五所川原広域農道
五所川原広域農道(ごしょがわらこういきのうどう)は、青森県南津軽郡藤崎町から北津軽郡板柳町、五所川原市を経て、北津軽郡中泊町に至る広域農道である。通称:こめ米ロード(こめまいロード)、米マイロード。なお、中泊町内の延長8,979 mは、通称は同じ「こめ米ロード」だが、正式には「中里広域農道」である[2]。
広域農道 | |
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五所川原広域農道 | |
こめ米ロード | |
路線延長 | 27.264 km[1] |
開通年 | 1993年(平成5年)9月10日[1] |
起点 | 青森県南津軽郡藤崎町 |
終点 | 青森県北津軽郡中泊町(旧中里町) |
接続する 主な道路 (記法) |
#交差する道路を参照 |
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概要
編集県営五所川原地区広域営農団地農道整備事業で整備された農道(広域農道)で[3][注 1]、1974年(昭和49年)着工[4]、1993年(平成5年)9月10日開通[1]、1996年度(平成8年度)に竣工した[3]。通称の「こめ米(まい)ロード」は「農村地域の夢と希望をこめた農道、稲作(米)地帯を貫く農道、農村地域に密着したわたし(マイ)の農道という3つの意味合い」から名付けられている[4]。総延長は27.264 km[1]。こめ米ロード全体では約37 km[5][6]。
並行する国道339号に比べて直線区間が長く信号が少ないため、国道339号のバイパスの役目を果たしている。なお、藤崎町から板柳町の区間は青森県道196号五林平藤崎線(一部区間は青森県道38号五所川原黒石線とも)、五所川原市内の一部区間は青森県道156号福山五所川原線と重複する。
路線データ
編集地理
編集交差する道路
編集- 国道7号(藤崎町)
- 青森県道196号五林平藤崎線
- 青森県道38号五所川原黒石線
- 青森県道35号五所川原岩木線(板柳町)
- 国道101号(五所川原市福山)
- 津軽自動車道五所川原東IC(間接接続)
- 青森県道156号福山五所川原線
- 津軽自動車道五所川原IC(間接接続)
- 青森県道26号青森五所川原線
- 国道339号(五所川原市毘沙門)
- 国道339号五所川原北バイパス
- 青森県道2号屏風山内真部線(五所川原市金木)
- 青森県道2号屏風山内真部線(バイパス)
- 青森県道183号富野大沢内停車場線
- 青森県道197号神原中里線
- 青森県道43号五所川原車力線(津軽令和大橋)
- 青森県道189号富萢薄市線
- 国道339号(中泊町今泉)
沿線にある主な施設
編集- 板柳町立板柳東小学校
- ごしょつがる農業協同組合本店
- 五所川原市立松島小学校
- スーパーストア 金木タウンセンター店
- 青森県立中里高等学校(2022年3月31日閉校)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h 「広域農道「コメ・米・ロード」全線開通」『広報かなぎ』NO.330、金木町企画室、1993年10月、9頁。
- ^ 中里広域農道(通称:こめ米(まい)ロード)、青森県中泊町
- ^ a b c 西北の農業農村整備 2023, p. 7.
- ^ a b c 鈴木保文、成田聡「津軽の地吹雪と広域農道こめ・米(マイ)・ロードの防雪柵」『農業土木学会誌』第64巻第5号、社団法人農業農村工学会、1996年5月1日、433-438頁、doi:10.11408/jjsidre1965.64.5_433。
- ^ “日本で唯一の「階段国道」!階段が国道に指定されたワケとは?”. CBC MAGAZINE「道との遭遇」. CBCテレビ (2022年11月7日). 2024年8月19日閲覧。
- ^ 「夢と希望の広域農道「こめ・米ロード」完成」『広報ごしょがわら』No.792、五所川原市役所、1993年10月1日、5頁。
参考資料
編集- 『令和5年度 西北の農業農村整備』青森県 西北地域県民局地域農林水産部、2023年 。