ランチア・リブラ

リブラ (LYBRA)は、ランチアが製造販売していた自動車である。

概要編集

リブラ
セダン
ワゴン
製造国   イタリア
販売期間 1998–2005年
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
5ドアステーションワゴン
エンジン ガソリン:1.6/1.8L I4
2.0/2.4L I5
ディーゼル:1.9L I4
2.4L I5
駆動方式 FF
変速機 5MT
4AT
サスペンション 前:独立マクファーソンストラット・コイル
後:独立マルチリンク・コイル
全長 4,465mm
全幅 1,745mm
全高 1,460mm (セダン)
1,470mm (ワゴン)
ホイールベース 2,595mm
車両重量 1,250–1,420kg
先代 ランチア・デドラ
-自動車のスペック表-
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デドラの後継車種として1999年9月にフランクフルト・モーターショーにて発表された[1]。ボディタイプは4ドアセダンステーションワゴンの二種である。

シャシーは同じフィアットグループのメガヒット作、アルファロメオ・156のフロアパンの流用で、独自のサスペンションとエンジン構成、セーフティやボディ剛性感、内装装備の質感や充実、そのスイッチ類や操作系の感触に至るまで徹底して煮詰め、上級クラスのカッパを凌ぐ内容を追求した。 2005年には生産を終了した。

日本ではランチアの正規輸入元が1990年代から消滅しているが、以前の正規輸入元であるガレーヂ伊太利屋の手で少数ながら並行輸入された[2]

エンジン・モデル編集

ガソリンは直列4気筒DOHC16バルブの1,600cc103PSと1,800cc131PS、直列5気筒20バルブ2,000cc154PS。シリーズ中盤から直列5気筒20バルブ2,400cc154PSユニットが追加。

ディーゼルは1,900cc直列4気筒コモンレール直噴ターボ105PSと、2,400cc直列5気筒コモンレール直噴ターボ131PS。

デザイン編集

 
内装

基本デザインを手掛けたのは、ピニンファリーナを離れたのちランチアにてチェントロスティーレ(デザインセンター)を立ち上げ、デザインマネージャーとして初代イプシロンのデザインを纏めたエンリコ・フミアであった。フミアはこのリブラもイプシロンと共通のデザインコンセプトでまとめ、特にフロントビューやリヤのデザインはイプシロンとの整合性が図られていた。しかし、デザインに関してランチア首脳陣と意見が対立し折り合いが悪かったフミアはリブラの発表前にランチアを離れ、後任のマイケル・ロビンソンがコンセプトモデル、ディアロゴスを企画し、そのコンセプトに基づいてリブラのフロントマスクを中心にデザインを変更し発表、今日の姿となった。

ステーションワゴンは、テーマと同じデザイン手法を採用し、セダンのドア形状を変更することなく荷室の追加を成立させている。また、フロントガラス上端からテールランプにかけての特徴的なシルバーのルーフラインは、テーマのステーションワゴンのデザインを行ったピニンファリーナの手法をそのまま踏襲している(ピニンファリーナ時代のフミアの案)。このラインはデザイン上のものだけでなく、水捌けや水汚れの排除を効果的に行う機能を併せ持つ。

内装はランチアの定石とされるアルカンターラでの仕立てやポルトローナ・フラウの本革製のトリム、効果的に配されたウッドトリム、装備のスイッチ類にはエボナイトに酷似した素材などが使用され、豪勢に仕立てられた。


車名編集

「LYBRA (リブラ)」は、「Libra (天秤宮)」に由来する。

関連項目編集

参考文献編集

脚注編集

外部リンク編集