マヨラーとは、マヨネーズを好物とする人を意味する日本新語俗語。マヨネーズを大量にかけて食べたり、マヨネーズをあまり使わない食品にも使ったり人を指して用いられる。「ゲテモノ食い」「味音痴」の意味が込められることもある。『現代用語の基礎知識1998年版』に若者用語として掲載された。

語源・経緯編集

マヨネーズ(mayonnaise)の略語「マヨ」に「~する人」を意味する英語接尾辞「-er」を加えたものである。「マヨ」に続く子音nからすると本来は「マヨナー」となるのが正しいが、1990年代半ば当時の

といった語尾が「ラー」の流行語が続いた流れを受け、「マヨラー」という語尾使いが普及してしまった[4]。同様の例として、「キティラー」(ハローキティのグッズを集める人々)などがある[4]

マヨラーの例編集

マヨネーズを直接吸って単体で食べる(飲む)以外の用途で、「かける(食材と同時に摂取する)」用途で使用する食材を以下に列挙する。

ご飯ピラフチャーハンカレーライス冷やし中華カップラーメン焼きそばお好み焼きたこ焼きうどんきしめんそうめんつゆ冷や麦つゆざるそばつゆ刺身寿司、各種丼物パン洋菓子コンビーフツナツナマヨ)、納豆など。

単にマヨネーズを大量または幅広い食品にかけるだけでなく、スパイスとブレンドするなどした多様なマヨネーズを購入・自作する人や、を漬け込んで柔らかくしたり、卵焼きなどの生地に混ぜて調理することでふっくらとした食感にしたりと万能調味料的に使う人もいる。中にはフェイスパック頭髪ケアなどに使う愛好者もいる[5]

マヨラーは野菜が見えなくなるほど大量にマヨネーズをかける。『脳と味覚』の著者山本隆の説によると、マヨネーズに含まれる大量の油分がもととなって快楽物質であるβ-エンドルフィンが出るため、マヨラーが生まれるとの事。その一方で、ねっとりとした独特の舌触り、酢の風味が残る味等が原因で、マヨネーズが大嫌いという人も多く存在する。

脚注・出典編集

  1. ^ 1995年/ファッション産業年表 - ファッションビジネス学会
  2. ^ シャネラーとは - コトバンク/大辞泉
  3. ^ 第13回 1996年 - 新語・流行語大賞/ユーキャン
  4. ^ a b c d 『辞書には載らなかった 不採用語辞典』 飯間浩明 PHP研究所 2014, p56
  5. ^ 「帰ってきたマヨラー/ウルトラ調味料 髪にも指にも 」『日経MJ』2018年4月25日(トレンド面)。