ラスト・ショー』(The Last Picture Show)は、1971年アメリカ合衆国青春映画。監督はピーター・ボグダノヴィッチ、出演はティモシー・ボトムズジェフ・ブリッジスなど。原作はラリー・マクマートリー1966年の半自伝的小説『The Last Picture Show』。

ラスト・ショー
The Last Picture Show
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監督 ピーター・ボグダノヴィッチ
脚本 ラリー・マクマートリー
ピーター・ボグダノヴィッチ
原作 ラリー・マクマートリー
The Last Picture Show
製作 スティーブン・J・フリードマン英語版
ボブ・ラフェルソン[1]
製作総指揮 バート・シュナイダー
出演者 ティモシー・ボトムズ
ジェフ・ブリッジス
シビル・シェパード
撮影 ロバート・サーティース
編集 ドン・キャンバーン英語版
製作会社 コロンビア ピクチャーズ
BBSプロダクションズ
配給 コロンビア映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1971年10月22日
日本の旗 1972年7月20日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $1,300,000(見積値)[2]
興行収入 世界の旗 $29,146,131[3]
次作 ラスト・ショー2
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第44回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、助演男優賞(ベン・ジョンソンジェフ・ブリッジス)、助演女優賞(エレン・バースティンクロリス・リーチマン)、脚色賞、撮影賞にノミネートされ、ベン・ジョンソンが助演男優賞、クロリス・リーチマンが助演女優賞を受賞した。

ストーリー

1950年代初頭のテキサスの小さな町アナリーン。高校生のソニーと親友デュエーンにとって唯一のデート場所は町で1つしかない映画館。ソニーはシャーリーンと付き合い始めて1年の記念日を迎えるが、最後の一線を越えさせない彼女に不満を抱き、別れることに。一方、デュエーンは金持ちの娘で町一番の美人ジェイシーと付き合っているが、ジェイシーの母はデュエーンでは物足りないと交際を反対する。

そんなある日、ソニーはフットボールのコーチに彼の妻ルースを病院に送って欲しいと頼まれる。夫にないがしろにされ、精神的に不安定になっているルースに最初はとまどうソニーだったが、彼女の優しさに徐々に惹かれていく。そしてクリスマスパーティの夜、2人は口づけを交わす。

一方、ジェイシーは同じパーティにデュエーンとやって来るが、レスターから「裸のプールパーティ」の話を聞くと、デュエーンを放り出してそちらに行ってしまう。

キャスト

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「時代や設定を駆使したピーター・ボグダノヴィッチ監督の小さな町の青春物語は、悲しくも感動的な古典的名作で、忘れがたい名演が満載である。」であり、57件の評論の全てが高評価で、平均点は10点満点中9.01点となっている[4]Metacriticによれば、15件の評論の全てが高評価であり、平均点は100点満点中93点となっている[5]

劇中で上映されている映画

出典

  1. ^ The Last Picture Show (1971) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2012年4月26日閲覧。
  2. ^ The Last Picture Show (1971)” (英語). IMDb. 2020年4月8日閲覧。
  3. ^ The Last Picture Show” (英語). Box Office Mojo. 2020年4月8日閲覧。
  4. ^ The Last Picture Show (1971)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年11月21日閲覧。
  5. ^ The Last Picture Show Reviews” (英語). Metacritic. 2020年4月8日閲覧。

外部リンク