クモ綱サソリ目キョクトウサソリ科に属する節足動物である。日本に産するサソリ2種のうちのひとつ(もう1種はヤエヤマサソリ)。

マダラサソリ
Isometrus maculatus - National Museum of Nature and Science, Tokyo - DSC06799.JPG
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門[1] Arthropoda
亜門 : 鋏角亜門[1] Chelicerata
: クモ綱[1] Arachnida
: サソリ目[1] Scorpiones
: キョクトウサソリ科[1]Buthidae
: Isometrus[1]
: マダラサソリ I. maculatus
学名
Isometrus maculatus[1]
和名
マダラサソリ[1]
マダラサソリ(左)とヤエヤマサソリ(右) マダラサソリ(左)とヤエヤマサソリ(右)
マダラサソリ(左)とヤエヤマサソリ(右)

目次

特徴編集

体長40mm - 60mm。体色は薄茶色で体表に黒褐色の斑紋があり、この模様がマダラサソリの名の由来となっている。体は細長い[2][3]

尾節の先端に毒針を持つ。刺されると赤く腫れ、わずかに疼痛がある[3]が、毒性は弱く、治療を要した事例はない[4]

分布編集

東南アジアからオーストラリアにかけて広く分布する。日本では、先島諸島宮古列島八重山列島)の宮古島石垣島西表島与那国島に分布している。また、小笠原諸島にも分布するが、人為分布の可能性があると指摘されている[3]。資材に紛れて輸入されることもある[2]

本種を含むキョクトウサソリ科の全種は、外来生物法により特定外来生物に指定されている[5]

生態編集

開けた場所にある樹や皮倒木の下、石の下などに生息する[2][3]。人家周辺でも見られ、家屋内に侵入することもある[6]

脚注編集

  1. ^ a b c d e f g h 理科教育用教材データベース マダラサソリ岐阜大学
  2. ^ a b c 森谷清樹「セミナー室 動物毒の化学と生物 1 日本の有毒節足動物」『化学と生物』第24巻第9号、公益社団法人日本農芸化学会、1986年9月25日、 618-624頁、 doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.24.618
  3. ^ a b c d ◆お知らせ◆特定外来生物「キョクトウサソリ科」の「マダラサソリ」が清水区で発見されました!”. しずおかみんなの「しぜんたんけんてちょう」. 静岡市環境局環境創造課 (2018年8月29日). 2018年11月7日閲覧。
  4. ^ 梅谷献二 (2002年). “蠍/虫の雑学”. 研究ジャーナル 25巻5号. 公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会. 2018年11月7日閲覧。
  5. ^ 特定外来生物の解説:キョクトウサソリ科の全種”. 環境省. 2018年11月7日閲覧。
  6. ^ 衛環研ニュース 2006年12月 第13号 (PDF)”. 沖縄県. 2018年11月7日閲覧。

外部リンク編集