ムショぼけ』は、沖田臥竜の小説。および、それを原作とするテレビドラマ。小学館文庫刊。

ムショぼけ
著者 沖田臥竜
発行日 2021年9月7日
発行元 小学館文庫
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫
ページ数 320
公式サイト 小学館文庫
コード ISBN 978-4-09-407061-3
ウィキポータル 文学
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概要 編集

著者である沖田の実体験を元に[1]、元暴力団構成員・陣内宗介の出所後を描いた作品。

タイトルの「ムショぼけ」とは長年の刑務所暮らしによって、社会と隔離された生活を送った者が出所後に世の中の環境の変化やスピードについていけない現象をいう[2][3]

登場人物 編集

陣内宗介
夜勤部長
HIRO
リサ
平松
さとし
オカン
ナツキ
カイト
キヨカ
シゲ
しょうぞう

書誌情報 編集

テレビドラマ 編集

ムショぼけ
ジャンル テレビドラマ
原作 沖田臥竜「ムショぼけ」
企画 藤井道人(プロデュース)
脚本 アベラヒデノブ
澤口明宏
逢坂元
監督 アベラヒデノブ
澤口明宏
逢坂元
出演者 北村有起哉
板尾創路
九条ジョー(コウテイ
武田玲奈
木下ほうか
松尾諭
末成映薫
鳴海唯
山崎竜太郎
新宅マキ
藤井陽人
長村航希
音楽 岩本裕司
エンディング 倉木麻衣ONE LOVE[4][5]
国・地域   日本
言語 日本語
製作
チーフ・プロデューサー 山崎宏太(朝日放送テレビ)
プロデューサー 南雄大(朝日放送テレビ)
山田久人(BABEL LABEL)
角田道明(Lat-Lon)
撮影地   日本兵庫県尼崎市
制作 BABEL LABEL(協力)
Lat-Lon(協力)
製作 朝日放送テレビ
放送
放送局朝日放送テレビ、テレビ神奈川
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域  日本
放送期間【朝日放送テレビ】
2021年10月3日 - 12月12日
【テレビ神奈川】
2021年10月5日 - 12月14日
放送時間【朝日放送テレビ】
日曜 23:55 - 翌 0:25
【テレビ神奈川】
火曜 23:00 - 23:30
放送枠ドラマ+
放送分30分
回数10
公式サイト

特記事項:
朝日放送テレビでの放送終了後にTVerGYAO!で見逃し配信。
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ムショぼけ』と題して、2021年10月3日から12月12日まで朝日放送テレビ(ABCテレビ)「ドラマ+」で放送[2]。企画プロデュースは藤井道人、主演は連続ドラマ初主演となる北村有起哉[2]。元ヤクザの最高幹部から小説家に転身した経験を持ち、12年間の刑務所生活を送った沖田の実体験に基づく任侠コメディ[2]

キャスト 編集

陣内宗介〈44〉
演 - 北村有起哉(幼少期:藤原詩音)
元暴力団構成員。
夜勤部長
演 - 板尾創路[6]
刑務官。本作品のキーパーソン。
HIRO
演 - 九条ジョー(コウテイ[6]
二代目徳島組のヤクザであり、暴露系の極道インフルエンサー。
リサ〈21〉
演 - 武田玲奈[6]
若者から絶大な支持を集める人気インフルエンサー。
平松
演 - 木下ほうか[6]
二代目徳島組のヤクザ。
さとし
演 - 松尾諭[6]
二代目徳島組のヤクザ。陣内とは兄弟分の杯を交わしている。
オカン
演 - 末成映薫[6]
陣内の母。
ナツキ〈22〉
演 - 鳴海唯[6](14年前:工藤奏)
陣内とキヨカの娘。両親の離婚後は父親の陣内とは会っていない。
カイト
演 - 山崎竜太郎[6](14年前:佐藤律)
陣内とキヨカの息子であり、ナツキの弟。
キヨカ
演 - 新宅マキ[6]
陣内と離婚した嫁。陣内はヨリを戻したいと思っている。
シゲ
演 - 藤井陽人[6][7]
陣内が勤務する運送会社の同僚。
しょうぞう
演 - 長村航希[6]
陣内の勤務先の同僚。

スタッフ 編集

放送日程 編集

※ 放送日は制作局・朝日放送テレビ基準。

話数 放送日 サブタイトル 脚本・監督
第1話 10月03日 全てを失った元ヤクザ アベラヒデノブ
第2話 10月10日 14年ぶりの再会 逢坂元
第3話 10月17日 日給8500円の男
第4話 10月24日 私の心は夏模様 澤口明宏
第5話 11月07日 14年前も14年先も アベラヒデノブ
第6話 11月14日 オヤジの背中
第7話 11月21日 夢の家族再生計画
第8話 11月28日 夢で逢えたら
第9話 12月5日 人生の物語
最終回 12月12日 アベラヒデノブ
澤口明宏

ネット局 編集

放送対象地域 放送局 系列 放送曜日・時間 放送期間 備考
近畿広域圏 朝日放送テレビ(ABC) テレビ朝日系列 日曜 23:55 - 翌0:25 2021年10月3日 - 12月12日 制作局
神奈川県 テレビ神奈川(tvk) 独立局 火曜 23:00 - 23:30 2021年10月5日 - 12月14日
朝日放送テレビ ドラマ+
前番組 番組名 次番組
ワンモア
(2021年8月1日 - 9月27日)
名古屋テレビ(メ~テレ)制作】
ムショぼけ
(2021年10月3日 - 12月12日)
ハレ婚。
(2022年1月16日 - 3月13日)

漫画 編集

小説を原案として、作者の沖田臥竜がオリジナルストーリーを書きおろしたコミカライズ『ムショぼけ〜懲役たちのレクイエム〜』が、『ヤンチャンWeb』(秋田書店)にて2023年10月24日より連載されている。漫画は信長アキラが担当[8]

脚注 編集

  1. ^ 話題の『ムショぼけ』が描く出所後の悲哀と希望”. 産経ニュース (2021年11月20日). 2021年11月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e "北村有起哉、元ヤクザ演じる『ムショぼけ』で連ドラ初主演 企画プロデュースは藤井道人". Real Sound. blueprint. 2021年8月17日. 2021年8月17日閲覧
  3. ^ ドラマ+『ムショぼけ』|朝日放送テレビ
  4. ^ a b "倉木麻衣、元ヤクザの"脱・ムショ暮らし"描いたドラマで主題歌担当". 音楽ナタリー. ナターシャ. 2021年9月1日. 2021年9月1日閲覧
  5. ^ a b "倉木麻衣、ドラマ『ムショぼけ』に主題歌書き下ろし". BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年9月1日. 2021年10月16日閲覧
  6. ^ a b c d e f g h i j k "北村有起哉主演『ムショぼけ』に九条ジョー、武田玲奈、板尾創路ら出演 ビジュアルも公開". Real Sound. blueprint. 2021年9月1日. 2021年9月1日閲覧
  7. ^ "なぜ「藤井陽人」という役者は人気連ドラの主要キャストに名を連ねたのか". Business Journal. 株式会社サイゾー. 2021年12月9日. 2021年12月10日閲覧
  8. ^ 「ムショぼけ」マンガ版、原作者書き下ろしのオリジナルストーリーを展開”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年10月24日). 2023年10月24日閲覧。
  9. ^ ムショぼけ 〜懲役たちのレクイエム〜 第1巻”. 秋田書店. 2024年3月18日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集