ラクシャドウィープ
インド亜大陸の南西部沖の離島
ラクシャドウィープ(ヒンディー語: लक्षद्वीप、マラヤーラム語: ലക്ഷദ്വീപ്、ディベヒ語: ލަކްޝަދީބު、英語: Lakshadweep)は、アラビア海[1]またはインド洋に浮かぶインドの連邦直轄地。
ラッカディヴ諸島(ラッカディヴしょとう)とも呼ばれる[2]こともあるが、この語は狭義には北緯10-11度に点在する島々のことをいい[3]、ラクシャドウィープを構成する3つの諸島・島のひとつである。
「ラクシャドウィープ」とはサンスクリットで「十万(洛叉)の島」を意味する語に由来する[4]。 1956年以来インドの連邦直轄地を構成している[5]。
地理
編集ラクシャドウィープは、北から南にかけて以下の3つの部分から構成される[4][1]。
- アミンディヴィー諸島
- ラッカディヴ諸島 (Laccadive Islands) - 中心地であるカバラティ島を含む。
- ミニコイ島 - 面積最大の島。
人口
編集人口は64,473人(2011年)。中心地はカバラティ島[7]。
27の主な島のうち人が住む島は10島に限られ、住民は南インドのマラバール海岸やスリランカから移住したイスラム教徒の住民が多い[8]。言語はマラヤーラム語の方言を話す[4]。
経済
編集出典
編集- ^ a b ラクシャドウィープ諸島 日本大百科全書 コトバンク
- ^ 木村靖二、岸本美緒、小松久男、『詳説世界史 改訂版 世B310』山川出版社、裏見返し参照
- ^ 貞方昇「ラッカディヴ諸島(カンナノール諸島)」『世界地名大事典 アジア・オセアニア・極II』朝倉書店、2017年、2159頁。ISBN 9784254168921。
- ^ a b c d 貞方昇「ラクシャドウィープ連邦直轄地」『世界地名大事典 アジア・オセアニア・極II』朝倉書店、2017年、2147頁。ISBN 9784254168921。
- ^ 『[新版]南アジアを知る事典』平凡社、2012年、828頁。ISBN 9784582126457。
- ^ About Lakshadweep, Union Territory Administration of Lakshadweep
- ^ “カバラッティ”. インド政府観光局. 2023年5月15日閲覧。
- ^ ラクシャドウィープ諸島 デジタル大辞泉 コトバンク