佐藤早也伽

日本の女性長距離走選手 (1994-)

佐藤 早也伽(さとう さやか、1994年5月27日 - )は、日本陸上競技選手。専門は長距離走

佐藤 早也伽
Sayaka SATO
Portal:陸上競技
第106回 日本陸上競技選手権大会
10000m決勝
(5月7日 国立競技場)
選手情報
ラテン文字 Sayaka SATO
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 積水化学
大学 東洋大
生年月日 (1994-05-27) 1994年5月27日(30歳)
出身地 宮城県
3000m 8分52秒43
5000m 15分08秒72
10000m 31分30秒19
ハーフマラソン 1時間9分03秒
マラソン 2時間22分13秒
獲得メダル
陸上競技
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経歴

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宮城県大崎市立鹿島台中学校、常盤木学園高等学校[1]東洋大学卒業。2017年積水化学入社、女子陸上競技部に所属[2]

長距離ランナーとして高校、大学で活躍。大学を卒業後、実業団・セキスイフェアリーズで活動。実業団で力をつけ国内トップクラスの長距離ランナーに成長。特に、2019年には日本選手権5000m5位、全日本実業団陸上10000m2位(日本人最高)、全日本実業団ハーフマラソン優勝と急成長した。

2020年3月、名古屋ウィメンズマラソンで初めてのマラソン挑戦。2時間23分27秒で5位(初マラソン女子日本歴代6位)に入り、新人賞を獲得。

同年12月に行われた日本選手権10000mでは31分30秒19で3位、自己ベストを30秒近く更新し、東京五輪参加標準記録31分25秒00にも迫った。

2021年9月26日、全日本実業団対抗陸上競技選手権大会女子5000m3組において14分台で走った4位(日本人1位)萩谷楓(エディオン、日本歴代4位になる14分59秒36を記録)に次ぐ7位(日本人2位)15分08秒72を記録した。これは志水見千子の記録(15分09秒05)を抜いて日本歴代11位になる(2021年11月現在)。その他、同レース結果は1位は14分57秒55のジェプングティチ・ジュディ(資生堂)、2位はムワンギ・レベッカ(ダイソー)、3位はカリウキ・ナオミ・ムソニ(ユニバーサル)、8位は15分15秒70の木村友香(資生堂)だった[3]

今後、マラソンなど長距離種目で世界大会への出場が期待される。

2024年3月18日、同月16日の結婚式の写真を添えて結婚を報告。入籍から2年以上経っていると明かした[4][5]

主な記録

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大会 種目 順位 備考
2011年 全国女子駅伝 5区 区間26位 宮城県32位[6]
2012年 全国女子駅伝 4区 区間16位 宮城県26位[7]
2013年 全国女子駅伝 2区 区間24位 宮城県39位[8]
日本学生個人 5000m 5位[9]
日本インカレ 5000m 19位[10]
全日本大学女子駅伝 1区 区間17位 東洋大学18位[11]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 6区 区間5位 東日本選抜14位[12]
2014年 全国女子駅伝 1区 区間20位 宮城県38位[13]
日本学生個人 5000m 6位[14]
日本インカレ 5000m 8位[15]
全日本大学女子駅伝 1区 区間20位 東洋大学19位[16]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 4区 区間18位 東洋大学15位[17]
2015年 全国女子駅伝 1区 区間44位 宮城県36位[18]
日本インカレ 5000m 14位[19]
全日本大学女子駅伝 5区 区間11位 東洋大学16位[20]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 4区 区間20位 東洋大学18位[21]
2016年 全国女子駅伝 1区 区間22位 宮城県26位[22]
日本インカレ 5000m 23位[23]
全日本大学女子駅伝 5区 区間8位 東洋大学8位[24]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 5区 区間8位 東洋大学10位[25]
2017年 全国女子駅伝 9区 区間31位 宮城県25位[26]
全日本実業団陸上 5000m 13位[27]
実業団女子駅伝 2区 区間7位 積水化学10位[28]
2018年 全国女子駅伝 9区 区間10位 宮城県15位[29]
実業団女子駅伝 1区 区間6位 積水化学10位[30]
2019年 全国女子駅伝 9区 区間7位 宮城県16位[31]
第103回日本選手権・福岡 5000m 5位[32]
実業団ハーフマラソン ハーフマラソン 優勝[33]
全日本実業団陸上 5000m 8位[34]
全日本実業団陸上 10000m 2位 日本人1位
実業団女子駅伝 3区 区間3位 積水化学10位[35]
2020年 全国女子駅伝 9区 区間6位 宮城県2位[36]
名古屋ウィメンズマラソン マラソン 5位 日本人3位[37]
実業団女子駅伝 1区 区間3位 積水化学2位[38]
第104回日本選手権・長居 10000m 3位[39]
2021年 第105回日本選手権・長居 5000m 8位[40]
実業団女子駅伝 3区 区間2位 積水化学優勝[41]
2022年 実業団女子駅伝 1区 区間9位 積水化学2位[42]
2023年 実業団女子駅伝 3区 区間2位 積水化学優勝[43]

