ヴェラ・ルービン

ヴェラ・ルービンVera (Cooper) Rubin, 1928年7月23日 - 2016年12月25日[1])はアメリカ合衆国天文学者銀河の回転速度に関する観測と研究から、銀河には恒星などの光を発する天体の総質量を遥かに上回る質量の「暗黒物質(dark matter) 」が存在することを示した。

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生涯と業績編集

ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。幼いころから天文学に興味があり、高校生のときには天体望遠鏡を自作。1948年にヴァッサー大学卒業後、プリンストン大学で学ぶことを希望していたが女性であったために入れず、コーネル大学フィリップ・モリソンリチャード・P・ファインマンハンス・ベーテの下で物理学を学んだ。1954年にはジョージタウン大学においてジョージ・ガモフの下で学んだ。

アンドロメダ銀河の回転速度を観測した結果、銀河の回転速度が天体の分布から予測される速度と大きく異なり、周辺部でも中心部と速度がほとんど変わらないことを発見した。これは「銀河の回転曲線問題 (galaxy rotation problem)」と呼ばれる天文学の未解決問題の一つであり、これを説明するために暗黒物質に関する理論が発展した。

カーネギー・インスティテュート・オブ・ワシントン(Carnegie Institution of Washington)で研究を続けた。全米科学アカデミー会員。彼女の4人の子供全員も自然科学や数学の分野で活動している。ニュージャージー州プリンストンで死去。

受賞編集

名前に因むもの編集

関連項目編集

外部リンク編集

出典編集