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ロワール川フランス語Loireオック語Léger/Leirアルピタン語Lêreブルトン語Liger)は、フランスの中央部を流れるである。長さは1,012km、流域面積は117,000km²でフランスの面積の5分の1を占める。中央高地に源を発し、大西洋に注ぐ。

ロワール川
ロワール川 2003年11月29日撮影
オルレアン市街
延長 1,012 km
平均の流量 850 m³/s
流域面積 117,000 km²
水源 中央高地
水源の標高 1,408 m
河口・合流先 大西洋
流域 フランスの旗 フランス
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ロワール渓谷の中部は、2000年ユネスコ世界遺産に登録された。

目次

名称の由来編集

「ロワール」という名前は、ラテン語Ligerから来ており、ガリア語ケルト語)での川の名前「liga」の転写である。ガリア語で「liga」は「沈殿物」を意味する。この単語は、ぶどう酒などの澱を意味するフランス語のlieや、英語leesとなった。「liga」は、インド・ヨーロッパ祖語の「横たわる」を意味する「*legh-」から来ており、この祖語は英語のlayledgelawなど多くの単語の元となった。

フランス語には、川の名前を元にした形容詞ligérienがある。le climat ligérien(ロワール谷の気候)のように使われ、北フランスでもっとも心地よい気候を意味する。冬は暖かく、大陸性の気候と違って極端な気温の変化がない気候のことである。

地理編集

 
ロワール川の流路

セヴェンヌ高地の北東に源を発し、ロアンヌヌヴェールを北へ流れる。オルレアンで西方に変え、トゥールを流れてナントで大西洋に注ぐ。

平野部の傾斜度が緩く流域が広大なため、しばしば深刻な洪水が起こっており、1856年1866年1910年のものが知られている。

西ヨーロッパの川としては珍しく、自然な流れの障害となるダム[1]や水門は少ない。それにより、ロワール川では船による旅行を可能とし、田園風景や石灰岩の崖、童話の世界のような城の景観を楽しむことができるため人気が高い。

支流編集

流域の自治体編集

流域の観光地編集

脚注編集

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  1. ^ 1985年にロアンヌの数キロ南に造られたVillerestダムは、近年の洪水を防ぐのに主要な役割を果たしている。

外部リンク編集