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何者』(なにもの)は、江戸川乱歩の著した100ページほどの中編本格推理小説昭和4年(1929年)、『時事新報』に掲載された。

明智探偵が活躍する、いわゆる明智小五郎ものの一つである。

目次

主要登場人物編集

私(松村 某(まつむら なにがし))
主人公。本作の語り部。
甲田 伸太郎(こうだ しんたろう)
「私」の友人。事件の第一発見者。
結城 弘一(ゆうき ひろかず)
被害者。「私」の友人。探偵趣味がある。
結城 志摩子(ゆうき しまこ)
結城弘一の従妹にして許嫁。
常さん(つねさん)
結城家の下男。事件時に奇妙な行動を取る。
波多野警部(はたの)
事件を担当している敏腕警部。
赤井さん(あかい)
結城家に逗留している謎の客。探偵趣味がある。

あらすじ編集

「私」は、友人・甲田伸太郎と、2人の友人である結城弘一の鎌倉の家で学生生活最後の夏休みを満喫していた。ある日の夜、弘一が父親の書斎で狙撃され足に重傷を負った。どうやら強盗が書斎の窓から侵入して物色しているところに弘一が入り、彼が足を撃たれた直後に甲田が書斎前を通りかかって殺人には至らなかった。だがピストル強盗は、机の現金よりも価値のない金色に光るものばかり盗んでいった。弘一は持ち前の探偵趣味を生かし、入院先のベッドで「私」や波多野警部などから巧みに情報を得ながら、事件を解決へと導いていく。その推理は何処にも瑕疵のないものと思われたのだが、謎の男・赤井さんによってその推理は覆されるのだった…。

テレビドラマ編集

『シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅱ 妖しい愛の物語 何者 』

2016年12月放送、NHK BSプレミアム)

キャスト:

収録作品編集