京包線
中国の鉄道路線
京包線(けいほうせん)は、中華人民共和国の国鉄鉄道路線。北京市と内モンゴル自治区包頭市を連絡する。全長は842kmで、中国人によって建設された最初の本格的な鉄道路線でもある。
京包線 | |
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2022年の京包線 | |
基本情報 | |
起点 | 北京北駅 |
終点 | 包頭駅 |
開業 | 1909年 |
運営者 | 中国鉄路総公司 |
路線諸元 | |
路線距離 | 842 km |
軌間 | 1,435 mm |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 交流25kV (沙城-大同間) |
京包線 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 京包鐵路 |
簡体字: | 京包铁路 |
拼音: | Jīngbāo Tiělù |
発音: | ジンバオ ティエルー |
英文: | Jingbao Railway |
概要
編集清国政府は北京から張家口に至る京張鉄道を計画するも、戦略的に重要な路線だった為、イギリス、ロシアが鉄道敷設権を希望、清国による建設に反対したが、自国の鉄道技師による予備測量後、北京北郊の山岳地帯での敷設が困難と判断、そそくさと退散してしまった。この為自国資本での建設を決定、詹天佑が主任設計士に就任し建設が開始された。詹天佑は3本の予定経路の内、一番低予算で建設可能な経路を選択した(計画放棄された物の内の一つは後に豊沙線として開業する)。1905年(光緒31年)工事開始、4年後の1909年(宣統元年)8月11日に張家口 - 豊台が完成、10月2日に開業した。施工期間が計画より2年短縮できた為、建設費を35万両(テール)節約できたという。
北京から北西方向への重要路線であったが、建設費低減を重視して建設された為燕山山脈附近にある33.7‰の急勾配や青龍橋駅のスイッチバックが隘路となり、マレー式機関車を投入するなどしたが根本的な解決にはならず、1952年から前述の豊沙線が建設され、沙城 - 豊台は裏街道的な存在となってしまった。また、青龍橋の次駅である八達嶺は八達嶺長城の最寄り駅となっている。
歴史
編集接続路線
編集主要駅一覧
編集関連項目
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