三井住友ファイナンス&リース
三井住友ファイナンス&リース株式会社(みついすみともファイナンスアンドリース、SMFL)は、東京都千代田区の三井住友銀行東館に本社を置く、メガバンクである三井住友フィナンシャルグループの一角で、主にファイナンス・リース領域を主力事業として扱っている。
![]() 東京本社外観 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
大証1部(廃止) 8592 1983年11月 - 2007年6月23日 |
略称 | SMFL |
本社所在地 |
![]() 〒105-8287 東京本社 東京都千代田区丸の内一丁目3番2号 三井住友銀行東館 大阪本社 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場三丁目10番19号 銀泉心斎橋ビル |
設立 | 1963年2月4日 |
業種 | その他金融業 |
法人番号 |
5010401072079 ![]() |
事業内容 | 各種物件・諸権利の取得、賃貸借およびリース業務など |
代表者 |
代表取締役会長 堀江 誠 代表取締役社長 橘 正喜 代表取締役専務執行役員 諸岡 礼二 代表取締役専務執行役員 池田 剛久 |
資本金 |
150億円 (2020年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
95,314,112株 (2020年3月31日現在) |
売上高 |
単体:1兆458億74百万円 連結:1兆5,137億7百万円 (2020年3月期) |
純利益 |
単体:289億57百万円 連結:742億88百万円 (2020年3月期) |
純資産 |
単体:3,896億79百万円 連結:7,355億42百万円 (2020年3月31日現在) |
総資産 |
単体:3兆9,871億90百万円 連結:6兆3,787億1百万円 (2020年3月31日現在) |
従業員数 |
3,357名 (2020年3月31日現在) |
決算期 | 3月 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
三井住友フィナンシャルグループ 50% 住友商事 50% (2020年3月31日現在) |
主要子会社 | #グループ企業参照 |
外部リンク | https://www.smfl.co.jp/ |

竹橋オフィスの入る如水会ビルディング
2018年度にはリース事業の再編を実施、三井住友フィナンシャルグループと住友商事双方の持分法適用関連会社となり、事業領域は大きく広がった。この金融x商社の組み合わせが最大な強みとなっている。
2020年4月には事業環境の変化に的確に対応し、今後の持続的な成長への姿勢を改めて明確なものとするため、経営理念、経営方針を再定義し、「SMFL Way」として制定している。
沿革編集
住商リース編集
- 1963年2月 - 東西興業株式会社設立。
- 1968年5月 - 住商リース興産株式会社に商号変更。
- 1969年10月 - 住商リース株式会社に商号変更。
- 1983年11月 - 大阪証券取引所2部上場。
- 1988年9月 - 大阪証券取引所1部上場。
- 1989年3月 - 東京証券取引所1部上場。
- 2006年12月 - 株式公開買い付け (TOB) により住友商事の子会社となる。
- 2007年6月 - 株式交換により上場廃止。
三井住友銀リース編集
- 1968年9月 - 住友銀行を中心とする住友グループのリース会社として「総合リース株式会社」設立
- 1982年10月 - 商号を住銀総合リース株式会社に変更
- 1986年2月 - 商号を住銀リース株式会社に変更
- 1999年7月1日 - 旧神戸銀行系のケーシーエスリース株式会社がクリエイトファイナンス株式会社を合併し、商号をさくらリース株式会社に変更。同日、株式会社陽友(旧太陽銀行系、現・陽栄)のリース部門の営業譲渡を受けた。
- 2001年5月 - 住銀リースがさくらリース株式会社を子会社化し、経営を統合
- 2001年9月 - 住銀リースがさくらリースを合併し、商号を三井住友銀リース株式会社に変更
- 2003年2月 - 株式会社三井住友フィナンシャルグループの直接の子会社となる
三井住友ファイナンス&リース編集
- 2007年10月 - 住商リース株式会社が三井住友銀リース株式会社を吸収合併し、三井住友ファイナンス&リース株式会社に商号変更。
- 2008年9月 - 出資比率を見直し、SMFGによる株式取得及びSMFLによる自己株式取得により、SMFG60%・住商40%に。
- 2010年11月 - SFIリーシング株式会社の株式66%を取得、連結子会社化。
- 2012年6月 - ロイヤルバンク・オブ・スコットランド・グループ・ピーエルシーの航空機リース事業を三井住友銀行・住友商事と共同で買収し、「SMBC Aviation Capital」として業務開始。
- 2015年8月 - 西新橋三丁目から丸の内一丁目の三井住友銀行東館に本社を順次移転[1]。
- 2015年12月 - 米ゼネラル・エレクトリックから日本においてリース事業を手掛ける日本GEを約5750億円で買収すると発表[2][3]。
- 2015年12月 - DMG MORI Finance Gmbhを連結子会社化。
- 2018年10月 - SMFLみらいパートナーズ株式会社を設立。
- 2019年1月 - 三井住友ファイナンス&リースとSMFLキャピタル(旧日本GE)が合併。
- 2019年4月 - SMBC Aero Engine Lease B.V.を連結子会社化。
- 2019年7月 - 株式会社マックスリアルティーを連結子会社化。
- 2021年1月 - ケネディクス株式会社を連結子会社化。
グループ企業編集
2020年3月31日現在。子会社303社及び関連会社13社が存立する[4]。
- SMFLみらいパートナーズ
- SFIリーシング
- NECキャピタルソリューション
- SMBCアヴィエーションキャピタル
詳細は「公式サイトのグループ会社」を参照
関連項目編集
- 三井住友フィナンシャルグループ - 親会社(50%出資)
- 住友商事 - 親会社(50%出資)
- 住友三井オートサービス
- 三井住友
脚注編集
- ^ “東京本社移転のお知らせ” (プレスリリース), 三井住友ファイナンス&リース株式会社, (2015年7月31日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “米国・General Electricグループからの日本におけるリース事業の買収について” (プレスリリース), 三井住友ファイナンス&リース株式会社, (2015年12月15日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “三井住友FG、米GEの日本リース事業買収を発表”. 日本経済新聞. (2015年12月15日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ 「事業の内容」『第58期 有価証券報告書 三井住友ファイナンス&リース株式会社』