ランサム・ノウリング(Ransom Knowling、1912年6月24日 - 1967年10月22日)は、アメリカ合衆国リズム・アンド・ブルースのミュージシャンで、1930年代から1950年代にかけてシカゴで制作された数多くのブルースのレコーディングにおいてベースを演奏していたことで知られ、アーサー・クルーダップリトル・ブラザー モンゴメリー英語版の録音にも参加していた[1]

ノウリングは、ルイジアナ州ニューオーリンズに生まれ、1930年ころから地元ニューオーリンズで、シドニー・デヴィーニュ英語版や、ジョー・ロビショー英語版のバンドに加わって、プロとして演奏を始めていた。ベースのほか、ヴァイオリンチューバも演奏した。1930年代後半にはシカゴへ移り、当地で行われた数多くのブルースの録音でベースを演奏し、ハーレム・ハムファッツビッグ・ビル・ブルーンジールーズヴェルト・サイクスウォッシュボード・サム英語版サニー・ボーイ・ウィリアムソン英語版T-ボーン・ウォーカーマディ・ウォーターズなどの吹き込みに参加した[2]。ノウリングは、1946年アーサー・クルーダップが吹き込んだ「ザッツ・オール・ライト」でも演奏している[3]

ノウリングは、1967年にシカゴで、55歳で死去した[3]

脚注

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  1. ^ Russell, Tony (1997). The Blues: From Robert Johnson to Robert Cray. Dubai: Carlton Books Limited. p. 25. ISBN 1-85868-255-X 
  2. ^ On This Day in Louisiana Music History - October”. Satchmo.com. 2015年9月7日閲覧。
  3. ^ a b Eugene Chadbourne. “Ransom Knowling | Biography”. AllMusic. 2015年9月7日閲覧。