マーメイド・イン・パリ

マーメイド・イン・パリ』(フランス語: Une sirène à Paris、英題:A Mermaid in Paris)は、マチアス・マルジウ英語版がステファン・ランドスキと共同で脚本を手掛け、マチアスが監督した2020年のファンタジーラブコメ映画[3]。出演はニコラ・デュヴォシェルマリリン・リマ英語版

マーメイド・イン・パリ
Une sirène à Paris
監督 Mathias Malzieu
脚本
  • Mathias Malzieu
  • Stéphane Landowski
製作
  • Grégoire Melin
  • Sébastien Delloye
出演者
音楽 Dionysos
撮影 Virginie Saint-Martin
編集 Thibault Hague
製作会社
配給 フランスの旗Sony Pictures Releasing
日本の旗ハピネット
公開 フランスの旗2020年3月11日
日本の旗2021年2月11日
上映時間 102分
製作国 フランスの旗 フランス[1]
ベルギーの旗 ベルギー[1]
北マケドニア共和国の旗 北マケドニア[1]
言語 フランス語
英語
興行収入 $630,987[2]
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フランスでは2020年3月11日にソニー・ピクチャーズ・リリースにより公開された[1] [4]

あらすじ 編集

主人公のガスパールは、祖母の代から続くバー「フラワーバーガー」の「サプライザー(パフォーマー)」。ある夜、彼は人魚の恰好をして倒れている女性を助ける。彼女は本物の人魚であり、歌で男を魅了して心を破裂させることができるという。しかしガスパールは彼女の歌を聴いてもまったく死ぬ気配が無い。不思議がる彼女にガスパールは、自分は失恋を経験しすでに「心は破れている」と告げる。殺すこともできず、優しく介抱してくれるガスパールに、彼女は自身の名前(ルラ)を伝える。一方、ルラに夫を殺された女性医師のミレナは、夫の最期の言葉とガスパールの残した手掛かりを元に人魚の捜索を始める。

キャスト 編集

製作 編集

主要撮影は2019年8月29日に始まり、同年10月17日に終了した[5]。撮影はマケドニアのスタジオで5週間にわたって行われ、その後、フランスのパリとエトルタで2週間のロケ撮影が行われた[6]

評価 編集

レビュー収集サイトRotten Tomatoesでは、13人の批評家のレビューに基づき100%の支持率を獲得し、平均評価は7.9/10であった[7]。Film InquiryのWilson Kwongは、「『マーメイド・イン・パリ』は、愛するものを信じることの意味について、爽やかでオリジナルな映画であり、そうすることでこの映画自体を愛するべき理由を強く主張している」と、この映画を肯定的に評価している[8]。Eye for FilmのAmber Wilkinsonは、この映画に3/5のスコアを付け、「これだけ堂々としていると、いろいろなことができるようになりますね」と述べている[9]

出典 編集

  1. ^ a b c d A Mermaid in Paris (Une sirène à Paris)”. Cineuropa. 2020年12月27日閲覧。
  2. ^ Mermaid in Paris (2020)”. Box Office Mojo. 2020年12月27日閲覧。
  3. ^ Moore (2020年8月28日). “Following the fish-out-of-water rom-com formula, "A Mermaid in Paris (Une sirène à Paris)" is a dazzling visual treat. [Fantasia Film Fest]”. Elements of Madness. 2020年11月13日閲覧。
  4. ^ Une sirène à Paris” (フランス語). AlloCiné. 2020年12月27日閲覧。
  5. ^ Sorties-Cinema – Une sirène à Paris : Le tournage débutera le 29 août” (フランス語). Mulderville (2019年8月5日). 2021年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月27日閲覧。
  6. ^ Lemercier (2019年7月26日). “Shoot on the horizon for Mathias Malzieu's A Mermaid in Paris”. Cineuropa. 2020年12月27日閲覧。
  7. ^ A Mermaid in Paris (2020)”. Rotten Tomatoes. Fandango. 2022年2月12日閲覧。
  8. ^ Kwong (2020年9月3日). “Fantasia Film Festival 2020: A Mermaid in Paris”. Film Inquiry. 2020年11月13日閲覧。
  9. ^ Wilkinson (2020年9月1日). “A Mermaid In Paris (2020) Film Review”. Eye for Film. 2020年11月13日閲覧。

外部リンク 編集