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乾杯の歌(かんぱいのうた、英語: Maine Stein Song)は日本ではドイツ民謡と言われているが、世界的にはアメリカ合衆国メイン州大学校歌として知られており、現在ドイツで歌われているものも米国からの逆輸入である。

概要編集

「乾杯の歌」は日本では「盃を持て、さぁ卓をたたけ」という歌詞でドイツ民謡と言われているが、世界的には「Maine Stein Song」として、アメリカ合衆国メイン州立大学校歌で知られている。[1]「Stein」(スタイン)はドイツ語「Stein」(シュタイン、石の意味)経由で陶器製のビールジョッキを意味する英語俗語[2]

この歌はもともとE.A.フェンスタッド(E.A. Fenstad)が作った器楽曲で、彼はドイツヨハネス・ブラームスの「ハンガリー舞曲」を聞いたのだろうという説も行われている。 [3] 1902年のメイン州立大学の学生のアルバート・プレイグ(Albert Prague)がバーハーバー(Bar Harbor)でアルバイトをしている時に、このドイツ起源の行進曲「Opie」を聞き、それを書きとめたといわれていて、歌詞はプレイグの寮で同室のリンカーン・コルコード(Lincoln Colcord)が作ったという。[4]

現在の曲は、1921~1923年にメイン州立大学へ通い、その後エール大学を卒業したルーディー・ヴァレーが作っている。1929年にホストを務めたNBCラジオでこの歌を紹介して、翌年ビクターでレコード化している。これは大変な人気となった。[5] この時点で、ドイツでもヨーゼフ・フロイデンタル(Josef Freudenthal )によるドイツ語歌詞も作られている。 [6] 

日本語では昭和初期にカヴァーされた。 日本語歌詞の作者は不明。 [7] また、日本ではNHK紅白歌合戦のオープニングテーマ(歌手入場曲)として番組開始から1981年、1985年から1987年、1989年、1996年から1997年の放送において使用されていた。

なおドイツでの乾杯の歌としては、「Gaudeamus igitur」で始まるヨーロッパの学生歌「ガウデアムス」、「Ein Prosit, ein Prosit der Gemütlichkeit」で始まるオクトーバーフェストに関連して知られている「乾杯の歌 (オクトーバーフェスト)」(Ein Prosit der Gemütlichkeit)などがある。 [8]

日本語版歌手編集

映画編集

1947年の『Let's Sing a College Song (未公開)』の中に男女ともに酒場でこの曲を高らかに歌い上げるシーンがある。

脚注編集