ママレンジは、アサヒ玩具1969年昭和44年)9月1日に発売した玩具である。

ママレンジ(バンダイミュージアム 蔵品)

概要

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当時まだ普及途上だったシステムキッチンガスコンロを玩具で再現したもの。実質的には超小型の電気コンロである。家庭用電源を使用し、付属のフライパンの上で直径10cmのホットケーキ目玉焼きを焼ける[1]

価格が2,500円と当時の玩具としては高額だったものの、1年間で17万個を売る[1]。以降、同社は「クッキングトイ・シリーズ」を展開した[2]

大ヒットしたものの、基本は電気コンロであるため火傷などの事故が多く、アサヒ玩具は最大1000万円という、高額の保証を付けていた。なお、フライパンを外すと自動で電源が切れる、発熱部に直接触れない構造になっている、と安全対策はなされていたが、余熱や本体そのものの発熱の対策はなかった。

パッケージサイズは27×22×18cm、重量は1.5kg。パッケージには女優の酒井和歌子が印刷され、ピンク色の本体に薔薇のイラストがあるものもある。

商品名を「ママキッチン」と誤解されることがある。

シリーズ商品

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  • ママ・ケーキ(オーブントースター
  • ママ・スイート(綿菓子機)
  • ママ・ポッピー(ポップコーン機)
  • ママ・ナガシ(1975年発売)
  • ママ・クッキー(1975年発売)
  • ママ・シャワー
  • ママ・ディッシャー(食器洗浄機)
  • ママ・ウォッシャー(洗濯機
  • ママ・マジックポット(ドリンクサーバー)
  • ママ・ポット
  • ママ・ポットジュニア
  • ママ・ジューサー
  • ピンク・レディーのママ・ミラー

脚注

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  1. ^ a b おとこの子にも人気だったママレンジ”. おもちゃのまちバンダイミュージアム (2019年2月20日). 2021年11月14日閲覧。
  2. ^ ママ・レンジとは”. コトバンク. 2021年11月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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