下鶉駅

かつて北海道空知郡上砂川町にあった北海道旅客鉄道の駅

下鶉駅(しもうずらえき)は、北海道空知郡上砂川町字鶉にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線上砂川支線)の廃駅)である。電報略号シス事務管理コードは▲130169[2]。上砂川支線の廃線に伴い1994年平成6年)5月16日に廃駅となった[1]

下鶉駅
しもうずら
Shimo-Uzura
砂川 (3.7 km)
(0.8 km)
地図
所在地 北海道空知郡上砂川町字鶉
北緯43度28分56.8秒 東経141度57分7.2秒 / 北緯43.482444度 東経141.952000度 / 43.482444; 141.952000座標: 北緯43度28分56.8秒 東経141度57分7.2秒 / 北緯43.482444度 東経141.952000度 / 43.482444; 141.952000
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線上砂川支線
キロ程 3.7 km(砂川起点)
電報略号 シス
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1959年昭和34年)12月18日[1]
廃止年月日 1994年平成6年)5月16日[1]
備考 上砂川支線廃線に伴い廃駅
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歴史

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1976年の下鶉駅と周囲500m範囲。左が砂川方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

ディーゼルカー導入に伴い、上砂川町と三井鉱山が設置費の一部を負担することにより開設された[3]

年表

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駅名の由来

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当駅の所在する地名(うずら)に「下」を付する。

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南側(上砂川方面に向かって右手側)に存在した[5]

無人駅となっていた[4]が、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置し、線路よりも高台にありホームから階段を上った。ホームには待合室を有した[6]

利用状況

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  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は30人[5]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は14人[6]

駅周辺

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山に囲まれたひっそりとした集落であった[5]

駅跡

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1997年(平成9年)時点で既に痕跡は消えていた[7]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[8]

また1997年(平成9年)時点では駅跡の砂川方に「第一歌志内川橋梁」、上砂川方に「第二歌志内川橋梁」のプレートガーダー橋が残存していた[7]が、2010年(平成22年)時点では「第二歌志内川橋梁」のみ残存している[8]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(上砂川支線)
砂川駅 - 下鶉駅 - 鶉駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、826頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、217頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 上砂川町史 昭和63年3月発行。
  4. ^ a b “「通報」●函館本線蘭越駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年3月31日) 
  5. ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)48ページより。
  6. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)59ページより。
  7. ^ a b 書籍『鉄道廃線跡を歩くIV』(JTBパブリッシング1997年12月発行)42-43ページより。
  8. ^ a b 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)119ページより。

関連項目

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