脚注

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  1. ^ 常盤木学園高等学校 |クイーンズ駅伝 佐藤早也伽選手(本校卒業生)大活躍!”. 常盤木学園高等学校. 2024年3月21日閲覧。
  2. ^ はじめまして part2|企業情報|積水化学”. 女子陸上競技部|企業情報|積水化学. 2024年3月21日閲覧。
  3. ^ 第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 jaaf
  4. ^ 世界陸上マラソン代表の佐藤早也伽が結婚式を報告 純白のドレスでケーキカット「幸せです」”. 月刊陸上競技. 2024年3月20日閲覧。
  5. ^ 23年世陸マラソン代表の佐藤早也伽、結婚報告「入籍から2年以上経って」挙式 ウェディングドレス姿を披露”. スポーツ報知 (2024年3月18日). 2024年3月21日閲覧。
  6. ^ 12全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  7. ^ 12全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  8. ^ 13全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  9. ^ 13学生個人”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  10. ^ 13日本IC”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  11. ^ 13杜の都駅伝”. iuau. 2020年2月16日閲覧。
  12. ^ 13富士山駅伝”. fujisan. 2020年2月9日閲覧。
  13. ^ 14全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  14. ^ 14学生個人”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  15. ^ 14日本IC”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  16. ^ 14杜の都駅伝”. iuau. 2020年2月16日閲覧。
  17. ^ 14富士山駅伝”. fujisan. 2020年2月9日閲覧。
  18. ^ 15全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  19. ^ 15日本IC”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  20. ^ 15杜の都駅伝”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  21. ^ 15富士山駅伝”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  22. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  23. ^ 16日本IC”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  24. ^ 16杜の都駅伝”. iuau. 2020年2月16日閲覧。
  25. ^ 16富士山駅伝”. fujisan. 2020年2月16日閲覧。
  26. ^ 17全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  27. ^ 17全日本実業団”. jita. 2020年2月23日閲覧。
  28. ^ 17クィーンズ駅伝”. jita. 2020年2月16日閲覧。
  29. ^ 18全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  30. ^ 19クィーンズ駅伝”. jita. 2020年2月16日閲覧。
  31. ^ 19全国女子駅伝”. jaaf. 2020年2月23日閲覧。
  32. ^ 19日本選手権f5000”. iaaf. 2020年2月23日閲覧。
  33. ^ 19実業団ハーフ”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  34. ^ 19全日本実業団”. jita. 2020年2月23日閲覧。
  35. ^ 19クィーンズ駅伝”. jita. 2020年2月23日閲覧。
  36. ^ 20全国女子駅伝”. iaaf. 2020年2月23日閲覧。
  37. ^ 21名古屋ウィメンズマラソン”. jaaf. 2020年3月8日閲覧。
  38. ^ 20クィーンズ駅伝”. jita. 2020年11月22日閲覧。
  39. ^ リザルト”. iaaf. 2020年12月4日閲覧。
  40. ^ リザルト”. jaaf. 2021年6月27日閲覧。
  41. ^ 21クイーンズ駅伝”. jita. 2021年11月28日閲覧。
  42. ^ 22クイーンズ駅伝”. jita. 2022年11月27日閲覧。
  43. ^ 23クイーンズ駅伝”. jita. 2023年11月26日閲覧。

外部リンク

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