ムカシガエル科両生綱カエル目に属する原始的な一群。ニュージーランドに1属4種のみが生息している。もともとは7種生息しており、現存する種も絶滅が危惧されている。

ムカシガエル科
ムカシガエル科
Hochstetter's frog (Leiopelma hochstetteri)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : ムカシガエル亜目 Archaeobatrachia
: ムカシガエル科 Leiopelmatidae
Mivart, 1869
英名
New Zealand primitive frogs
  • ムカシガエル属 Leiopelma
    • L.archeyi
    • L.hamiltoni
    • L.hochstetteri
    • L.pakeka

骨格が約2億年前の中生代ジュラ紀のものとほぼ同じで、生きている化石とも呼ばれる。現代の普通のカエルに比べると背骨の数は多く、肋骨がほとんど退化しているが、 2対ほど残っている。また、成体となっても僅かに尾の筋肉が残っている。

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