中沢目貝塚(なかざわめかいづか)は、宮城県大崎市田尻にある縄文時代貝塚1988年昭和63年)10月14日、国の史跡に指定される[1]

中沢目貝塚の位置(宮城県内)
中沢目貝塚
中沢目貝塚

概要 編集

1974年(昭和49年)以来、数回の発掘調査が行われた。蕪栗沼の南側の大貫丘陵から北に突き出た標高29メートルの丘陵上に立地する縄文時代後・晩期の内陸部の淡水産貝塚である。周囲の水田地帯より26メートル高い。長根貝塚と同様に北上川やその支流の迫川によって形成された遊水地帯に臨んでいる。規模は東西270メートル、南北220メートル。貝層は小規模で、オオタニシ・イシガイヌマガイなどの淡水産の貝類である。

出土遺物 編集

検出遺構 編集

所在地 編集

  • 〒989-4301 宮城県大崎市田尻蕪栗字熊野堂

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 中沢目貝塚 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2017年1月6日閲覧。
  2. ^ 指定文化財|史跡|中沢目貝塚 - 宮城県
  3. ^ 大崎市の文化財 - 大崎市

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯38度37分13.3秒 東経141度5分54.6秒 / 北緯38.620361度 東経141.098500度 / 38.620361; 141.098500