三神勲
人物・来歴 編集
山梨県出身。オハイオ州立大学大学院修士課程修了[1]。明治学院大学教授を務め、のち名誉教授、駒澤大学教授を務めた。 シェイクスピアの主要作品を中野好夫とともに戦後いち早く翻訳し、上演に使われることが多かった。その多くは角川文庫に収められた。
翻訳 編集
- シェイクスピアの戯曲
- 『ハムレット / ジュリアスシーザー』(河出書房、世界文学全集) 1951年
- 『ウィンザーの陽気な女房たち』(西川正身共訳、河出書房) 1952年
- のち角川文庫
- 『真夏の夜の夢』(河出書房、世界文豪名作全集) 1953年
- のち角川文庫
- 『ロミオとジュリエット』(河出文庫) 1954年
- のち角川文庫
- 『マクベス / リヤ王』(河出書房、世界文学全集) 1955年
- 『マクベス』(角川文庫) 1968年
- 『リア王』(角川文庫) 1973年
- 『じゃじゃ馬ならし』(筑摩書房、世界古典文学全集42) 1964年
- のち角川文庫
- 『トロイラスとクレシダ』(筑摩書房、世界古典文学全集45) 1966年
- のち角川文庫
- 『シンベリン』(筑摩書房、世界古典文学全集44) 1967年
- 『十二夜 / ヘンリー五世』(河出書房、世界文学全集) 1967年
- 「十二夜」はのち角川文庫
- 『リチャード三世』(開明書院、シェイクスピア戯曲選集) 1977年
- 『リチャード三世』(角川文庫) 1996年
- その他
- 『ヴォルポーネ』(ベン・ジョンソン、筑摩書房、世界文学大系14) 1961年